ダイハツの「“ちいさな”後輪駆動スポーツカー」! “ハイゼット”の「スラントエンジン」&「丸目2灯」採用! 新世代スポーツモデル「コペンランニングプロト」とは
2026年10月13日から16日まで「Japan Mobility Show Bizweek 2026」が開催されました。昨年の「Japan Mobility Show 2025」でダイハツが公開した先行スタディ車「K-OPENランニングプロト」はどのようなモデルだったのでしょうか。
“商用車の部品”で「FR」を実現した実験車
2026年10月13日から16日まで「Japan Mobility Show Bizweek 2026」が開催されました。昨年の「Japan Mobility Show 2025」にはダイハツから先行スタディ車「K-OPEN(コペン)ランニングプロト」が公開されていました。同時公開のコンセプトカー「K-OPEN」と何が違うのでしょうか。
K-OPENがデザインの方向性を示すコンセプトカーであるのに対し、K-OPENランニングプロトは「作ってみる、乗ってみる、試してみる」の精神で製作された、走りを試すための1台です。

ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1280mm、ホイールベース2230mmで、乗車定員は2名です。K-OPENは全高1230mm、ホイールベース2265mmで、K-OPENランニングプロトは全高が50mm高く、ホイールベースが35mm短くなっています。
ベースとなったのは、2014年に登場した2代目コペンです。2人乗りの軽オープンスポーツカーで、担当者は「2代目コペンをベースに、“FRでやったらどうなるのか”という視点から企画しました」と説明しています。
最大の変更点は駆動方式です。従来のFF(前輪駆動)からFR(後輪駆動)へと改めたうえで、軽のサイズにこだわり「軽量化」「低重心化」「最適な重量配分」による走る楽しさを追求したといいます。
鍵を握るのが、ハイゼットのスラント(傾斜)エンジンです。直列3気筒エンジンを67度傾けて搭載することで低重心化を図り、FR化と合わせて最適な前後重量配分を目指しました。
さらにリア周りには、「ハイゼット」用のリアディファレンシャルギアやドライブシャフトを流用。既存の技術資産を組み合わせることで、FRレイアウトを成立させています。
会場では車両下部に鏡が用意され、自社製品を流用してFR化したパワートレインの様子を来場者が確認できる展示となっていました。
公開後には、K-OPENのデザインに対する好意的な反応に加え、ランニングプロトについても「FRなら走りが楽しそう」「次のコペンに期待している」といった声が寄せられました。
そして2026年1月、「東京オートサロン2026」では進化版の「K-OPENランニングプロト2」が初公開されました。ホイールベースを55mm延長し、従来からフロントミッドシップだったエンジンを、さらに車両中央寄りへ移しています。
ダイハツによれば、エンジン搭載位置の見直しによる操舵安定性の向上、リヤサスペンション形式の変更による路面追従性の改善、ロールケージ装着によるボディ剛性および乗員保護性能の向上を図ったモデルです。エンジンの傾斜角も67度から40度へ起こされました。
2026年1月下旬時点では、首都圏のダイハツ販売店に「予約開始時期が分かったら必ず教えてほしい」といった問い合わせも寄せられていたようです。
さらに2026年7月には、ダイハツは「ガイキンド インドネシア国際オートショー2026」で、K-OPENランニングプロトをGIIAS向けに演出して展示しました。
ダイハツは「軽自動車のFRオープンカーの実現を目指して挑戦してまいります」と説明しています。
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軽の枠、ハイゼット由来の量産パーツ、「作ってみる、乗ってみる、試してみる」の精神。K-OPENランニングプロトは、2代目コペンをベースに「軽FRは楽しいのか」を実車で試した先行スタディ車でした。その試行錯誤はランニングプロト2へ進化し、軽FRオープン実現への挑戦はいまも続いています。




















































































