人気車は中古も狙い目? トヨタ「ヴォクシー」は2016年式以降をオススメする理由
2020年の登録車販売台数ランキングで10位にランクインしたトヨタ「ヴォクシー」。発売から7年目を迎えながら現在も高い人気を誇ります。今回は、ヴォクシーの中古車事情を紹介します。
高級感を追求したトヨタ「ヴォクシー」ってどんなクルマ?
トヨタ「ヴォクシー」は、同社の5ナンバーミニバン「ノア」や「エスクァイア」の兄弟車です。
現行モデルは2014年に登場し、人気モデルというだけあって、中古車市場での流通量が豊富なので、希望に合った個体が探しやすいといえます。
今回は、人気ミニバンとなるヴォクシーの中古車事情を紹介します。
ファミリー層向けの印象が強いミニバンですが、ヴォクシーは上下二段構成のフロントグリルで「毒気”のあるカッコよさ」を追求したデザインとなっており、実用性だけでなくクールなミニバンが欲しい、というユーザーにぴったりの1台です。
基本となるパッケージは、Fun(快適性)、Utility(使用性)、Nenpi(燃費)を高次元で融合する「Spacious FUN Box」をキーワードに開発されました。
日本自動車販売協会連合会が発表した登録車販売台数ランキングによると、ヴォクシーは2020年に6万9517台を販売。10位にランクインする人気車種です。
ヴォクシーのデビュー当初は、全幅1695mmの5ナンバーサイズのグレードも存在しましたが、現在は全長4710mm×全幅1735mm×全高1825mmの全車3ナンバーサイズとなっています。
とはいえ、基本は5ナンバーサイズのボディにエアロパーツなどの装着で幅が広がっている程度なので、街中などでの取り回しはさほど苦労しないといえるでしょう。
エクステリアでは「ヴェルファイア」のようなヘッドライトから続く上下二段構成の大胆なフロントグリルが特徴です。
家族のためにミニバンは欲しいけれど、カッコよさは忘れたくないというお父さんたちをターゲットにしているといえます。
乗車定員は、2列目がキャプテンシート仕様の7人乗りとベンチシート仕様の8人乗りを設定。キャプテンシート仕様の2列目シートは、3列目を跳ね上げて格納すれば810mmものロングスライドが可能と、後席に乗る人のホスピタリティも抜群です。
インテリアの基本造形はノアと共通ですが、カラーを黒基調とすることでクールな印象に仕上がっています。
さらにインストルメントパネルの一部とシートのセンター部分、ドア内張りを「ブラッドオレンジ」という華やかなカラーにした仕様もオプションで用意され、「個性のあるミニバンに乗りたい」という人にはおすすめのオプションです。
パワートレインは2リッターガソリン車と、1.8リッターハイブリッド車の2種類となり、4WDはガソリン車にのみ設定されています。
燃費性能は、WLTCモードでガソリン車の2WDが13.2km/L、4WDは12.2km/L、ハイブリッド車が19.0km/Lです。
安全装備としては、「Toyota Safety Sense」が全車標準装備。単眼カメラとレーザーレーダーを併用するタイプで、車両や歩行者を検知し、衝突回避をサポートする「プリクラッシュセーフティ」も装備されているので安全、安心な走行をサポートしてくれます。
グレード構成は、ガソリン車「ZS」とハイブリッド車「HYBRYD ZS」の2種類のみで、価格は281万3800円から334万7300円となっています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。