「急」のつく動作は禁止! 雪に備えた運転の注意点をJAFが呼びかけ

雪道・アイスバーンでの運転の注意点とは

 雪道は、予想以上に路面が滑るという意識を持って運転することが大切です。急な車線変更や急ブレーキ、急アクセルなど、「急」のつく運転は避け、慎重な運転を心がけることが大切です。

JAFのロードサービス救援要請のイメージ
JAFのロードサービス救援要請のイメージ

 そのためJAFは、大雪によるトラブルを防ぐために、以下の注意点を公開しています。

●雪道での運転の注意点

・雪道をノーマルタイヤで走行することは極めて危険なので、スタッドレスタイヤやチェーンを必ず装着する。
・スリップによるトラブルの危険性があるため、急な車線変更、急ブレーキは厳禁。
・先行車との車間距離を多めにとる。
・発進時はアクセルをじわりと踏み込み、ゆっくり発進する。

●アイスバーンでの運転の注意点

・風通しのよい橋の上や陸橋、トンネル出入口付近がもっとも危険。
・アイスバーンは雪道以上に滑るので要注意。
・濡れた路面に見えても、実は路面の色が見えている凍結氷盤「ブラックアイスバーン」の可能性もあるため、注意が必要。
・道路脇の道路との境の矢印や反射板のポールを見当に走行する。

●雪道でスタックした場合

・タイヤがスリップしたり新雪にはまった場合は、ゆっくりとクルマを前後に動かしてタイヤ周辺の雪を踏み固めるようにする。
・道路脇に砂箱があれば、駆動輪の外周にこの砂を振りかける。

●豪雪で身動きが取れなくなった場合

・地吹雪などホワイトアウトの状況ではハザードランプを点灯して停車。
・マフラーの排気口が雪でふさがれると一酸化炭素中毒の危険がともなう。
・救援を待つ間に、排気ガスの逃げ道だけでも除雪をおこなう。

※ ※ ※

 新潟県では突然の豪雪により、多くのクルマが約30時間以上も立ち往生せざるを得なくなるトラブルも記憶に新しく、2020年は急な寒さにより、どんな天候不良に見舞われるか予想がつきません。

 そういった突然の事態に対応するためにも、雪があまり降らない地域では、雪道を運転する必要が生じた際には「レンタカーを使う」という方法もあります。

 レンタカーは、冬季にはスタッドレスタイヤに履き替えている場合が多いので、車両を借りたらそのまま雪道を走れるだけでなく、雪国で必須のウォッシャー液は必ず補充されているので、安心です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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