新型「“めちゃ本格”スポーツカー」に大注目! 前に“3人乗れる”「斬新シートレイアウト」採用! 1トン切り“軽量ボディ”に「超高回転エンジン」×走りの「6速MT」搭載! GMSV新型「S1」米国公開モデルとは!
ゴードン・マレー・スペシャル・ビークルズ(GMSV)が2026年8月に米国で世界初公開した新型「S1」。一体どんなモデルなのか、振り返って解説します。
新型「“めちゃ本格”スポーツカー」に大注目!
1992年から1998年にかけて、わずか106台のみ生産されたハイパーカー「マクラーレンF1」。
世界初のフルカーボンファイバー製シャシーの採用や、運転席を車体中央に配置したセンターシートレイアウトなど、革新的な設計で大きな話題を呼び、発売から20年以上が経過した現在でも「世界最高のロードカー」の一台として語り継がれています。
そして2026年8月、この伝説の名車に最大限の敬意を払い、現代の技術でオマージュしたスーパースポーツカーが新たに登場しました。

それが、米国カリフォルニア州で開催された「モントレー・カー・ウィーク」にて世界初公開された、ゴードン・マレー・スペシャル・ビークルズ(GMSV)の新型モデル「S1」です。
同社を率いるゴードン・マレー氏は、かつてブラバムやマクラーレンで数々のレーシングマシンを設計した天才デザイナーであり、前述のマクラーレンF1を生み出した張本人でもあります。
GMSVは、この新型S1に先駆けて、マクラーレンF1 GTRの1995年ル・マン24時間レース総合優勝をたたえた5台限定のサーキット向けモデル「S1 LM」を製作していました。
今回ベールを脱いだ新型S1は、そのプラットフォームから発展しつつも、公道を長距離にわたって速く、そして楽しく走るための「ツーリング仕様」として仕立て直されているのが最大の特徴です。
エクステリアは、切り詰めたオーバーハングやボリュームのあるサイドデザインなど、かつての名車を彷彿とさせるクラシカルなスタイルを採用。
S1 LMに装備されていた大型リアウイングやフロントスプリッターといった過激な空力パーツはあえて取り外され、代わりに高速安定性を高める「アクティブリアエアロ」がボディに組み込まれました。
なお、詳細なボディサイズは公表されていませんが、超軽量カーボン製ボディパネルなどにより、車両総重量は997kg未満という驚異的な軽さを目標としています。
インテリアもロードカーとしての快適性が追求されています。
象徴的である「中央に運転席を配した3シーターキャビン」を継承しつつ、最高級レザーで仕立てられたホールド性の高いシートや強化された遮音材を採用。
日常使いの延長としてドライビングを楽しめる上質な空間へとアップグレードされました。
車体中央にマウントされるパワーユニットは、コスワース製4.2リッターV型12気筒自然吸気エンジンで、最高出力690馬力を1万2100rpmという超高回転で発生し、最大トルクは約500Nm/7000rpmを発揮。
ターボに頼らないNAエンジンならではの官能的なサウンドとレスポンスを提供します。
トランスミッションにはクルマを操る根源的な喜びを味わえる6速MTを採用し、軽量化されたサスペンションや専用チューニングのダンパーと組み合わせることで、意のままに操れるしなやかな走行フィールを実現しています。
この新型S1の生産台数は世界でわずか64台限定。
正式な価格は公表されていませんが、公式サイトではすでに全台数が予約済みと案内されており、現代に蘇った究極のアナログスーパーカーに世界中の自動車ファンからの熱い視線が寄せられています。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。


































