BMWは2021年2月5日、MINIの3ドアおよび5ドアモデルをベースに、ピカデリー専用品を装備した限定車「MINI ピカデリー・エディション」の販売を開始した。

　1986年の英国の地で産声を上げた「クラシックMiniピカデリー」。ロンドンの由緒あるストリートの名を冠するそのクルマは、世界中で絶大なる人気を博したモデルである。そんな往年の名車が35年の時を経て、再び走り出すこととなった。

　MINIピカデリー・エディションの主な専用として、ボディサイドの知性を感じるストライプや、色あせない「Piccadilly」のレタリング、そして左右フェンダーに取り付けられたユニオン・ジャックなど、センス良く散りばめられている。

　また、ピカデリー専用品以外にも、LEDヘッドライトやPepperパッケージ、リア・ビュー・カメラなど、人気の高い装備品が多く装備されると共に、3年プランのメンテナンス・サービス・パッケージ「MINI TLC.ライト・パック」を標準付帯。装備やサービスが充実した1台だ。

　ボディ・カラーは、以下の4色が設定される。

・ペッパー・ホワイト・ソリッド（ブラック・ルーフ＆ミラー・キャップ）
・チリ・レッド・ソリッド（ホワイト・ルーフ＆ミラー・キャップ）
・スターライト・ブルー・メタリック（ホワイト・ルーフ＆ミラー・キャップ）
・ムーンウォーク・グレー・メタリック（ブラック・ルーフ＆ミラー・キャップ）

　価格（消費税込)は、MINIクーパー 3ドア ピカデリー エディションが369万円、MINIクーパーD 3ドア ピカデリー エディションが382万円、MINIクーパー 5ドア ピカデリー エディションが386万円、MINIクーパーD 5ドア ピカデリー エディションが399万円となる。

　なお、同限定車は2021年2月末までの期間限定で生産され、納車は2021年2月中旬以降が予定されている。

●MINIピカデリー エディションの主な装備品

・ピカデリー専用ボンネット・ピン・ストライプ
・ピカデリー専用サイド・ストライプ
・ピカデリーレタリング・リア・サイド
・ピカデリーレタリング・リア
・スモール・サイド・スカットル（ブラックジャックまたはユニオンジャック）
・ピアノ・ブラック・インテリア・サーフェス（ピカデリーデカール付）
・レザレット・シートカーボン・ブラック
・スポーツ・シート（フロント／左右）
・シート・ヒーター（フロント／左右）
・LEDヘッドライト
・LEDリア・コンビ・ランプ（ユニオン・ジャック・デザイン）
・Pepperパッケージ
・リアPDC（パーキング・ディスタンス・コントロール）
・リア・ビュー・カメラ
・MINI TLC.ライト・パック（3年プラン）