「冬タイヤ」への履き替え時期はいつがイイ? 外した夏タイヤは横積み・縦積みどっちがいい? 保管時に“やっちゃいけない行為”とは
冬タイヤへの履き替え時期はいつが目安なのでしょうか。外した夏タイヤの正しい保管方法とあわせて紹介します。
「冬タイヤ」への履き替え時期はいつ?
北海道では雪の便りが聞かれる時期となり、クルマも冬支度を意識する季節になってきました。夏のドライブを支えてきた夏タイヤも、気温が下がり始めると、そろそろスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)への交換を考える時期です。
とはいえ、秋口は暖かい日もあり、いつ履き替えればいいのか迷う人もいるでしょう。交換の目安となるものはあるのでしょうか。
冬タイヤへの交換時期の判断材料になるのが、いわゆる「最低気温7℃の法則」です。
夏タイヤとスタッドレスタイヤでは、使われているゴムの性質や役割が異なり、それぞれ得意とする温度域があります。その目安となるのが「最低気温7℃」で、多くの大手タイヤメーカーも自社のウェブサイトなどで交換時期を考える際の基準として紹介しています。
気温が低くなってからも夏タイヤを使い続けると、早朝や夜間、山間部などではグリップ力や制動距離に不安が残ります。一方で、まだ気温が高い時期からスタッドレスタイヤを履き始めると、ゴムの摩耗や劣化が進みやすくなります。

そのため、天気予報などで今後の最低気温を確認し、7℃を下回る日が続くようになってきたら、夏タイヤからスタッドレスタイヤへの交換を考えるタイミングといえそうです。もちろん、住んでいる地域の気温や、これから走る予定の場所についても考慮する必要があります。
交換が済んだら、取り外した夏タイヤの状態も確認しておきたいところ。次のシーズンも安心して使うためには、保管前のひと手間も大切になります。
まずはタイヤをしっかり水洗いし、十分に乾燥させます。トレッド面にはさまった小石などがあれば、この機会に取り除いておきましょう。
あわせて、スリップサインやサイドウォールに記されている製造年月日も確認しておきましょう。製造時期は4ケタの数字で表示され、たとえば「1822」であれば、2022年の18週目に製造されたことを示します。
残り溝が少なくなっている場合や、ひび割れなどの劣化が見られる場合は、次のシーズンも使用できる状態か確認しておきたいところです。また、使用開始から5年以上経過したタイヤについては、タイヤ販売店などで点検を受けることが推奨されています。
タイヤを保管する際は、直射日光や雨、水が当たる場所のほか、油類やストーブなどの熱源、電気火花が出る機器の近くは避けたいところです。タイヤラックやスノコなどを使って床面から少し離しておくとよいでしょう。
なお、タイヤの保管方法は、ホイールが付いているかどうかで異なります。タイヤメーカー各社では、ホイール付きの場合は空気圧を使用時の半分程度まで下げたうえで「横積み」、タイヤ単体の場合は「縦積み」が推奨されています。タイヤのゴムやコードにかかる緊張を和らげ、劣化を抑えるためです。
ただし、ホイール付きタイヤの空気圧を下げて保管した場合は、次に装着する際、走行前に車両指定の空気圧まで戻す必要があります。自宅でタイヤ交換をする場合は、あらかじめ空気入れを用意するなど、再充填できる環境も考えておきたいところです。
また、ホイール付きタイヤを縦置きしたまま長期間保管したり、タイヤ単体を横積みにしたりすると、変形につながる可能性があります。一部分だけに荷重がかかり続けないよう、ときどきタイヤを回して位置を変えておくとよいでしょう。
加えて、床に直接置く場合は、ゴムに含まれる成分で床面が汚れることがあります。そのため、ダンボールなどを敷いておくと安心です。
※ ※ ※
冬が近づいてから慌てないためにも、最低気温の推移を見ながら、スタッドレスタイヤへの履き替え時期を考えておきたいものです。
交換とあわせて夏タイヤの状態や保管方法も確認しておけば、次のシーズンを迎える際の準備もスムーズに進められるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。



















