いまやドラレコ・ETCは定番装備? 夏場に増加する故障トラブルの対処方法とは

ETCカードも夏のトラブルに気をつけたい装備品

 ドライブレコーダーよりも定番化しているアイテムといえば、「ETC車載器(ECTカード)」です。実は、車載器やカードも熱の影響を受けやすい装備です。

ルーフ側に設置されたETC車載器とETCカード
ルーフ側に設置されたETC車載器とETCカード

 ETC車載器の設置場所として、多いのはグローブボックス内です。最近の新型車では、運転席の足元付近に備え付けられるタイプも増えています。

 また、サンバイザーに後付するタイプなどもあり、設置場所に厳格なルールは存在しませんが、ETC車載器メーカーの注意事項には「ETCカードは熱に弱いので高温になる場所に置かないでください」と書かれています。

 実際に、夏の車内温度は50℃を超えるほか、ダッシュボードなどの直射日光が当たる部分では、70℃から80℃に達するといいます。

 熱による影響について、ETC車載器のメーカー担当者は次のように話します。

「ETC車載器は、車内に常備されることが前提のために、ある程度の高温でも耐えられるように設計されています。しかし、ETCカードはほかのクレジットカードなどと変わらず、ICチップ部分に影響がでる可能性があります。

 また、ETCカードの盗難防止も兼ねて、使わないときにはETCカードを抜いておくことをおすすめします」

※ ※ ※

 ETC車載器やドライブレコーダーは、いまのクルマ社会に無くてはならないほどの必須アイテムです。そのため、いざというときに故障しないよう、日頃から対策しておくことが重要です。

【了】

ETCカードが故障!? ICチップ部分は見えない精密機械

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Writer: くるまのニュース編集部

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