2100万円超えのいすゞ「5人乗り“高級”4WDトラック」がスゴい! 悪路もイケる「タフ顔」なのに内装は「超オシャレ空間」!? ド迫力キャンパー「ジオローム」とは?
2026年6月26日から28日まで幕張メッセで開催された「東京アウトドアショー2026」の会場で多くの注目を集めたいすゞのキャンピングカー「GeoRoam(ジオ・ローム)」について解説します。。
無骨さと快適性を両方
アウトドアカルチャーを軸に、暮らしを豊かにする多彩な情報を集めた「東京アウトドアショー2026」の会場には、多くのキャンピングカーが展示されましたが、とりわけ来場者の関心を集めたのが、トラック・バスメーカーのいすゞが披露した「GeoRoam(ジオ・ローム)」です。
いすゞは、近年のキャンピングカー需要の高まりを受け、小型トラック「エルフ」をベースにしたキャンピングカー専用シャーシを開発し、販売しています。
そのフラッグシップとして位置づけられているのが「Be-Cam(ビーカム)」です。GeoRoamは、このBe-Camのワイドキャブ・ロング・4WD仕様のシャーシに、架装メーカーの日本特種ボディー(NTB)が架装を施して仕上げたキャブコンタイプのキャンピングカーです。2026年1月の「東京オートサロン2026」で初めてお披露目された最新モデルになります。
乗車定員は5名。全長6720mm×全幅2200mm×全高2950mmという堂々としたサイズを誇ります。
開発テーマは「素材と質感、機能にこだわったオーバーランドスタイル」です。オーバーランドスタイルとは、キャンプや車中泊を楽しみながら、舗装路のない道や荒野を、悪路走破性に優れたクルマで長距離にわたって移動する楽しみ方を指します。
この考え方に沿って、ボディにはカーキを基調としたダークカラーを採用し、前面下部のフロントガード、ルーフ上のLEDランプバー、HARD CARGO製のルーフラックなどを装着。一般的なキャブコンではなかなか見かけない、クールでタフ、そしてワイルドな雰囲気が強く漂っています。

足まわりを支えるBe-Camの4WDは、2WDと4WDを切り替える必要がありません。センターデフでトルク配分を最適化するフルタイム4WDのため、長距離移動はもちろん、悪路や雪道でも安心して走れます。オーバーランドスタイルのキャンピングカーには、まさにうってつけのシャーシといえるでしょう。
外観は無骨ですが、一歩キャビンに入ると印象はがらりと変わり、各部に天然木をふんだんに使った高級感のあるシックな空間で、おしゃれなカフェを思わせます。野性味あふれる外装と、洗練された上質な居住空間を見事に両立させているのです。
大柄なボディを生かした広い室内には、コンロ、シンク、電子レンジを備えたキッチンを完備しています。くつろぎのスペースとして、L字型のソファ・シート・テーブルで構成するダイネットも用意されました。就寝時は、大人1名が使える常設ベッドに加え、ダイネットにマットを敷き詰めれば3名分の寝床を確保できます。
大胆なスタイルから、GeoRoamは一見するとショーモデルのようですが、日本特種ボディーのほか、全国の正規販売代理店や協力店で購入できます。ただし、会場に展示されたクルマは特別装備を施したデモカー仕様のため、細部が異なります。
グレードは「ベーシック」と「ハイエンド」の2種類で、価格(消費税込)はベーシックが2178万円、ハイエンドが2365万円です。
ベーシックでも、電動ステップ、外部100V出力コンセント、リチウムバッテリー(10kWh)、ソーラーパネル、走行充電器、インバーター2000W×1台、家庭用エアコン、70Lサイズの両開き冷蔵庫などが標準で備わります。
購入後すぐに快適なキャンピングカーライフを始められる充実ぶりであり、無骨さと快適性の両方を求める人にとって、心強い一台になりそうです。













































