馬力規制モデルは胸アツ!? 平成初期の国産スポーツは魅力的だった
復活を望むファンも多し! あの名車達
1991年に登場した3代目のマツダ「RX-7」は、世界で唯一マツダが量産に成功したロータリー・エンジンを積むモデルです。
初代や2代目先代モデルに使用された「サバンナ」の名称が取り払われ、販売チャンネルに因んだ「アンフィニ RX-7」の名称が起用されます。
その後、1997年に販売チャンネルが廃止され、マツダ「RX-7」として2002年まで生産されていました。
3代目RX-7は、シリーズ初となる3ナンバー規格のモデルが登場します。2代目RX-7の全長4335mm×全高1690mm×全高1270mmに比べて、3代目RX-7は全長4295mm×全幅1760mm×全高1230mmとなります。
全長と全高がやや短くなった分、全幅が広がることで、走行安定性を求めたスタイルへと生まれ変わりました。
RX-7と同様にロータリー・エンジンを積む「RX-8(2012年生産終了)」も中古車市場で比較的高い価格帯で存在しますが、RX-7の方が人気は高い状態です。
なお現在、マツダの歴史を象徴する「ロータリー・エンジン」を搭載するモデルは生産されていません。
世界ラリー選手権を筆頭に、数多くのモータースポーツレースで活躍したのが三菱「ランサーエボリューション」です。
1991年に三菱のフラッグシップセダンとして登場。ラリーの勝利を目的として開発されたモデルで、10世代にも渡って進化を遂げたクルマとなります。
歴代モデルのなかでも、とくにマニアの間で人気なのが「ランサーエボリューションV(ランエボV)」です。
前幅の広がりによる3ナンバーに進化したモデルで、オフロード競技に留まることなく、レースやジムカーナなど幅広いシーンでライバルに対抗できるよう進化を遂げたことにより、国内モータースポーツ界でもがランエボ増えるきっかけとなった1台です。
さらに、近年の中古車市場で高い需要を集めているのが、限定1000台が販売されたランサーエボリューション・ファイナルエディションです。
ランボエの歴史に幕を閉じた2015年、その最後を飾るために登場したのがファイナルエディションで、現在の中古車市場での需要が高まっています。
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馬力制限時代に登場した国産スポーツカーは、その時代ならではの魅力が詰まっているため、現在もなお数多くのユーザーに注目を集めています。なかには、新型モデルの登場により再び人気に拍車をかけるモデルもありました。
昔を懐かしむ気持ちや、限られた制限のなかで最大限の性能を発揮するスタイルなどに惹かれるのかもしれません。
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