スズキ「“4人乗り”軽トラ」がスゴイ! “大人2人+子ども2人”がひろびろ寝れる「車中泊」仕様! タフな「4WD」で一家団らん「リビング空間」もあるAZ-MAXの「キャリイ」キャンパー「ラ・クーンII」とは!
軽トラの扱いやすさを残しながら、居住部は全幅1750mmまでしっかりワイド化。AZ-MAX「ラ・クーンII」は、“小さく走れて、広く過ごせる”を本気で狙った1台でした。
軽トラの小ささは残して、居住側はしっかりワイド
2026年9月26日・27日の2日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「横浜キャンピングカーショー2026」で目に留まった1台が、AZ-MAXの「La.kunn II(ラ・クーンII)」です。
展示車はスズキ「キャリイトラック」をベースにした4WD・4速AT仕様でした。
ラ・クーンIIのボディサイズは、全長3780mm×全幅1750mm×全高2430mm。軽トラック(全長3395mm×全幅1475mm×全高1765mm)をベースにしながら、居住部を左右へ大きく張り出し、室内幅1630mmを確保しています。
登録は8ナンバーのキャンピングカーです。
このクルマを見ていて面白いのは、軽トラベースだからといって、居住側まで小さくまとめていないことです。キャビンは軽トラでも、その後ろはしっかりワイドです。
ワイドなシェルに合わせてドアミラーも外側へ延長。後方視界にも配慮しています。
運転席上には大きなバンク部を設け、展開すると1800×1570mmの就寝スペースに。FRP製のシェルおよび床には20mmの断熱材が入り、結露しにくいアクリルウインドウも備えます。

さらに走行性能向上のため、強化スプリングと強化ショックアブソーバーを採用。居住性を欲張る一方で、視界や足回りにもきちんと手を入れています。
展示車の価格(消費税込)は420万1200円。車両本体価格405万1600円に、バックアイカメラ、リアスピーカー&USB、ワイドタイヤ一式を追加した仕様でした。
4人対面+細かな収納!“広い”を使いやすさに変える工夫
ラ・クーンIIの室内レイアウトは、長さ1900mmのベンチシートを備える「ベンチタイプ」と、4人でテーブルを囲める対面ダイネットの「リアベッドタイプ」の2種類。今回の展示車は後者です。
室内サイズは長さ2150mm×幅1630mm×高さ1720mm。さすがに4人で囲めば余裕たっぷりとはいきませんが、軽トラベースで対面ダイネット(リビング空間)を成立させているのは立派です。
シートを展開し、拡張マットを使えば、後部は長さ1950mm×幅1360mmのベッドに。運転席上のバンクベッドと合わせ、就寝定員は大人2名+子ども2名となります。なお乗車定員は4人です。
さらにうまいのが、広さを確保して終わりではなく、収納もしっかり作り込んでいることです。
リア側のシート下は収納スペース、キッチンカウンターには引き出し。エントランスドア横には、回転式のシューズラックまで備えています。
キッチンにはシンク、10Lの給排水タンク、カセットコンロを標準装備。105Ahのサブバッテリーや走行充電システム、外部AC電源も備えています。
価格は、リアベッドタイプのほうがベンチタイプより10万円高い設定。2人旅ならベンチタイプ、家族や仲間と車内で食事を楽しみたいならリアベッドタイプと、使い方に合わせて選べます。
軽キャンでは少し狭いけど、一方で、大きなキャブコンまでは要らない……。そんな“間”を求める人に、ラ・クーンIIはちょうどハマりそうな1台です。
軽トラの扱いやすさは残すけど、居住側では遠慮しないという「欲張りなバランス」こそ、ラ・クーンII最大の持ち味といえるでしょう。
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。





































