トヨタ新型「スープラ」の米国価格は約540万円から 1500台の限定モデルも2019年夏に発売
デトロイトモーターショーで世界初公開されたトヨタ新型「スープラ」の北米での価格が、約540万円からになることがわかりました。1500台限定の「ローンチエディション」も2019年夏に発売予定です。
新型「スープラ」米国での価格は約540万円から
トヨタは2019年1月14日から開始したデトロイトモーターショーで新型「スープラ」を世界初公開すると同時に、米国での価格が明らかになりました。
米国では20年ぶりに販売される新型「スープラ」ですが、3リッター直列6気筒ターボエンジンと8速AT(パドルシフト付き)を組み合わせたモデルが導入予定で、ベースグレードの「3.0」が4万9990ドル(約540万円)、上級グレードの「3.0プレミアム」が5万3990ドル(約583万円)となります。(1ドル=108円 2019年1月16日現在)
「3.0」はアルカンターラのシートと6.5インチのディスプレイを搭載、ナビゲーションとJBLオーディオはオプションで設定され、「3.0プレミアム」はナビゲーション付 8.8インチワイドタッチスクリーンやAppleCarPlay(ワイヤレス)、スープラコネクトテレマティックサービス、JBLオーディオシステム(12スピーカー)、ヘッドアップディスプレイなどが標準装備されています。
どちらのグレードも、精密な車両コントロールを可能にするアダプティブサスペンションや、旋回性能と安定性を高めるアクティブディファレンシャル、スムーズに素早く発進させるローンチコントロールを含むパフォーマンス機能を標準装備しています。また、安全装備については前方衝突警報、歩行者検知緊急ブレーキ、車線逸脱警報、ロードサインアシスト、オートマチックハイビームが標準装備されています。
さらに、赤いミラーキャップと19インチマットブラックのアルミホイールを装着した「ローンチエディション」が1500台限定で発売されます。
「3.0プレミアム」をベースとした「ローンチエディション」のボディカラーは、ホワイト、ブラック、レッドの3色を用意。ホワイト、ブラックのボディカラーでは赤い内装、ボディカラーがレッドの場合は、黒内装となります。なお、「ローンチエディション」では、トヨタの社長でありマスタードライバーである豊田章男氏のサインがダッシュボードに入るという特別な演出も施されているということです。
「ローンチエディション」の価格は5万5250ドル(約596万円)で、2019年夏に米国で発売される予定です。
日本では2019年春頃に発売されるとアナウンスされていますが、価格についてはまだ公表されていません。日本仕様は3リッター直列6気筒ターボエンジンモデルに加え、2リッター直列4気筒ターボエンジンモデルもラインナップされます。
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