トヨタ新型「ハリアー」が凄い! ひと味違う“専用デザイン”のオトナ仕様! ダークな“漆黒仕立て”が目を惹く「ナイトシェード」に注目!
トヨタは2026年8月3日、「ハリアー」を一部改良して発売しました。この改良ではパワートレインをHEVに一本化するとともに、特別仕様車「Night Shade」のブラックアクセントをさらに強化。より精悍な姿へ進化した新型ハリアーの変更点や装備、価格を改めて見ていきます。
派手すぎない“大人の黒”が魅力
SUVの歴史を振り返ると、力強さを前面に出したモデルが多いですが、トヨタ「ハリアー」は少し違います。
街中に溶け込む流麗なスタイルと上質感を大切にしながら、SUVとしての存在感もしっかり残す。そんな独自の立ち位置を築いてきました。
そのハリアーが2026年8月3日に一部改良を実施。ポイントはパワートレインのHEVへの一本化ですが、もうひとつ見逃せないのが、黒の表現をさらに強めた特別仕様車「Night Shade(ナイトシェード)」です。一体どのようなモデルなのでしょうか。

ハリアーの歴史は1997年に始まりました。当時まだ珍しかったSUVの実用性と高級セダンの上質さを組み合わせ、「高級クロスオーバーSUV」という新しい市場を切り開いたモデルです。
2003年には2代目へ移行し、走行性能や快適性を高めるとともに、後にハイブリッド車も設定。
2013年には3代目が登場し、日本市場を意識した独自の高級SUVとして存在感を強めました。
現在販売されているのは2020年に登場した4代目。初代から続く都会的なイメージを受け継ぎつつ、より低く伸びやかなクーペSUVらしいフォルムへ進化しています。
4代目ハリアーは、単純に荷室の広さや悪路走破性を競うSUVというより、乗る人が感じる質感を重視したモデルです。
ボディは流れるようなルーフラインを採用し、SUVらしい車高を持ちながら重たく見せないデザインが特徴で、派手さに頼らず、それでも一目でハリアーと分かるところは、このクルマの強みでしょう。
ボディサイズは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、ホイールベースは2690mm、乗車定員は5名です。
そして2026年8月の一部改良では、パワートレインをHEVに一本化したことが大きな変更点です。
搭載するのは2.5リッター型直列4気筒エンジンで、最高出力178PS、最大トルク221Nmを発生。
フロントモーターは最高出力120PSで、E-Fourには最高出力54PSのリアモーターも組み合わされます。駆動方式は2WDと電気式4輪駆動のE-Four、トランスミッションは電気式無段変速機です。
さらにアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム+外部給電アタッチメント付/ラゲージ右側1個)を全車標準装備しました。
日常だけでなく、アウトドアや非常時にも役立つ装備です。ただしメーカーオプションのスペアタイヤを選択した場合、アクセサリーコンセントは非装着となります。
なかでも、注目したいのが「Z“Leather Package・Night Shade”」と「Z“Night Shade”」です。
“Night Shade”の名前の通りブラックを軸に仕立てた特別仕様車ですが、単純にホイールを黒くしただけではありません。
ホイールナットをブラック塗装としたほか、フロントバンパーのアッパーおよびロアメッキモール、リアバンパーメッキモールには漆黒メッキを採用。
フロントミッドグリルはメッシュタイプの艶あり黒塗装となり、マフラーカッターもブラックメッキ仕上げです。
さらにLEDリアコンビネーションランプにはブラックエクステンションを採用し、ウインドウまわりのモールディングもブラック化。
ドアミラーのサイドターンランプ部にもブラック加飾が入り、アウトサイドドアハンドルはカラード仕上げとなっています。
個人的に面白いのは、黒いパーツをただ増やすのではなく、ハリアーがもともと持つ流麗なシルエットを引き締める方向で使っていることです。
キラキラした加飾を抑えたことで、標準モデルとは違う少しダークで落ち着いた雰囲気が出ています。
なお価格(消費税込)は、Z“Night Shade”が2WDで502万1500円、E-Fourで524万1500円。Z“Leather Package・Night Shade”は2WDが534万1600円、E-Fourが556万1600円です。
※ ※ ※
2026年8月の改良ではHEVへの一本化と給電機能の標準化によって、ハリアーの商品構成が分かりやすく整理されました。
そのうえでNight Shadeは、ハリアーの上品さを残しながら「黒」でキャラクターを変えた一台です。
ハリアーはもともと押しの強さだけで勝負するSUVではありません。だからこそ、ブラックパーツを細部まで散りばめたNight Shadeとの相性はなかなか良好です。
普通のハリアーでは少し上品すぎる、でも派手なカスタムSUVまでは求めていない―そんな人にとって、この“黒めのハリアー”は魅力的な選択肢になりそうです。









































