新型タントどう変わる? 新旧モデル比べて分かったダイハツの底力とは

2019年7月にダイハツ新型「タント」が登場します。標準ボディとカスタムの2つのスタイルを用意する新型タントのデザインは、従来モデルからどのように変わるのでしょうか。

新型プラットフォームの採用で大幅に進化

 新型タントは内装も進化しています。従来モデルでは、インパネ中央にメーターが配置されていましたが、新型モデルのメーターは運転席側にも張り出して、視認性が向上しました。

 大型化されたモニターや、シフトレバー・スイッチ類が集約されたコンパクトなセンタークラスターにより、スッキリと洗練された内装となっています。また、助手席側のダッシュボード周辺やドアパネルにはキルティング調のアクセントが施され、上質な印象も受けます。

ダイハツ新型「タント」ミラクルオープンドア

 内外装のデザインが全く新しく生まれ変わった新型タントですが、従来モデルで好評の、ミラクルオープンドアは健在です。

 助手席ドアとスライドドアを開けると大きな開口部が広がるミラクルオープンドアは、ピラーがドアに組み込まれているので、乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいのが特徴です。

 新型タントには、「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」と呼ばれる新技術が採用され、プラットフォームやエンジン・トランスミッションなどすべての要素を刷新して、まったく新しいクルマに生まれ変わります。

 新しいプラットフォームを採用することで、走行性能や乗り心地、安全性能が向上したほか、軽自動車を基本として小型車までの設計思想を共通化する「一括企画開発」手法を用いることで、これまでよりもスピーディな車種投入が可能になるといいます。

 2019年7月のDNGA第1弾となる新型タントを皮切りに、年内にも第2弾モデルが投入される予定です。さらに2025年までに15ボディタイプ、21車種を日本と新興国に向けて展開し、軽・コンパクトの次世代スタンダードを目指すとしています。

【了】

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Writer: くるまのニュース編集部

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