日産の斬新「“2列6人乗り”ワゴン」に反響殺到!「前の真ん中が特等席!」「長距離でも全然疲れない」との声も! “前列3人掛け”の革新的シート採用! 「ワイドボディ」で車内が広い個性派モデル「ティーノ」とは!
日産からかつて販売されていたハイトワゴン「ティーノ」は、2列シートに6人が乗れる設計で、前席にも3人が座れる独創的なパッケージングが話題となりました。そんなティーノに対し、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
前席に3人座れた日産「ティーノ」へのSNSの声
現在では3列シートミニバンやSUVがファミリーカーの定番となっていますが、かつては従来の枠にとらわれない独創的なパッケージングを備えた個性派モデルが多数存在しました。
なかでも現在に至るまでSNSなどで定期的に話題にのぼるのが、日産が1998年に発売したハイトワゴン「ティーノ」です。「快適・快速 ハイトワゴン」をコンセプトに開発され、2列シートでありながら前席にも3人が座れる「前3人+後3人」の6人乗りレイアウトを採用したことで大きな注目を集めました。
2003年に日本での販売を終了してから20年以上が経過したモデルですが、SNSでは前席3人掛けにまつわる家族の思い出をはじめ、個性的なデザインや室内の広さを懐かしむ声が今なお多く寄せられています。
ティーノは、ワイドかつショート、そして高めの全高を持つ「ティーノ・プロポーション」が特徴のハイトワゴンです。ボディサイズは全長4270mm×全幅1760mm×全高1610mmで、発売当初の乗車定員は全車6名とされていました。
エクステリアには4灯式ヘッドランプやウイング形状のフロントグリルを採用し、サイドウインドウには紡錘形(スピンドルシェイプ)、リアには力強いブリスターフェンダーが与えられています。
前席の3人掛けを実現させたのが、幅にゆとりを持たせたパッケージングです。室内幅1500mm、室内高1220mmを確保し、前後席ともに3名ずつ座れるスペースが生み出されました。
前席には、いざというときに3名乗車が可能な「マルチユースベンチシート」を設定。コラムシフトと足踏み式パーキングブレーキを組み合わせることで、前席中央を通って後席へ移動できるウォークスルー構造を実現しています。
また後席には、工具不要で1座ずつ脱着できる「マルチユースセパレートシート」を採用。シートアレンジや取り外しにより、荷室を用途に合わせてフレキシブルに拡大できました。

パワートレインには、2リッター直列4気筒ガソリンエンジンに「HYPER CVT」を組み合わせた仕様と、1.8リッター直列4気筒リーンバーンエンジンに4速ATを組み合わせた仕様の2タイプを設定しています。
さらに2000年3月には、市販乗用車として世界初となるマンガン系正極のリチウムイオン電池を搭載した「ティーノハイブリッド」が100台限定で発表され、大きな注目を集めました。
その後、2000年4月には一般的なセパレートシートを採用した5人乗りモデルが追加され、2002年のマイナーチェンジにより6人乗り仕様は廃止。5人乗りに一本化されたのち、2003年に販売を終了しました。
発売当時の通常グレードの価格(消費税抜)は、169万7000円から207万6000円となっていました。
現在でもSNSでは、この独創的なパッケージングに対して多くのコメントが見られます。
なかでも目立つのが、前席3人掛けの思い出を振り返る声です。「実家のクルマがティーノだった。前の真ん中に座るのが子供の頃の特等席だった」「子供のころ親に挟まれてドライブに連れて行ってもらったのが楽しかった」など、家族との思い出を懐かしむ投稿が見られます。
また、「『サニー』(コンパクトセダン)をベースにしているとは思えないくらい室内が広くて使いやすかった。コラムシフトと足踏みパーキングブレーキのおかげで足元がスッキリしていた」「シートの座り心地もかなり良くて、長距離でも全然疲れなかった名車」など、パッケージングや快適性を評価する声も上がっています。
さらに、当時話題となったミスター・ビーン出演のテレビCMを懐かしむ声や、「100台限定でリチウムイオン電池を積んでいたチャレンジ精神は本当にすごい」と、時代を先取りしていたハイブリッド技術を称賛するコメントも寄せられていました。
Writer: 阿久津仁
1998年東京都生まれ。高校卒業後、自動車業界をはじめとして不動産業界、IT業界、SNS業界など様々な業界でビジネスを展開するビジネスマン。某大手転職メディアでのWebライティング経験や、オリンピック記事の制作など様々な分野でWebライティング記事を作成し、Webライターとしての経験は10年に及ぶ。趣味はクルマ・バイクで休日にドライブをすること。


































