まるでランボ「ウルス」のクーペ版! ABTがつくった「RS5クーペ」とは?
アウディのスポーツクーペ「RS5クーペ」をVW&アウディ・チューナーであるABTが手がけた。カラーリングやインテリアのステッチなど、どことなくランボルギーニの雰囲気がしないでもないABT版RS5クーペを紹介しよう。
チューナーの意地が詰まった「RS5クーペ」
VW&アウディ・チューナーとして、世界的にその名を知られるABTスポーツラインから、アウディのスポーツクーペ「RS5クーペ」をベースとしたニューモデルが誕生した。
RS5クーペといえば、アウディ・スポーツがモータースポーツで鍛え上げた走りを、オンロードで実現するといってもよいほどのハードコアモデルだ。

ABTスポーツラインにとっても、RS5クーペは自社の持つ技術力の高さを広くアピールするために、とりわけ重要な意味を持つモデルだ。
これまでDTMを始め、ドイツのモータースポーツにおけるトップカテゴリーで活躍してきたABT。その実力をこのRS5クーペによって、より幅広いカスタマーに伝えようというのがその目的だ。
ソノマグリーンメタリックで仕上げられたボディは、レーシングゴールドマットの21インチ径「ABTスポーツGRアルミホイール」とは対照的なカラーリングで、そのリムが持つ幾何学的なデザインも特徴的なものとなっている。これだけでもアウディのカスタマーには十分に満足できるアイテムといえるのではないだろうか。
ボディにフィットされるエアロパッケージは、コンパクトなデザインでありながら、十分なダウンフォースと放熱効果を生み出すように設計されている。
フロントバンパー下のリップスポイラーやフロントフェンダー後方のエアアウトレット、リアではトランクリッド後端のエアスポイラーがわずかに大型化されていることが分かる。
ほかにはリアに備わるABTのエンブレム、そしてフロントフェンダーのフェンダーバッジなどが、アクセサリーとして装着されているが、以上すべてのボディパッケージはカーボン製と軽量化をも意識しているものだ。
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