なぜ支持される? 日本サイズで個性派! 進化し続ける人気の小型SUV3選

いま日本で特に好調に売れているのは、全長が4.5m、全幅が1.8m以内に収まるコンパクトあるいはミドルサイズの車種です。そのなかでも売れ筋である、トヨタ、ホンダ、スバルの主力コンパクトSUVの違いとはどのようなものなのでしょうか。

トヨタ、ホンダ、スバル 人気小型SUVのそれぞれの特徴とは

 自動車にも様々なジャンルがありますが、近年、個性的なデザインでスタイリッシュかつアウトドアにも使える実用的なクルマということで、日本市場でもSUVの人気が高まっています。ボディの上側は5ドアハッチバックやワゴンに準じた形状ですから、居住性や積載性が優れているのも人気の理由です。

左から、スバル XV、トヨタ C-HR、ホンダ ヴェゼル
左から、スバル XV、トヨタ C-HR、ホンダ ヴェゼル

 いま日本で特に好調に売れているのは、全長が4.5m、全幅が1.8m以内に収まるコンパクトあるいはミドルサイズの車種です。

混雑した街中や駐車場でも運転しやすく、初心者ドライバーも安心できるからです。具体的には、トヨタ「C-HR」、ホンダ「ヴェゼル」、スバル「XV」が人気車種として挙げられます。また各車ともマイナーチェンジや改良などのテコ入れが入ったばかりです。そこで人気の理由は何か? この3車種を様々な視点で比べてみましょう。

 外観は3車種ともに個性が豊かです。デザインの評価は見る人の好みによって異なりますが、視界と取りまわし性は、安全と運転の楽しさに影響を与えるので比べてみましょう。

 XVの外観は水平基調です。前方と側方に加えて、斜め後方や真後ろの視界も優れています。スバルはもともと安全に対するこだわりが強く、ほかの車種についても全般的に視界が良いです。安全運転の第一歩は、車両の周囲に潜む危険を早期に発見することなので、スバルは視界にこだわるのです。XVもこの考え方に基づいてデザインされています。

C-HRは注意が必要です。外観は鋭角的で個性が強いですが、サイドウインドーの下端を後ろ側に向けて大きく持ち上げました。ボディ後端のピラー(柱)も太いため、後方が見にくいです。ヴェゼルもサイドウインドーの下端が少し高めですが、C-HRに比べると視界は良いです。

 全長はXVが4465mmで、C-HRは4385mm、ヴェゼルは売れ筋グレードが4330mmです。最小回転半径は、XVが5.4m、C-HRは5.2m、ヴェゼルは5.3m(18インチタイヤ装着車は5.5m)となります。後方視界、ボディサイズ、小回り性能は車種によって一長一短なので、購入時にはライバル同士で縦列駐車や車庫入れのしやすさを比べると良いでしょう。

最低地上高200mmは悪路走破性に大きく貢献する
最低地上高200mmは悪路走破性に大きく貢献する

 SUVには悪路走破力が高い車種も多く、最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)も大切です。XVは200mmを確保しています。また駆動方式は全車がAWD(4WD)となり、悪路走破力と安定性を高めるXモードも装着しています。

 この機能は遊びに出かけた時の安心感も高めます。例えばキャンプ場などに出かけると、雨上がりのヌカルミで、立ち往生することがあります。路上のちょっとしたデコボコで、下まわりを擦る心配もあるでしょう。この時にXVは、AWDと200mmの最低地上高を兼ね備えているので安心感が高いです。また街中の駐車場と道路の段差などでも、ボディの下まわりを擦りにくいです。

 C-HRの最低地上高は、前輪駆動の2WDが140mm、4WDは155mmです。外観のカッコ良さを重視したこともあり、最低地上高は高くありません。ヴェゼルは2WDが185mm、4WDは170mmと余裕を持たせました。

最低地上高に余裕のある車種で注意したいのは全高です。天井が高まって全高が1550mmを超えると、立体駐車場を利用しにくくなる場合があるからです。XVは1550mm、C-HRは2WDが1550mmで4WDは1565mm、ヴェゼルは1605mmとされています。XVは最低地上高に200mmの余裕を持たせながら、全高は1550mmなので立体駐車場も使いやすいです。

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