カーボンフレームセット33万円!! “シクロクロス”の世界で数センチの勝負を制するGIANT「TCX Advanced Pro Frameset」 抜群の軽さでライダーをサポート
「GIANT(ジャイアント)」が誇るシクロクロスバイク「TCX ADVANCED PRO」がフレームとフォークの設計を一新してフルモデルチェンジしました。従来モデルから合計260gの軽量化を実現し、レースで培った性能を磨き上げ、加速性や操作性、快適性をさらに高めています。
軽さとしなやかさに磨きをかけた最新モデル
「GIANT(ジャイアント)」が誇るシクロクロスバイク「TCX ADVANCED PRO」がフレームとフォークの設計を一新し、フルモデルチェンジしました。従来モデルから合計260gの軽量化を実現し、レースで培った性能を磨き上げ、加速性や操作性、快適性をさらに高めています。
そもそも「シクロクロス」とは、最大1時間で行われる冬季の自転車競技です。未舗装路や障害物が設置されたオン&オフロードの短いコースを周回して競われます。
ジャイアントのシクロクロス競技用バイク「TCX」は、2003年に誕生しました。コンパクトジオメトリを採用したアルミフレームからスタートし、カンチブレーキが主流だった時代にディスクブレーキをいち早く選択し、2007年にはALUXX SLアルミフレームとカーボンフォークを組み合わせた完成車が登場しました。
2011年には、フルカーボンフレームとフォークを採用した量産型「TCX ADVANCED SL」を発表し、2014年には振動吸収性とコントロール性を高めるD-Fuseシートポストを導入しました。この技術は後にエンデュランスロードやグラベルバイクにも展開され、同社のバイクづくりを象徴する機構のひとつとなっています。
「TCX」はレースシーンで実績を積み重ね、2008年の世界チャンピオン、ラース・ボームや、ワールドカップで9勝を挙げたラース・ファンデルハール、2016年のU23世界チャンピオンであるヨリス・ニューエンハイスらが活躍しています。
なかでもファンデルハールは2013年にプロトタイプのディスクブレーキ仕様車でワールドカップ初優勝を飾り、シクロクロスの歴史に新たな1ページを刻みました。
新型「TCX ADVANCED PRO」は、レースで求められる剛性を維持しながら、さらなる軽量化を追求しています。
フルモデルチェンジしたフレームは従来モデルから200g、フォークは60g軽くなり、合計260gの軽量化を達成しています。重量がパフォーマンスに直結するシクロクロスでは、加速や登坂、バイクを担いで走るセクションなど、さまざまな場面でその恩恵が期待できます。
非対称チェーンステイは、ペダリングパワーを効率よく伝える剛性と、泥の排出性を考慮した設計です。最大45mm幅のタイヤに対応するクリアランスも確保し、荒れた路面での安定感や快適性を高めています。タイヤの選択肢が広がることで、レースコースの状況やライダーの好みに合わせたセッティングが可能です。

快適性を支える装備にも注目です。多くのモデルに採用される新型フルカーボンD-Fuse SLRシートポストは、従来のD-Fuse SLに比べてしなりが20%向上しており、路面から伝わる振動を和らげ、長時間のレースでもライダーの負担を軽減します。
また、内蔵式シートクランプを採用し、一般的な30.9mm径のラウンドシートポストにも対応しています。用途に応じてドロッパーシートポストを選べる点も特徴です。
ブレーキまわりでは、フラットマウント式ディスクブレーキと前後12mmスルーアクスルを採用することで高い剛性と制動力を確保し、タイトなコーナーや滑りやすい泥のセクションでも、的確な操作をサポートします。
舗装路からグラベル、砂地、泥濘のレースコースまで、シクロクロスは多様な路面への対応力が求められる競技です。
新型「TCX ADVANCED PRO」は軽量化と快適性、操作性を高い次元でまとめ上げ、コンマ数秒を争うレースでのアドバンテージを追求しました。勝負を分けるのは、ほんの数センチ。その差を縮めるための進化が詰め込まれています。
Writer: くるまのニュース編集部
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