ホンダ新型SUV「ブリーズPHEV」世界初公開! 聞き慣れない「ブリーズ」を上海でお披露目
ホンダは中国で新型SUVとなる「ブリーズPHEV」を世界初公開しました。日本では馴染みの無いブリーズとはどのようなモデルなのでしょうか。
ホンダ新型SUV「ブリーズPHEV」って何?
2021年4月19日、ホンダの現地法人となる広汽ホンダは同ブランド初となる新型「ブリーズPHEV」を上海モーターショー2021で世界初公開しました。
日本では馴染みの無いブリーズとは、どのようなモデルなのでしょうか。
現在、ホンダが日本で展開するSUVラインナップは「ヴェゼル」と「CR-V」の2モデルですが、グローバル市場ではその国や地域に合わせたSUVが販売されています。
また、中国においては、前述の広汽ホンダと東風ホンダがそれぞれのブランドで姉妹車を展開しており、日本における「フィット」は広汽ホンダが中国仕様のフィット、東風ホンダが車名を変更した「ライフ」として販売しています。
今回のブリーズはCR-Vの姉妹車に位置づけられ、東風ホンダでは日本と同じCR-V(中国仕様)として展開。
2020年9月に開催された北京モーターショー2020では、プラグインハイブリッド車となる「CR-V SPORT HYBRID e +」が公開されており、今回のブリーズPHEVはそれの広汽ホンダ版といえます。
ブリーズPHEVは、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」(日本名:e:HEV)をベースに、大容量走行バッテリーを搭載して外部充電を可能としたモデルです。
EVのような運転フィーリングやモーターを主体としたトルクフルな走りを日常走行のほぼ全領域で実現。
長距離走行においても電欠の不安がない、EVとハイブリッド車の強みを融合したプラグインハイブリッドとなり、2021年の夏に中国での発売を予定しています。
では、ベースとなったブリーズにはどのような特徴があるのでしょうか。
ブリーズのボディサイズは全長4634mm×全幅1855mm×全高1689mmとなりCR-Vと同等ですが、フロントデザインは異なっています。
フロントデザインの特徴として、フロントグリルからメッキ加飾が繋がったようなヘッドライトのデザインです。
パワートレインは、1.5リッターターボエンジンと、2リッターエンジン+モーターのi-MMDデュアルモーターハイブリッドシステムを搭載。ターボ仕様にはCVT以外に6速MTが設定されており、CR-Vには6速MTは設定されていません。
ブリーズについて、ホンダは次のように説明しています。
「2019年に新規で市場へ投入されたモデルで、新型コロナウイルスの感染拡大による一時的な影響は当然受けたものの、それでも月販1万台を超える売れ筋モデルです」
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中国では、CR-Vとブリーズという2モデルが異なるブランドからガソリン車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車という形で展開されています。
また、初代ヴェゼルをベースとしたと見られる専用電気自動車も複数モデル販売されるなど、中国市場における多様なニーズに対する戦略を展開しているようです。
ベゼルなんかより、全然良い。
かっこいいですね。
ライトとバンパーの位置が絶妙だと思います。
バンパーが前に出てライトが後方位置にあると全面が尖った印象になり、あまり好みではありません。
これから出るホンダ車はブリーズの様なフロントを意識してくれないかなぁ。
今更CR-Vは値下げできないだろうから廃止して、これをそのポジションに入れ替えた方が良い。値段も280万円スタートくらいならCR-Vの10倍くらい売れると思う。そのくらいカッコイイし、ヴェゼルより明らかに車格が高いのが感じられる。