スーパーカー仕様からオフロード仕様まで! 軽トラックのカスタム最前線
軽トラックといえば、農村を中心として活躍する商用車です。この実用一辺倒の軽トラックのカスタムがブームになりつつあります。軽トラックのカスタムにはどのようなジャンルがあるのでしょうか。
軽トラックが農道のヒーローから公道のヒーローへ
農村だけでなく漁港や街の電気屋など、はたらくクルマとしてよく見かける軽トラック(以下軽トラ)。その軽トラのカスタムが、関西を中心にブームとなっています。はたらくクルマである軽トラが、いったいどのような姿へとカスタムされているのでしょうか。
農業国の日本において、軽トラは農作業に欠かせないクルマです。軽トラは、日本独自となる軽自動車に区分され、小型トラックとして荷台を持つ特殊なボディ規格で製作されてきました。
1960年頃までは3輪車が主流で、1960年代以降は4輪車に発展。エンジンの排気量も、時代と共に360cc→550cc→660ccと拡大していきました。
カスタムされる軽トラのベース車両には、大きく3つの車種があります。
・スズキ「キャリイ」(OEM供給のマツダ「スクラム・トラック」、日産「NT100クリッパー」、三菱「ミニキャブ・トラック」)
・ダイハツ「ハイゼット・トラック」(OEM供給のトヨタ「ピクシス・トラック」、スバル「サンバー・トラック」)
・ホンダ「アクティ・トラック」
このうち、アクティ・トラックは、2021年6月に生産終了することが決定しています。
多くのショップが、これらの車種用のカスタムパーツを開発・販売しており、エアロパーツからサスペンションなどの足まわり、吸排気系パーツ、内装アイテムまで、多彩なアフターパーツがラインナップされています。
また、こうしたショップの連携によって、各地でイベントやオーナーズミーティングなどが開催され、軽トラカスタム業界が盛り上がっています。
こうしたイベントでは、オーナー自慢の愛車を披露するドレスアップコンテストも開催され、大盛況を博していると同時に、カスタムの手法も日々進化している状況です。
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