スマホで解錠施錠OK! VWが常時オンライン接続導入 まず「Tクロス」「Tロック」から
新たなサービス「We Connect」スマホでクルマの解錠/施錠が可能に
今回、TクロスとTロックに初採用された新世代インフォテイメントシステムは、VW車として初めて常時コネクテッド(オンライン接続)となるもので、eSIM内蔵の通信モジュールを搭載している。
インフォテイメントシステムのラインナップには、8インチ液晶を搭載したディスプレイオーディオ「レディ2ディスカバー」、8インチ仕様のナビシステム「ディスカバーメディア」、9.2インチモニターを搭載したナビシステム「ディスカバープロ」の3種類が用意されるが、今回TクロスとTロックに搭載されたのは、8インチナビのディスカバーメディアとなる。
この新生代インフォテイメントシステムに合わせ、新たにオンラインサービス「We Connect(ウィーコネクト)」の提供がはじまった。
ウィーコネクトは、渋滞情報などの各種ナビ関連のオンライン情報に加え、新たに車両のドアやトランクの解錠/施錠をスマートフォンの専用アプリ上で操作できる「ドア ロック&アンロック」、車両が故障した際にはロードサイドアシスタンスのコールセンターに位置情報など車両情報を自動通知し、オペレーターと通話できる「ブレークダウンコール」、さらに定期点検や警告灯情報を販売店に自動通知し、販売店への入庫のアレンジができる「サービススケジューリング」など、さまざまな機能を備えている。
またオンラインにて地図の更新が可能となり、充実したサービスを利用できる。
10年間無償のオンラインサービスである点もウィーコネクトの特徴だ。専用アプリから関連するすべての車両データを見ることができ、車両のドアロックの状態やライトの消し忘れ状況を確認もできる。その上ドライバーの運転を分析し、平均燃費などの情報を提供したり、GPS機能により自車の駐車位置を地図上に表示することも可能だ。
さらに3年間無償の「ウィーコネクトプラス」は、自車の走行エリア範囲を設定すれば、それを逸脱した場合アプリからのお知らせが届く「エリアアラート」、自車の最高速度を設定すれば、それ以上のスピードで走行した際にお知らせが届く「スピードアラート」、盗難防止システムが装備された車両であれば、盗難の恐れがあった場合にアプリからのお知らせが届く「オンライン盗難防止アラーム」などのサービスがある。
今後導入される電動車両専用のウィーコネクトプラス機能としては、バッテリーの現在の充電状態を確認したり、事前に車内の温度を設定できたり、メインバッテリーを充電する時間を指定できたりというサービスもある。
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