どんな人が買う? マツダ100周年記念車 全11車種設定も偏りが判明

マツダは、2020年1月に創立100周年を迎えたことを記念して、マツダ初の四輪乗用車「R360クーペ」をモチーフにした「100周年特別記念車」を期間限定で販売しています。この100周年特別記念車の売れ行きはどうなっているのでしょうか。

マツダ「100周年特別記念車」は売れているのか

 マツダは2020年1月に創立100周年を迎えましたが、これを記念して「100周年特別記念車」を2021年3月末までの期間限定で販売しています。
 
 この特別記念車には、マツダの感謝の想いと、創立時からの「人々の生活を豊かにする」という志を継承し、クルマづくりの原点を忘れないという想いが込められています。

100周年特別記念車のひとつ「ロードスター」
100周年特別記念車のひとつ「ロードスター」

 今回の100周年特別記念車は、1960年に発売されたマツダ初の四輪乗用車である「R360クーペ」をモチーフとしています。

 R360クーペは、3輪トラックメーカーだったマツダが4輪車づくりに挑戦した、現在のマツダのクルマづくりにつながる原点ともいえるモデルです。

 4サイクルエンジン、マグネシウムやアルミニウムなどの新素材、本格的ATなど先進的な技術が惜しみなく投入されており、当時としては珍しい「2トーンカラー」を採用したモデルでした。

 今回の100周年特別記念車は、このマツダ100年の歴史上の転換点となったR360クーペの象徴的な2トーンカラーをオマージュして、赤と白のコーディネーションを採用。

 対象となるマツダの登録乗用車全11車種において、それぞれのモデルをベースに、内外装のカラーデザインが変更されます。

 また、創立100周年記念バッジやスペシャルロゴが施された装備も加わります。車体本体だけでなく、キーフォブもスペシャルロゴが刻印されて専用の化粧箱入りの100周年特別記念車仕様になっています。

 ちなみに、創立100周年スペシャルロゴは、「工業で世界に貢献する」という創業者の志が込められた東洋工業のコーポレートマークと現在のブランドシンボルマークを重ね合わせてデザインされたもので、次の100年に向けて誇りをもって羽ばたいていこう、という想いが込められています。

 そんなマツダの特別な想いがこもった100周年特別記念車ですが、実際のところ、売れ行きはどうなのでしょうか。マツダ販売店スタッフは次のように話します。

「受注を開始してすぐのタイミングは、ちらほらと各車種で購入される人がいらっしゃいました。しかし、最近は注文される車種が偏っている印象です。

 特別記念車は、各車種の上位グレードがベースとなっているので、もともと上位グレードの購入を検討している人が、せっかくならと購入されることが多いです。

 なので、実用性を重視して選ばれることの多い『マツダ2』や『CXシリーズ』よりも、『マツダ3』や『ロードスター』のようにデザインや質感などをこだわるお客さまが多いモデルのほうが、特別記念車が選ばれやすい傾向にあります」

※ ※ ※

 100周年特別記念車は、販売開始直後は多くのユーザーの反響があったものの、最近は車種ごとで販売にばらつきがあるようです。しかし、ユーザー層のニーズがマッチする車種では、高い人気を獲得しているようです。

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3件のコメント

  1. 僕も最近マツダのCX-8のXD Exclusive Mode 4WDを注文しました。明日の納車です。最初はCX-8の100周年記念車をしたかったが、やはりオプションの追加ができないため、断念しました。

  2. マツダ:東洋工業のブランドマークの往時の世界にも誇れる秀逸なルーチェクーペやコスモスポーツのデザイン、破天荒なロータリーエンジンのパワーに度肝を抜かれスカイラインを驚かせた名車ばかり。連綿と受け継がれ百年が経とうとしながらデザインの拙さ(新型ユーノスロードスター)や他はほぼほぼ同じフロントマスク。一体マツダへ代わって良くなったのか?ト〇タみたく不細工な車を世界中でに見せつける事がなきよう頑張って欲しいものだわ。

  3. 具体的にどんな偏りがあるのか何も書いてない。
    内容を誤認させるへんな記事はやめてほしい。
    メーカーの広報資料を書き写しただけでしょ。

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