なぜ「後付ナビNG」も登場? 普及進むクルマのスマホ連携 ナビアプリ使用のメリットとは

最近のクルマによく搭載されるスマートフォンとの連携機能には、いったいどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

スマートフォン連携でいつでも最新の地図を利用可能!

 最近の新型車を見ると、スマートフォンとの連携機能が強化されているクルマが増加してきています。なかには、スマートフォンとの連携ができる「ディスプレイオーディオ」の全車標準化を推し進めるメーカーも出てきていますが、いったいどのような状況なのでしょうか。

トヨタ「RAV4」のディスプレイオーディオ
トヨタ「RAV4」のディスプレイオーディオ

 スマートフォンとの連携機能を活用するメリットとしては、車内のディスプレイを通じてスマートフォンのコンテンツを安全に使用できることが挙げられます。

 スマートフォンには、カーナビの代わりとなるナビアプリのほか、カーオーディオの代わりとなる音楽アプリもインストールされています。

 そのため、アプリの情報を車内のディスプレイに最適化して表示させることで、スマートフォンが従来のカーナビの代わりとなるのです。

 ほかにも、ナビアプリを利用するので地図更新が自動でおこなわれることもメリットとして挙げられますが、一方従来のカーナビほどの測位精度は期待できないなどのデメリットもあります。

 現在、スマートフォン連携を実現する機器としては、スマートフォン連携を持つカーナビと、スマートフォン連携機能のみを備えるディスプレイオーディオがありますが、トヨタは2019年9月発売の12代目「カローラ」シリーズからディスプレイオーディオの全車標準化を進めています。

 そのため後付けの社外ナビが装着不可な事例もあり、アルパインのように「トヨタ純正ディスプレイオーディオ付きの車両に、弊社カーナビは取り付けできません」(2020年1月現在)と説明するカーナビメーカーも存在します。

 今後登場する新型車を見ると、2021年2月18日に世界初公開を予定している新型「ヴェゼル」もスマホ連携が強化されると見られており、今後ますます定番装備化するとみられます。

 それではここでクイズです。

 スマートフォン連携機能のなかで、iPhoneの機能を車載ディスプレイ上で操作することができる、アップルの規格を何と呼ぶでしょうか。

【1】CarPlay

【2】CarTouch

【3】iCarConnect

【4】iCarTune

※ ※ ※

 正解は【1】の「CarPlay」です。

 日本のスマートフォン市場で高い人気を誇るiPhoneですが、アップルが開発したiPhone5以降のiPhoneで使用できる連携機能がCarPlayになります。アップルによると、CarPlayが利用可能な車種は世界で600以上です。

 なお、搭載されるほかの規格としてはAndroid Autoやスマートデバイスリンクがあります。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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Writer: くるまのニュース編集部

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