まるで高級スポーツセダン!? トヨタ新型「ハリアー」はSUVを超えた存在に?

注目バツグンのトヨタ新型「ハリアー」は、先行予約期間中のわずか2週間で約2万台を受注する売れ行きを見せています。新型のデザイン性やラグジュアリー性が話題となりますが、その走りの味付けはもはや「高級スポーツセダン」に匹敵するといいます。

新型ハリアーはただのラグジュアリーSUVでは無い!? 驚きの走りとは

 2020年6月17日に鮮烈なデビューを飾った新型トヨタ「ハリアー」ですが、市場での滑り出しは上々のようです。6月3日時点で約2万台の受注をしていて、納車までにすでに半年以上待ちとなっています。

 1997年に初代がデビューしたハリアーは、それまでオフロード4WDの域をなかなか脱することのできなかったSUVに、はじめてラグジュアリー、そして乗用車ライクなハンドリングというエッセンスを加えた画期的なモデルでした。その後に登場した多くのSUVが、このハリアーに少なからぬ影響を受けています。

ただのラグジュアリーSUVじゃない!? もはや高級スポーツセダン並の走りを実現した新型ハリアー
ただのラグジュアリーSUVじゃない!? もはや高級スポーツセダン並の走りを実現した新型ハリアー

 初代の登場から23年間で3度のフルモデルチェンジを果たし、着実に進化を遂げてきたハリアー。「都市型クロスオーバー」を標榜している新型は、果たしてどのような乗り味になったのでしょうか。東京地区の販売会社となるトヨタモビリティ東京主催の試乗会で体感してみます。

 新型ハリアーには、2リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、2.5リッター直列4気筒エンジン+モーター(HV)というふたつのパワーユニットが用意されています。先代には2リッター直列4気筒ターボエンジンが設定されていましたが、今回の新型には採用が見送られました。

 ボディサイズは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmで、全長と全高は先代よりも僅かにサイズアップし、全高のみ30mmほど下げられました。

 ただし、近くで感じる大きさとしては、先代とさほど変わらない印象です。ただし、フォルムはより流麗になり、内外装のデザインはまるで輸入車を思わせます。

 新型は先代とは違って北米や中国などでも販売されるグローバルモデルであるため、細部にまでトヨタの本気度が窺えます。

 今回、試乗したグレードは「G“レザーパッケージ”(ガソリン車/ 2WD)」「Z(ハイブリッド/2WD)」「Z“レザーパッケージ”(ハイブリッド車/E-Four)」の3グレードです。

 最初にベーシックなガソリン車(2WD)に試乗しましたが、走り出した瞬間に感じたのは、“まるで高級スポーツセダンのようだ”ということです。

 新型にはTNGAプラットフォームが採用されていることから、ボディ剛性の高さは予想していましたが、重心位置がかなり低くなっているのには驚かされました。

 初めてSUVに乗る人が、よく「重心が高くて怖い」といいますが、新型ハリアーであれば不安を微塵も感じることはないでしょう。

 サスペンションのセッティングも、ラグジュアリーとスポーティというふたつのベクトルのなかで、実にいい所に着地させています。

 新型ハリアーと共通のプラットフォームを用いる「RAV4」は、オフロードを走行することを考慮しているため、サスペンションの移動量が多く、乗ると多少ユラッとした部分を感じますが、ハリアーにはそれがないものの、サスペンションが容量不足というわけではありません。

 225/60R18というサイズのタイヤの重さを感じさせることなく、繊細にハーシュをいなしてくれます。

 ステアリングも非常にリニアかつダイレクトなフィーリングで、自分の意のままに動いてくれるのが快感です。

 当日はミニサーキットでの試乗でしたが、SUVであっても狙った走行ラインに入っていけるため、アンダーステアになるという不安がありません。ボディ剛性、サスペンション、ステアリングのチューニングが一体となって、“脱SUV”のドライブフィール実現に成功しています。

 期待以上だったのは、2リッターガソリンエンジン。ダイナミックフォースエンジンであるこのユニットは、RAV4でも高い評価を得ていますが、新型ハリアーでも驚きのフィーリングを発揮しています。

 トランスミッションは、RAV4と同じダイレクトシフトCVTが組み合わされており、先代の2リッターガソリンエンジンとはフィーリングがまるで違います。ターボでなくても十分な加速性能を持っているうえに、NAならではのエンジンを使い切る気持ちよさを持っています。

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コメント

2件のコメント

  1. セダンに敵うわけないだろw

    • 全然敵ってるよなぁ。。