ブツ切れ状態の「東関東道」11月に開通へ! 「2つの湖」の“ちょうど中間”通過で国道354号にも接続! でも潮来までは「1年延期です」 行方IC~鉾田IC間が先行供用へ
NEXCO東日本は2026年9月30日、国土交通省 関東地方整備局と整備を進めてきた東関東道水戸線の行方(なめがた)IC~鉾田IC間が11月22日に開通すると発表しました。
残る区間は2027年度開通見込みと先延ばしに
NEXCO東日本と国土交通省 関東地方整備局が整備を進めてきた「東関東道水戸線」の行方(なめがた)IC~鉾田IC間が、2026年11月22日に開通します。同日15時から供用を開始します。
東関東道は、千葉県市川市を起点とする延長123.0kmの高規格幹線道路です。茨城県水戸市に至る「水戸線」、千葉県の内房に沿って館山市に至る「館山線」で構成されます。
首都高湾岸線、東京外環道、圏央道、北関東道などと接続を持ち、千葉県や茨城県の太平洋側地域を中心とする関東地方の東部エリアの交通ネットワークを支える重要な道路となっています。
今回開通を迎えるのは、東関東道水戸線でブツ切れ状態で未開通だった潮来IC~鉾田ICにかけての延長30.9kmのうち、北側にある延長7.9kmの行方(なめがた)IC~鉾田IC間です。ちょうど茨城県の霞ケ浦と北浦の間を通るルートになっています。

水戸市から鉾田市にかけての供用済み区間が延伸される形となり、新設された行方ICは群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで、北関東を横断する国道354号と接続して、太平洋側で並行する国道51号や県道18号線「茨城鹿島線」などのアクセスが改良されます。
これにより行方市役所(北浦庁舎)から茨城県水戸市(茨城県庁)までの所要時間が約18分短縮されるほか、災害時に対策本部が設けられる県庁から行方市および鉾田市に向けての救援ルートの強化、救急医療搬送時間の短縮といった効果が見込まれています。
また、行方IC~鉾田IC間の周辺地域は、北浦複合団地や上山鉾田工業団地などを抱える産業エリアであるほか、生産量日本一を誇るという鉾田市のメロン、全国各地にある鹿島神社の総本社である「鹿島神宮」など、農業や観光・レジャーでも人気が高い地域となっています。
水戸線の開通は広域的なメリットだけでなく、沿線地域にも好影響をもたらすと期待されています。
ただし、残る潮来IC~潮来行方ICにかけての11.1km、潮来行方IC~行方ICにかけての11.9kmはまだ事業中となっており、今年度中の開通から延期され、改良工事等が順調に進捗した場合という条件付きで、2027年度の開通を見込んでいます。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。















