レクサス「LBX」級サイズの新「“斬新”コンパクトカー」世界初公開! 全長4.1mの光で色が変わるボディ&“キラッと光るリアロゴ”がカッコいい! DS「F3VER」仏国で披露
DSオートモビルは2026年10月12日、パリ・モーターショーで新たなコンセプトカー「DS F3VER」を世界初公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。
光の当たり方でボディ色が変わる!?
DSオートモビルは2026年10月12日(現地時間)、フランスで開催中の「パリ・モーターショー2026」において、新たな電動コンセプトカー「DS F3VER」を世界初公開しました。
DS F3VERは、ブランドの今後のデザインや技術の方向性を示すコンセプトモデルです。これまでの自動車のカテゴリーにとらわれず、独創的なスタイリングと実用性を両立した一台として開発されました。
ボディサイズは全長4190mm×全幅1840mm×全高1460mm、ホイールベース2700mmです。日本で販売されているレクサスのコンパクトSUV「LBX」は全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mmなので、DS F3VERは全長がまったく同じで、全幅は15mm広く、全高は85mm低いワイド&ローなプロポーションとなっています。
さらに、ホイールベースはLBXより120mm長く、ゆとりのある室内空間を確保。荷室容量も400リットルと、ひとクラス上のモデルに匹敵する広さを実現しているといいます。
パワートレインは電動システムを採用し、クラストップレベルの航続距離を目指して開発されています。具体的なモーター出力やバッテリー容量、航続距離などは明らかにされていませんが、日常の移動から週末のレジャー、長距離ドライブまで幅広く対応することを想定しています。
エクステリアは、航空機や建築、デジタル技術など、クルマ以外のさまざまな分野から着想を得た斬新なデザインが特徴です。DSは「力強い魅力」「徹底したカスタマイズ」「あらゆる場面に対応する自由な使い方」という3つのテーマを掲げ、これまでにない個性的なスタイリングを追求しました。

フロントには、DSのエンブレムを配した縦型の「トーテム」を採用。縦方向にY字を描く新しいライトデザインと組み合わせ、昼夜を問わずひと目でDSと分かる独特の表情に仕上げています。
リアにも特徴的なデザインが取り入れられています。バンパー中央には、デジタル化されたDSロゴを表示するトーテムを配置。光のアニメーションによってさまざまな表情を見せるほか、周囲の人に情報を伝えるコミュニケーション機能も備えています。
さらに、リアランプは16枚のLEDパネルで構成され、パリの歴史的建造物「グラン・パレ」のアーチ状の天井から着想を得たデザインを採用。超軽量のマグネシウム構造で支えられ、光が奥へと続くトンネルのような立体的な演出を実現しました。
ボディカラーも非常にユニークです。専用色の「コズミックブルー」には、見る角度や光の当たり方によって色合いが変化する特殊な塗装を採用。鮮やかなブルーから深みのあるバイオレットへと変化し、見る場所や時間帯によって異なる印象を与えます。
また、ルーフには好みに応じてカスタマイズできる装飾ストリップを設定。ツートーンカラーの境界線をリアランプまで伸ばし、テールゲートやサイド、バンパーを包み込むようなデザインとすることで、コンパクトなボディをより印象的に見せています。
足元には、軽量化と強度を両立した幾何学的なデザインのホイールを採用。シャンパンカラーのアクセントや、パリの伝統的な装飾技法を思わせる「クル・ド・パリ」の模様を取り入れ、細部まで上質感を追求しました。
一方、車両の設計には「デザイン・インテリジェンス」と呼ばれる新たな考え方を取り入れています。これは、部品点数を減らしながらデザインの個性や質感を高めるというもので、軽量化や空力性能の向上、生産工程の簡素化なども目指しています。
具体的には、ヘッドライトとデイタイムランニングライトを一体化したフロントライトや、一体型バンパーなどを採用。ホイールアーチやボディ下部に追加される樹脂製パーツもなくし、すっきりとした外観を実現しました。
開発には、ステランティスが導入した最新のデジタルツールやAI(人工知能)も活用されています。DSは、AIをデザイナーの創造性に代わるものではなく、新たなアイデアを探る可能性を広げ、開発を効率化するための技術と位置づけています。
DS F3VERは、パリ・モーターショーのDSブース中央に展示され、来場者の反応を今後の車両開発に生かす考えです。また、来場者が車両と一緒に撮影した写真を加工・共有できる専用ウェブアプリも用意されています。
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光の当たり方で色が変わるコズミックブルーや、光のアニメーションを表示するリアのDSロゴなど、従来のコンパクトカーとは異なる個性を備えたコンセプトカーとなっています。
なお、現時点では価格や発売時期、具体的な市販化の予定などは明らかにされていません。
DSが提案する新たなデザインや技術が、今後の市販モデルにどのような形で取り入れられるのか注目されます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

















