山陽道に「新しいインターチェンジ」来夏に開通へ! クネクネ山道の“難所”に直アクセス 新しい「道の駅」も便利に! 西条〜志和間に「八本松SIC」27年夏に供用開始へ 広島
広島県内の山陽道 西条IC〜志和IC間で整備中の新スマートICの正式名称と開通見込み時期が発表されました。
地域由来の名称「八本松」を正式採用
広島県東広島市とNEXCO西日本 中国支社は2026年9月4日、山陽道・西条IC〜志和IC間で整備中の新スマートICの正式名称と開通見込み時期を発表しました。
山陽道は、兵庫県の神戸市北区から加古川市や姫路市のほか、岡山県の岡山市や倉敷市、広島県の広島市や尾道市、山口県の山口市や防府市などを経由して、下関市に至る延長約460kmの高速道路です。
中国地方の瀬戸内海側を横断するルートを採用しており、大阪府大阪市を起点とする国道2号と合わせて、西日本の大動脈として日々多くの車両が利用しています。
そんな山陽道のうち、東広島市で整備を進めているのが、西条ICと志和ICの中間に位置する新スマートIC「(仮称)八本松スマートインターチェンジ」です。

これまで仮名として採用されていた「八本松(はちほんまつ)」を正式名称として採用することを決め、正式名称を「八本松スマートIC」としました。
「八本松」は、江戸時代に同地域で整備された「一里塚」に植えられた松の木が由来となっています。
現代で言うところの標識の代わりとして、1里(約4km)ごとに設けられた盛り土(塚)に2本の松が植えられていたといい、その松の分かれた枝によって8本の松が植えられているように見えたことから「八本松の一里塚」と呼ばれるようになり、同地域の呼び名になったとされています。
近隣地域では八本松を冠した名称が多く見られ、現在も小学校(東広島市立八本松小学校)や鉄道駅(JR山陽本線 八本松駅)などで採用されています。
また、周辺は分水嶺があることで急峻な地形となっており、並行するJR山陽本線では「瀬野八(瀬野〜八本松)峠」として昔から貨物列車の難所ポイントになっているほか、国道2号もアップダウンとカーブが連続する走りにくい区間です。
八本松スマートICは県道80号線「東広島向原線」と接続し、県道350号線「造賀八本松線」、国道2号の旧道区間となる国道486号などの主要道路からアクセスが可能となっており、国道2号のバイパス線にある八本松西ICにも近いことから、山陽道と相互にアクセスが改善されます。
また、2022年7月にオープンした国道2号の道の駅「西条のん太の酒蔵」にも近く、八本松エリアの観光推進、シャープやデンソー九州などの企業が参画している磯松工業団地に近いことなども踏まえ、産業や物流、地域の交流を支える交通ネットワークの新たな玄関口としての活躍に期待されています。
気になる開通時期は、現在の工事進捗状況を踏まえて2027年(令和9年)夏を見込んでいます。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。







