新車300万円から! 日産「高質感“コンパクトSUV”」に人気殺到! 全長4.4mボディに「クラス超え内装」×1.4リッターハイブリッド搭載! 「新型キックス」が支持される理由とは?
2026年6月に発売された日産新型「キックス」について、発売後3か月以上が経過した現在、最新情報を聞いてみました。
高評価の新型「キックス」 納期は1〜2か月が目安
2026年6月17日、日産はコンパクトSUV「キックス」をフルモデルチェンジし、同月18日より発売しました。
その後、3か月経過した現在、納期やユーザーから寄せられた反響について、日産ディーラーに問い合わせてみました。
2016年5月、初代キックスがデビューしました。海外向けモデルとしてデビューした初代キックスは、日本では4年遅れて2020年から販売がはじまり、日本仕様車はすべて日産独自のシリーズハイブリッド「e-POWER」を搭載しています。
今回、日本でデビューしたのは、アメリカ市場では2024年夏にすでに登場していた2代目です。
アメリカから約2年遅れての投入となった背景には、当初e-POWERモデルが用意されておらず、その設定を待つ形で日本導入が先送りされていたという事情があります。
新型キックスの目玉となるのは、日本国内向け車種としては初採用となる、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機の主要5部品を一体化した「5-in-1」構造の第3世代e-POWERです。
パワートレインの小型・軽量化と高剛性化を実現しつつ、高速走行時の燃費と静粛性を大きく高めています。
また4WDモデルには電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を採用し、旋回性能と乗り心地の両立を図っています。

新型キックスの外観は、近年の日産車に共通するデザイン言語を受け継ぎながらも、アメリカンフットボールのヘルメットをモチーフにしたという先進的なフロントフェイスが際立っています。
フロントグリルと一体化したシグネチャーランプに、精悍な印象のLEDヘッドライトを組み合わせることで、ワンランク上のクラスを思わせるモダンな仕上がりとなっています。
リアには、スニーカーのソールから着想を得たというパターンが配され、口の字形の黒いグラフィックと車幅いっぱいに広がるテールランプが、強い個性とSUVらしい存在感を放っています。
内装は、モダンさと開放感を重視した設計となっている点が特徴です。
インパネやセンターコンソール、ドアトリムには手触りの良いソフト素材を採用し、メーターとインフォテインメントを一体化した12.3インチのデュアルスクリーンによって、先進性と使い勝手の両立を図っています。
膝まわりや頭上の空間、後席の室内幅についても、クラストップレベルを確保しました。
さらに、ビーガンレザー(合成皮革)やファブリックといったソフト素材を用い、前後席の左右シートには疲労を軽減する「ゼログラビティシート」構造を採り入れています。
先代キックスと同様、上級グレードには大開口の電動チルト&スライド機構付きパノラミックガラスルーフが用意されている点も嬉しい装備といえるでしょう。
もちろん安全装備も充実しており、全車に「プロパイロット」と「360度セーフティアシスト」を標準装備するほか、車線逸脱防止支援システムや後側方車両検知警報なども用意されています。
加えて、「フロントワイドビュー」やボンネット越しの視界を再現する「インビジブルフードビュー」を含む「インテリジェントアラウンドビューモニター」も新設され、安全性のさらなる底上げにつながっています。
パワートレインは前述のとおり第3世代e-POWERであり、1.4リッターの発電専用3気筒エンジンに143馬力の電気モーターとリチウム電池を組み合わせた構成となっています。燃費はWLTCモードで20.1km/Lから25.7km/Lです。e-4ORCE車では、リアに68馬力のモーターが追加された仕様となります。
ボディサイズは全長4365mm×全幅1800mm×全高1610〜1615mm、ホイールベースは2655mmとなっています。初代との比較では全長が70mm、全幅が40mmそれぞれ拡大しているものの、極端な大型化は避けられており、コンパクトな取り回しの良さはしっかりと維持されています。
の車両本体価格は、299万9700円から424万8200円(いずれも消費税込み)となっています。
2026年8月3日時点の情報では、受注台数は1万1388台、販売台数は4794台となっています。発売からおよそ1か月で受注1万台を突破しており、滑り出しは好調といえそうです。
好調な売れ行きを見せる新型キックスについて、実際の反響や納期の状況を9月下旬に首都圏の日産ディーラーへ問い合わせてみました。
「発売から3ヶ月ほど経ちましたが、内外装の質感の高さを評価していただいております。グレードでいうと、最上級モデルの『G』と、『X+』が売れ筋です。子育て世代の方から、ご高齢の方まで、幅広い層のお客様にご支持いただいております。
一昔前ならそれなりのボディサイズなのですが、現代では比較的コンパクトな部類です。
歴代日産車オーナーの50代後半のお客様から『ちょうどいいサイズ感のSUVが欲しかったので新型キックスを選んだ』とおっしゃっていただけたのは嬉しかったですね。
ご納期も比較的短期で可能となっており、1〜2か月が目安です」
他の日産ディーラーにも問い合わせてみました。
「先代キックスオーナーのお客様のなかにはお乗り換えをご検討いただいている方も何名かいらっしゃいます。『実車を見て、試乗してしまうと格段に進化していると実感せざるを得ない』との評価です。
外装のデザインや、内装の質感の高さの評価が特に高いです。試乗していただくと、安定感のある走りをより感じていただけると思います。
ご納期については、おおよそ1〜2か月が目安です」
先代からの大幅な進化を遂げたことで高い評価を得ている新型キックス。セールスの方も力説していましたが、日本の道路事情にもマッチしたおすすめの1台といえそうです。
ほどよいサイズのSUVが欲しいと思ったとき、新型キックスは選択肢のひとつとしてしっかりとチェックしておく必要がありそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。


























































