皇族の方々の車は? トヨタ「センチュリー」だけでなく「カローラII」も
皇后陛下は“カローラ”がお好き?
2019年5月1日にご即位された天皇陛下の皇后陛下である雅子さまは、当時皇太子殿下であった天皇陛下とご結婚される前からクルマに乗られていたということです。
元外務省勤務という激務のなか、出勤にも使われていた愛車はトヨタ「カローラII」とのことで、この事実が報道されたときにはカローラの販売台数が一時的に増えたこともありました。
天皇陛下が皇太子殿下であった婚約当時、陛下を助手席に乗せて雅子さまがハンドルを握り、ドライブデートをされるというシーンも。その後の体調不良によるご静養の際にも、愛子さまを連れてドライブされたり、皇太子殿下と3人でお出かけされたりと、度々運転されていたようです。
また、天皇陛下の弟君である秋篠宮皇嗣殿下は、以前から黄色のフォルクスワーゲン「タイプ1」を愛車として乗られている様子が度々報道されています。このタイプ1は、殿下ご自身がカタログなどをご覧になり、販売店の下見などもされた上で購入されたとのことで、非常にお気に入りの1台のようです。
このクルマで妃・紀子さまとデートにお出かけされたり、お兄様である皇太子殿下とお出かけされたりする様子がよく見られていました。お父様のクルマ好きはお子様たちにも受け継がれたのか、最近では次女・佳子さまが合宿で免許を取得され、赤坂の御用地内をドライブなさっているとのことです。
こうした「愛車」ではなく、パレードや国賓との接遇など、ご公務の際に使われるクルマは「御料車(ごりょうしゃ)」と呼ばれますが、歴代の「御料車」は1912年から数えて6台目となっています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
●初代:ダイムラー「ランドレー」
1912年(大正元年)から1927年(昭和2年)まで使われた初代「御料車」は、大正元年の大正天皇即位時に当時同盟関係のあったイギリスから輸入されたクルマです。皇室の色である溜色(『ためいろ』:艶漆を塗った色。あずき色、飴色とも)に塗装され、皇室の「菊の御紋」がドアにつけられたほかは、当時イギリスで流通していたダイムラーの最新モデルと何も変わりはありませんでした。
●2代目:ロールス・ロイス「シルヴァーゴースト」
1921年(大正10年)から1936年(昭和11年)まで活躍したのは、高級車の代名詞でもあるロールス・ロイス「シルヴァーゴースト」です。1923年に起きた「虎ノ門事件」では、2台のうち1台が被災するなど、激動の時代を生きたクルマともいえます。
●3代目:メルセデス・ベンツ「770グローサ」
1932年(昭和7年)から1968年(昭和43年)までと、それまでより長く活躍したこのクルマは、当時の他国首脳専用車としても使われ、高く評価されていたことから、日本でも御料車として取り入れられました。
●4代目:キャデラック「75リムジン」
このクルマが使われていたのは1951年(昭和26年)から1961年(昭和36年)まで。太平洋戦争の敗戦によってGHQの管理下に置かれていたことから、ドイツのメルセデス・ベンツに代わってアメリカ製のキャデラックのクルマが使われていました。
●5代目:日産「プリンスロイヤル」
1967年(昭和42年)から2004年(平成16年)まで使われていた5代目は、初めて御料車に国産車が採用されたとして大きく話題になりました。一般向けの販売はされず、御料車のみ7台が制作され、上皇陛下が天皇に即位された際の即位の礼で使用されたクルマでもあります。
●6代目:トヨタ「センチュリーロイヤル」
2006年(平成18年)から現在でも使われている御料車は、先代に引き続き日本の自動車メーカーが製造したクルマです。2代目トヨタ「センチュリー」がベースとなっていて、内装には和紙や天然木、座席に毛織物、乗降ステップに御影石などが用いられているほか、天皇・皇后両陛下が手をお振りになりやすいよう、窓枠やシートの硬さが調節されています。
【了】
初めまして、裏話しをすれば天皇はイギリスのエリザベス2世より格が高いようです、皇室はハイハイと言われるままに従って自由が少ない、しかしある意味では幸です生き神的存在ですから着る寝る暮らすに困らない公務車両も国産なら日本の最高品質の表し及びトヨタ車両ならトヨタの有る最高の技術が車載され海外のVIPを迎えた時に日本とメーカーの技術をして紹介、もてなしを提供します日本の人格を公務車両に、うかがえますある意味で恵まれております後は働ける人に適職を失業者のサポートや支援をその人に合う就職成就を成り立てば無理無く税金が動きます