左ハンの「アルファード」も存在! 世界の富裕層に好まれるワケ
高級ミニバンといえば、トヨタの「アルファード」がその代名詞的存在といえます。その人気は海外でも高く富裕層に支持されているようです。
信頼性はもちろんVIP感があるアルファードは海外でも大人気
日本で高級ミニバンとして確固たる地位を築いており、日本だけでなく、ヨーロッパや北米、アジア圏にも積極的に輸出されているトヨタ「アルファード」は、ロシアでも販売されています。
ミニバンと聞くと、ファミリーカーというイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし、トヨタから販売されている「アルファード」は、高級感や豪華さ、乗り心地の良さを前面に押し出した「高級ミニバン」として、VIPの送迎用などにも活用されています。
ミニバンに求められる機能はもちろん、上級グレードになるとシートの質感も変わり、飛行機のビジネスクラス並の快適さがあることから、海外でも高い人気があります。
とくに、日本車は壊れにくく質感も充実しているため、海外の富裕層のなかにはリムジンや移動用事務所として使用している人もいます。
また、ヨーロッパだけでなく中東やロシアでも高い人気があります。
中東ではロールスロイスやフェラーリ、ランボルギーニなど超高級車に乗っている富裕層が多いものの、寒暖差が激しい地域であるため、普段は信頼性が高いクルマを乗らざるを得ません。
中東の富裕層と聞くとスーパーカーを乗り回しているイメージがあるかもしれませんが、普段はアルファードなどの高級ミニバンで移動しているのです。
ほかにも、ロシアは近年資源高などの影響で国民所得が大きく跳ね上がり、ヨーロッパ並みの自動車市場にまで成長しています。
また、首都モスクワは世界屈指の高級車市場といわれており、当然富裕層の数も増えてきているため、高級車がたくさん売れるようになりました。
ただし、ロシアはモスクワのような都市部でも、冬は晴れていてもマイナス20度程度まで冷え込む過酷な環境です。暖房設備の信頼性や壊れないクルマであることが絶対条件でもあります。
それでも「高級車に乗りたい」ということで選ばれたのが、アルファードなどの高級ミニバンです。
こうして世界屈指の高級車市場へと成長したロシアでもアルファードは高い人気を誇っているようです。
ロシアでも正規販売されていますよ!
Executive loungeも用意されていますし、ゴールドホイールはロシア仕様の特徴です