ポルシェ新型「マカンS」発表 高性能化されたV6エンジンの搭載で走りを一新
2014年に初代が登場したポルシェ「マカンS」は、同メーカーのSUV「カイエン」よりも一回り小さい車格が与えられたコンパクトSUVモデルです。
エンジン出力向上とともに、フルLEDライト化されたフロントフェイスを採用
2018年12月11日、ポルシェはコンパクトSUV「マカンS」の新型車を欧州で発表、日本でも11月から予約を開始している「マカン」の高性能版の詳細が明らかにされました。
最高出力354PSを発揮する新開発の3リッターV6ターボエンジンを搭載する新型車は、低回転域のトルクと高回転域のパワーを両立させやすい“ツインスクロールターボチャージャー”をエンジン中央に配置することで、性能向上とともに排出ガスを削減。ポルシェの発表によると8.9リットルの燃料で100kmの走行が可能といいます。
オプションとして設定された“スポーツ・クロノ・パッケージ”を装備することで、0-100kmを5.1秒で加速する新型「マカンS」は、高性能化されたエンジンに合わせシャシーも強化されており、バネ下重量の軽量化や、パワーを路面に的確に伝える“ポルシェ・アクティブスタビリティ・マネジメント”を採用することでより自然なハンドル操作が可能です。
外装面においては、先駆けて発表されたマカン同様、フルLED化されたヘッドライトや、「カイエン」/「パナメーラ」などにみられるような横一直線のテールライト・デザインを取り入れることでよりスタイリッシュな姿を実現。
内装にはモバイル機器との接続や音楽再生、音声による制御が可能な10.9インチのタッチスクリーン・ディスプレを搭載することで利便性も向上していますが、「マカンS」では交通渋滞時のアシスト機能などをオプションで設定することで、安全性能面も強化されました。
既に日本国内のポルシェのwebサイトでもその姿を確認できる同モデルですが、導入時期や価格については未発表となっています。
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