花粉が事故を引き起こす!? 車内に花粉を持ち込まないための対策法とは
簡単で効果的! 車内へ花粉を持ち込まない対策法とは?
クルマの装備の一つであるエアフィルターは、外気や内規から粉塵や排気ガス、花粉などを浄化する機能を備えていますが、この装備は通常、一年程度で目詰まりを起こしてしまうため、そのままにしておくと本来の効果を発揮することができません。
そのため、自動車メーカー各車は1年または10000km程度を目安にエアコンフィルターを交換することを推奨していますが、エアコンフィルターや各種自動車部品を開発・販売する「ボッシュ」は、以下の5つの車内花粉対策をアナウンスしています。
1, 掃除機で車内の花粉・黄砂を吸い取る
空気中を浮遊していた花粉が下に落ちた状態で、花粉や黄砂を舞い上げる前にシートの隙間や縫い目、足元のマットなどホコリやごみと一緒に掃除機で吸い取ります。
2, 水拭きで花粉・黄砂を拭き取る
乾燥しているダッシュボードなどは、静電気でホコリや花粉が付着し易い場所です。フロントガラスとの隙間やスイッチの凹凸など花粉や黄砂が溜まりやすいので、よく水分を絞った水拭きで隅々まで拭き取ります。
3, 乗車前に花粉・黄砂をはたき落とす
家に入る前と同じく、車に乗る前に衣類に付着した花粉や黄砂をはたき落とし、極力花粉や黄砂の侵入を防ぎます。
4, 高機能エアコンフィルターに交換
強力脱臭、抗菌・防カビ機能を備えた、高性能エアコンフィルターに交換する事で花粉・黄砂を強力にブロックします。
5, エアコンは内気循環モード
外気導入モードは車外の空気を取り込むため、空気と一緒に花粉も車内へ入ってきます。花粉の多い季節はできるだけその侵入を防ぐため常に内気循環モードにする事で、エアコンフィルターが空気清浄機と同様の働きをし、チリ、ホコリ、花粉、黄砂、ダニなどを取り除く事ができます。
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多くの車種では、エアコンフィルターは助手席前方のグローブボックス奥にあるカバーを取り外すだけで交換可能ですが、クルマの構造に自信の無いユーザーはディーラーやカーショップへ相談することで対処可能です。
これから、飛散量のますますの増加が予想される花粉ですが、事故を防ぐためにも、事前にしっかりと対策しておく必要があるでしょう。
【了】