619万円から! “7年ぶり復活”の三菱「新型パジェロ」正式発表! 待望の“日本仕様”何が違う? 海外モデルは“普通のシフトレバー”!?
三菱自動車工業は、新型クロスカントリーSUV「パジェロ」の日本国内向けモデルを正式に発表。実際の発売は12月17日の予定です。国外仕様との違いはどのようなところにあるのでしょうか。解説します。
シフトレバーが違う!
ついに日本でも正式発表され、日本仕様が公開された新型パジェロ。日本正式発表に先立つ9月2日には「ワールドプレミア(世界初公開)イベント」がおこなわれてそこでは実車も披露目されていたのですが、その時点ではまだ日本仕様の詳細は明らかにされませんでした。しかし、日本仕様が正式発表されたことでその詳細も明らかになったというわけです。

まず気になる価格は619万3000円から795万800円。4つのグレードを展開していますが、全車とも排気量2.4Lの4気筒ディーゼルエンジン(204PS/480Nm)に8速ATを組み合わせ、駆動方式は「スーパーセレクト4WD-II」と呼ぶフルタイム式とパートタイム式を組み合わせた4WDシステムを搭載します。
ところで気になるのが、海外仕様と日本仕様の違い。結論からいえば、現時点では明確な違いが存在しま……す。その違いは大きな違いではありませんが、見れば一目瞭然といっていいでしょう。
それはシフトレバー。海外向けは右ハンドルモデルであってもコンベンショナルなスタイルで、「グローブをはめた手でもスムーズに動かせる」というパジェロの伝統に従った大きくゴツいシフトレバーを組み合わせています。
いっぽう日本仕様は全グレードともシフトバイワイヤとした電子制御式。レバー自体が小さく、スマートな形状をしていて前後に動かすスタイルとなっています。そして「P」へ入れる際はレバーを動かすのではなくその前方にあるボタンを押す仕掛け。見れば海外仕様シフトレバーとの違いは一目瞭然です。
「先進的なイメージを感じさせる演出」とその理由を教えてくれたのは新型パジェロの商品企画をまとめた三菱自動車の稲垣邦俊さん。
ただしこの違いはずっと続くわけではなく「現時点では日本仕様のみだが、状況を見ながら他地域向けにも拡大していく予定」と言います。新型パジェロは多くの国で販売される予定ですが、地域によってはまだ電子制御シフトレバーが受け入れられない場所もあるという事情もあるようです。
また装着タイヤをブリヂストン指定としているのも日本向けのみ。他地域向けは他のブランドのタイヤも履くようです。
細かいことを言えば、もう一つ違いがあります。それはグレードエンブレム。日本向けの最上級グレードである「SUPER EXCEED(スーパーエクシード)」は伝統のグレード名ですが、そのエンブレムが用意されるのも日本仕様だけとなっています。
ちなみに、ディスプレイやメーターに表示される言語(日本語)や時速(km/h)&温度(℃)の表記はもちろん日本向けになっていますが、これは仕向け地による変更として当然のことなので「違い」というほどのことはないでしょう。
グレード構成や装備に関しては仕向け地によって違いがあるものの、それはその国に応じた仕様の設定であり、これも日本だから取り立てて特別というわけではないといえます。
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

































































































