スバル「“新”4WDコンパクトカー」発売! 「カローラクロス級サイズ」に「高性能ハイブリッド」搭載で「リッター19km以上」走る! 改良型「クロストレック」 販売店に寄せられた声とは
スバルは「クロストレック」の改良モデルを発表しました。販売店に最新情報を聞いてみました。
「クロストレック」の一部改良モデル、納期は2〜3か月程度
2026年9月17日、スバルはコンパクトSUV「クロストレック」の改良モデルを発表しました。
その後のユーザーの反響などをスバルディーラーに問い合わせてみました。

クロストレックは、コンパクトなボディに、スバル独自の「シンメトリカルAWD」を土台とした本格的なSUV性能、そしてラギッドかつスポーティなデザインを掛け合わせることで、街なかからアウトドアシーンまで幅広く使いこなせる汎用性を備えたクロスオーバーSUVです。
第3世代となる現行モデルは、これまで市場ごとに異なっていた「クロストレック」「SUBARU XV」という車名を、グローバルで一本化。
デザインは従来モデルが持つ個性的なデザインを一段と際立たせるとともに、動的な質感にも磨きをかけています。
さらに、新世代アイサイトに加えて広角単眼カメラを日本仕様として初めて採用し、高い安全性能を実現しています。
いつでもどこへでも自由に出かけ、これまで以上に満ち足りた時間を過ごしたいという思いを後押しする、「とことん使えて、頼りになる相棒」を目指して生み出されたモデルです。
内装は、使い勝手の良さと、包まれ感やスピード感のある造形が生み出す居心地の良さを兼ね備えた室内空間に仕立てられています。
スバル共通のインターフェイスとなる11.6インチマルチインフォメーションディスプレイも搭載されました。
プラットフォームには、「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」およびフルインナーフレーム構造を採用することで、ボディ剛性を一段と高めるとともに軽量化も実現しています。
ボディサイズは全長4480mm×全幅1800mm×全高1575mm。トヨタ「カローラクロス」とほぼ同等の、国内では扱いやすいサイズとなります。
これまでにいくつか改良が実施されており、2025年7月の改良では新色の追加や異常時の安全機能強化が図られ、2026年4月には特別仕様車「Limited Style Edition」が設定されるなど、着実に進化を重ねてきました。
今回の改良ではラインナップの見直しが実施され、2リッター水平対向4気筒エンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドモデル「e-BOXER」が廃止、全グレードがストロングハイブリッド「S:HEV」へと統一されることになりました。
ストロングハイブリッドモデルのパワートレインには、2.5リッター水平対向4気筒エンジンにモーターを組み合わせたシステムが採用され、駆動方式はシンメトリカルAWD、トランスミッションにはCVTが組み合わされます。
高トルクなモーターを生かした力強くなめらかな加速性能を実現する一方、エンジン制御の最適化などにより、WLTCモードで従来のe-BOXERを大幅に上回る19.5km/Lの燃費性能を達成しています。
装備や快適性の拡充も図られ、メーカー装着オプションの構成も見直されています。
上級の「Premium S:HEV EX」グレードにはハーマンカードンサウンドシステムが新たに設定されたほか、ベーシックな「Premium S:HEV」グレードではナビゲーション機能を選択できるようになり、移動時の上質感と利便性が一段と高められています。
外観にも細部へのこだわりが垣間見え、メーカー装着オプションとして用意されるルーフレールのカラーが従来のダークグレーからブラックへと改められ、リアに備わるオーナメントのデザインも一新されています。
ボディカラーには新色「イグニッションレッド」が加わり、選択肢が広がりました。
クロストレックの一部改良モデルの車両本体価格は、Premium S:HEVが383万3500円、Premium S:HEV EXが405万3500円となっています(いずれも消費税込み)。
一部改良を実施したクロストレックについて、ユーザーからの反響を9月下旬にスバルディーラーに聞いてみました。
「クロストレックはマイルドハイブリッドモデルが廃止されたことにより、全体的に車両本体価格が上昇することとなりました。
マイルドハイブリッドモデルはすでに生産を終了しており、各店舗の在庫限りとなっております。
一部改良後のストロングハイブリッドモデルの方のご納期は2〜3か月程度を見込んでおります」
他のスバルディーラーにも問い合わせてみました。
「マイルドハイブリッドモデルが生産終了となった直後、それとグレード体系が整理されて全体的に価格が上昇したということもあり、現在はお客様も様子見という印象です。
生産終了したマイルドハイブリッドモデルの方は価格が抑えられていることもあり、少し前まで駆け込み需要が相次ぎました。
当店では販売を終了しましたが、まだ在庫がある店舗もあるようです」
一部改良前は300万円台前半からのスタートだったクロストレック。今回の一部改良で383万円からと、エントリー&中間グレードを廃止にしたことで一気に最低価格のラインが上昇しました。
ユーザーの目が慣れてくるまで、もう少し時間がかかりそうですが、ストロングハイブリッド化による燃費の向上には目を見張るものがあり、試乗すればその性能がわかるはずです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。
























