ホントは直進したいのに…右折レーンからの進路変更はNG? 黄色か白で変わる対処法

慣れない道路を走行しているとき、右側車線がいつの間にか右折レーンになっていることがあります。そんなときは、交差点の手前で進路変更をしていいのでしょうか。また、交差点内の右折待ちで信号が赤になってしまったときなど、右折の際の対処法を調べてみました。

交差点の手前30m以内の進路変更禁止は間違い?

 初めて行く場所や慣れない土地などの複数車線の道を走行中に、気づいたら右折専用レーンを走っていたということがあります。

 本当は直進車線を進みたいのに交差点が迫っている。そんなときはどうすればいいのでしょうか。都内の警察署の職員に、対処法を教えてもらいました。

右折レーンからの進路変更可否は車線の色で決まる
右折レーンからの進路変更可否は車線の色で決まる

「境界線が黄色線になっていたら、進路変更禁止なので進路を変えてはいけません。しかし白線の場合は進路を変えても違反にはなりません」

 交差点の手前30m以内は車線を変更してはいけないと思っている人が多いようですが、30m以内で禁止されているのは追い越しです。しかし、車両通行帯を区分する線が黄色だったら、そこは進路変更禁止なので、車線を変えることはできません。

 そのようなときは焦らず、右折をしてどこかでUターンをするか、迂回して目的の道路に戻るようにしましょう。

 一方、境界線が白線の場合は進路変更できますが、交差点手前での進路変更は細心の注意が必要です。

「境界線が白線で、後ろからクルマが来ない状況で進路を変える分には問題ありませんが、停止線を越えて右折レーンから直進した場合は違反です。指定通行区分違反といって、右折の通行帯から直進通行してはいけません。

 また、右折レーンから直進レーンに進路を変えるとき、後ろから来るクルマに急ブレーキを踏ませてしまうと、後続車に対して危険な行為をさせたということで法定の進路変更禁止違反になります」(前出の警察署職員)

※ ※ ※

 2車線ある道路において、交差点では、左車線が左折と直進、右車線が右折レーンとなります。

 3車線なら、直進レーンは真ん中の車線となります。慣れている道であれば問題ありませんが、慣れない道では状況が分からないことがあります。

 とくに初心者や高齢者のドライバーは、2車線なら左車線、3車線なら中央の車線を走行することをおすすめします。

【画像】進路変更できるかどうかは車線の色がポイント!(9枚)

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1件のコメント

  1. なんか「ベテランは通行帯違反OK!」といっているような記事ですね…。
    一番右の車線を、追い越しや右折などの正当な理由がないのに走るのは、通行帯違反でしょ。そこは「空いている!」ではしっていい車線ではない。
    一番左をはしっていて、ホントは直進したいのに、慣れない道で実は左折レーンだったではなく、右折レーンだった!ってのは、通行帯違反の常習者としか思えんぞ。

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