ジツは色褪せない魅力がある!? 実際の年式より古く見える車5選
意外とロングセラーだった名車とは!?
●いすゞ「117クーペ」
1968年、いすゞ「フローリアン」のコンポーネンツを流用した高級パーソナルクーペ「117クーペ」が発売されました。
美しいデザインはイタリアの自動車デザインスタジオである「カロッツェリア・ギア」によるもので、チーフデザイナーは数々のスーパーカーを手がけたジョルジェット・ジウジアーロです。
1966年のジュネーブモーターショーではプロトタイプがコンクール・デレガンスを受賞し、国際自動車デザイン・ビエンナーレでは名誉大賞を獲得するほどの高い評価を得ました。
デビュー時は1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載。当時としては珍しいDOHCとなっていました。
台湾クスノキのウッドパネルなどの上質な内装に仕立てられ、高級なGTカーとして販売されましたが、通常の生産ラインでは対応ができなかったために手作業で組み立てをおこなっていたことから、後に初期モデルは「ハンドメイド」と呼ばれます。
1977年のマイナーチェンジでヘッドライトが丸型4灯から角型4灯に変更となり、電子制御燃料噴射装置を採用。1979年にはディーゼルエンジンを搭載するなど、マイナーチェンジが繰り返されましたが、全体のフォルムは変えられることはありませんでした。
1981年に「ピアッツァ」にバトンタッチすることで販売を終了。モデルサイクルが4年ほどだった時代に、13年間も販売されました。
●マツダ「ルーチェレガート」
1966年に、マツダが「ファミリア」に続く普通車第2弾としてデビューさせた「ルーチェ」は、スタイリッシュなヨーロピアンテイストの外観デザインで、オシャレなクルマを好む層に受け入れられました。
そして1977年に追加された3代目は「ルーチェレガート」と名付けられ、5ナンバー枠いっぱいのサイズで、13B型ロータリーエンジンを搭載。
ボディバリエーションは4ドアピラードハードトップと4ドアセダンが設定され、後にバンが追加されます。
特徴的な縦配置の角型4灯ヘッドライトやメッキ加飾されたフロントグリルなどが、クラシカルなアメリカンセダンに似ていると評され、ロータリーエンジン搭載車は燃費も「アメ車並み」といわれていました。
1979年のマイナーチェンジで、フロントマスクがオーソドックスなデザインの角型2灯ヘッドライトに変えられ、個性的な印象は薄れてしまいます。
ルーチェレガートは1981年に4代目ルーチェにバトンタッチしますが、バンはそのまま1988年まで販売されていました。
※ ※ ※
クルマのデザインに正解は無いといわれますが、すぐに陳腐化してしまうデザインは、少なくとも良いデザインとはいえないでしょう。
デビューして長い年月が経つと古く見えるのは当然ですが、それでも色褪せない魅力があるクルマもあります。
近年、旧車といわれる1980年代から1990年代のクルマが見直されていますが、いまのクルマが失ってしまった魅力があるのかもしれません。
このサニトラは荷台のフックが四つだからショートボディですね。
小さな巨人だな、大きく魅せるデザインの重要性と柔軟性、今の王道な業界では成し得ない技量だな
デボネアの6気筒は230型セドリックのL20やL26よりジェントルだったからね。
ルーチェはロータリー×触媒×ATの出足の悪さ燃費の悪さには泣かされたが魂隠った車だったな。
117はやはり丸目4灯がいいね。
サニトラのA12はフォークリフトや特装車にも使われた万能OHV
まんまチェリーの横置きFFにも就役したりで初代パルサーまで載ってたかな?
原型のサニーが良い車だったので私も牛乳配達のバイトで乗りましたが違和感なく運転できました
130クラウンはセダンにもセルシオと同じ1UZがあったからね。
クラウンのV8はセルシオよりエンジン音が良い意味で車内に入ってきて心地が良かった。
これがマジェスタとロイヤルに分離した当初のマジェスタの1UZはセルシオより嫌な意味で静かで心地悪かったな。