超レトロな「旧車マッスルカー」が“現代の技術”で復活! 360馬力「“V8”エンジン」&走りの「5速MT」搭載! めちゃ美しいファストバックの“超本格カスタム仕様”フォード「R125マスタング」米国SEMAで公開!
2026年11月3日から米国ラスベガスで開催の「2026年SEMAショー」にて、フォード・レーシング・パーツは、「フォード・レーシングR125マスタング」を出展しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
360馬力「“V8”エンジン」&走りの「5速MT」搭載!
米国ラスベガスで2026年11月3日から開催されている世界最大級のカスタムカーイベント「2026年SEMAショー」において、フォードのカスタマーサービス部門に属するフォード・レーシング・パーツは、特別なカスタムモデル「フォード・レーシングR125マスタング(以下、R125マスタング)」を出展しました。
この車両は、ブランドが誇る長きにわたるモータースポーツの歴史と、現在展開されている高性能なパーツ事業を結びつける1台として仕立てられています。

R125マスタングは、フォードのレース活動の原点から125年という節目を記念して製作されたアニバーサリーモデル。
そのルーツは1901年にまで遡り、創業者のヘンリー・フォードが自ら製作した車両でレースに参戦し、当時の有力レーサーを打ち破った歴史的勝利が、同社のモータースポーツDNAの発祥とされています。
そして今回のモデルは、そうしたレース活動で培われた技術が、現代の市販パーツやカスタマイズ文化にどう息づいているかを示すモデルとしての役割を持っているのです。
ベース車両に選ばれたのは、アメリカ車の代名詞と言っても過言ではない、1966年型「マスタング・ファストバック」。
一般的な1966年型マスタングのボディサイズは全長約4613mm×全幅約1732mm×全高約1300mmで、クラシカルで取り回しのしやすいプロポーションを持ちます。
R125マスタングでは、このオリジナルの美しいシルエットを尊重しつつ、中身を現代の技術で徹底的にアップデート。
単なるクラシックカーの復元に留まらず、最新のパフォーマンスを体感できる「走るためのクルマ」へと再構築されています。
パワーユニットには、排気量347立方インチ(約5.7リッター)の「クレートエンジン」を搭載。
フォード・レーシング製のボス・ブロックとアルミニウム製シリンダーヘッドをベースに、エーデルブロック社のプロフロー電子燃料噴射システムを組み合わせることで、最高出力360馬力・最大トルク400lb-ftという強大なパワーを発揮しつつ、現代の交通環境に順応する扱いやすさを両立しました。
この強烈なパワーを受け止めるトランスミッションには、Tremec製の「TKX-600」5速MTを採用。
従来モデルよりコンパクトに設計されながら、より滑らかなシフトチェンジと高い耐久性を実現しており、限られたスペースのクラシックカーをパフォーマンス重視で改造する際の最適な選択肢と言えるでしょう。
また、エンジンルームのアクセントとして、2ピース構造のフォード・レーシング製バルブカバーが採用されている点も見逃せません。
トップ部分のデザインを交換できる特許取得済みの構造を備え、高い機能性やメンテナンス性と、オーナーの個性を反映できるカスタマイズ性が同時に提供されています。
このようなR125マスタングは、フォードのパーツ展開の可能性やブランドの歴史をアピールするためのショーカーであるため、車両自体の販売価格は発表されていません。
しかし、使用されているコンポーネントの多くはフォード・レーシングのパーツ事業を通じて提供されており、顧客自身がクラシックカーをベースに同様のカスタムを施すことは可能。
過去の遺産をただ保存するのではなく、現代の技術で新たな命を吹き込む革新的な手法は、旧車市場における最新のカスタマイズの形として、今後ますます注目されていくことでしょう。


















