CM曲は坂本龍一の「Before Long」! プジョー 新型「3008」登場
インテリアは、カラー&デザインを刷新
インテリアには、クルマにおけるUI(ユーザーインターフェイス)/UX(ユーザーエクスペリエンス)の革新、「プジョー i-Cockpit」を引き続き採用。登場以来500万人以上のドライバーから支持を得ているi-Cockpitは、小径ステアリングホイールを使うことで実現する、ステアリングの上からメーターを確認することによる視線移動距離の減少、肘が下がり脇を締めたコンパクトなドライビングポジションによるステアリング操作の少ない動線など、優れた資質を持つ運転支援システムだ。
新型3008に採用されたi-Cockpitは、以下の3つの機能から成り立っている。
●視覚ゾーン:すべての情報を見やすく、ドライバーの視界のなかに配置。ステアリングホイールより上のゾーンは視覚を司っており、ステアリングホイール奥のデジタルヘッドアップインストルメントパネルには、コントラストをさらに高めた12インチ大型ディスプレイを採用。「ブラックノーマル」のハイコントラスト液晶を採用したことでさらに鮮やかになり、視認性が高められた。
●操作ゾーン:ステアリングホイールの横から下のエリアは、物理的なスイッチを配して実際に手で操作するゾーンとなる。センターディスプレイ下の7つのピアノ状のトグルスイッチは各主要機能のショートカットとなっており、ハザードランプ、ドアロック、前後デフロスターなど、使用頻度の高い機能にすばやくアクセス可能となっている。
EAT8のギアボックス・コントロールはいわゆるドライブ・バイ・ワイヤで、簡単かつ直感的な操作が可能。また、必要に応じてドライバーがすぐにシフト操作ができるようにステアリングホイールにはパドルが備わっている。小径ステアリングによって身体的動線の削減や、肘を下げることでの疲労度の減少が見込める仕様だ。
●ボディゾーン:乗員を包み込むようなコックピットの感覚を与える意匠により、パーソナル感、安心感を演出。新デザインとなったシートはいずれも体幹と腰をしっかりと支え、快適なドライブを文字通りサポートしてくれる。
シートの刷新は、新型3008のインテリアのハイライトのひとつで、フランス車に期待されるあたりの柔らかさ、疲労の少なさ、快適性をさらに高めるべく細心の注意が払われており、視覚的にはよりモダンに、体感的にはさらに快適になっている。
GT HYBRID4には、アルカンターラ&テップレザーのライトグレー基調のシート、GT(ディーゼルおよびガソリン)にはアルカンターラ&テップレザーのダークグレー基調の表皮を使用。それらにはフロントシートヒーターや運転席メモリー付きパワーシート、マルチポイントランバーサポートが搭載され、Allure BlueHDiおよびAllureには、ファブリック&テップレザーのダークグレー基調のものが採用された。
また、GT HYBRID4およびGTに設定されるレザーパッケージオプションでは人気のナッパレザーシートを継続し、あたらしくウッドパネルにオープンポア(木材の持つ自然な導管の質感を生かした仕上げ)のダークライムウッド(アオイ科の樹木で日本ではシナノキに近似)が設定されている。
さらに新型3008には、プジョーのフラッグシップモデル「508」と同等レベルの最新世代ADAS(先進運転支援システム)を装備。アクティブセーフティブレーキなどの基本機能は、全グレードに標準搭載されており、オプション等で追加する必要がないことも特筆すべきポイントだ。
なお、新型3008では、2リッターBlueHDiクリーンターボディーゼル、1.6リッターPureTechガソリンターボエンジン、そして新たに登場したプジョー初となるPHEV(プラグインハイブリッド=ガソリンエンジン+電気モーター+外部充電可能なバッテリー搭載)の4WDモデルという3つのパワートレインがラインナップされることになる。
ボディカラーは、ヴァーティゴ・ブルー、パール・ホワイト、プラチナ・グレー、セレベス・ブルー、ペルラネラ・ブラックの全5色。車両価格(消費税込)は、3008 Allureが397万6000円、3008 Allure BlueHDiが432万円、3008 GTが439万2000円、3008 GT BlueHDiが473万6000円、3008 GT HYBRID4が565万円となっている。
また、新型3008のCMには、坂本龍一氏の「Before Long」を起用。これはモダンに進化した新型3008と、坂本龍一氏の楽曲がもつ洗練されたイメージの共鳴を意図したものである。同車のコンセプト「未来を美しく走破する」にもっとも相応しい楽曲として、坂本氏自身が選曲したという。
坂本氏は選曲理由を次のように述べている「クルマの上品で美しい曲線に曲調が合うのではと思い選びました。速くはない、それほど軽快でもない、でもいいかたちでテンポが進んでいく曲なので、映像にも合うと考えました」。
映画のように壮大な映像をBefore Longが見事に引き立てるコラボレーションCMの放映期間は、2021年2月8日から2月22日となっている。
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