日産「新型フェアレディZ」“Tバールーフ仕様”が復活! 名門チューニング&伝説のNISMOホイールで仕立てた「Z Kaze」米国で世界初公開!
日産は米国イベントにて、伝統のTバールーフと90年代カスタムを融合したコンセプトカー「Z Kaze」を世界初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
Tバールーフ搭載の「Z Kazeコンセプト」がスゴい!
日産の米国部門は2026年9月24日、アリゾナ州フェニックスで開催された「Z(日本名:フェアレディZ)」の愛好家向けイベント「ZCON」において、同車をベースとしたコンセプトカー「Z Kaze(風)コンセプト」を世界初公開しました。
Z Kazeコンセプトは、7世代にわたるZの歴史と1990年代を席巻したスポーツカーおよびチューニングカーカルチャーへの敬意を込めて制作されたモデルです。
最大の特徴は、かつて2代目(S130型)から4代目(Z32型)にかけてのフェアレディZで絶大な人気を誇った伝統のルーフ構造を蘇らせた、専用設計(カスタムエンジニアリング)の「Tバールーフ(Tトップルーフ)」にあります。
開発を手掛けた日産のプロダクトプランナーとデザイナーチームは、Zが持つオープンモデルとしてのルーツを表現すべく、「最高の夏の日にカリフォルニアのパシフィック・コースト・ハイウェイを爽快にドライブする」というビジョンを掲げて制作に臨みました。
モデル名である日本語の「風」が示す通り、ルーフを取り外すことで愛好家から親しまれてきた「風を髪になびかせて走る開放感」をダイレクトに味わうことができます。
ボディカラーには当時の雰囲気を象徴する「パシフィック・ティール」を採用し、エアアウトレット付きの軽量カーボンファイバーフードやフェンダーフレア、専用カーボンエアロキットによって力強いフォルムへと仕立てられています。
さらに足元には、モータースポーツの伝統を受け継ぐ伝説的な鍛造マルチピースホイール「NISMO LMGT2」の18インチ(フロント10J、リア11J)を丹念にレストアして装着し、圧倒的な存在感を放っています。
インテリアはコンセプトカーにありがちなダークトーンを避け、オープンエアの開放感を一層引き立てる上質なホワイトレザーシートでコーディネート。キャビン内にはカーボンファイバーのアクセントが散りばめられ、上品さと高揚感を高次元で両立させました。
また、ルーフを取り外したオープン走行時でも臨場感あふれる音楽体験を楽しめるよう、ヘッドレストには埋め込み型の「Bose Personal Plus」スピーカーが標準装備されています。
デザインだけでなく、メカニカル面にも往年のチューニングトレンドが色濃く反映されました。
サスペンションはNISMO製パーツで全面的に強化されたほか、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンには日本の老舗チューニングメーカーであるGReddy(トラスト)の「SUPREME SP」エキゾーストシステムや前置きインタークーラーキット、Airinxエアフィルターを組み合わせています。
米国日産のポンズ・パンディクティラ最高プロダクト&プランニング責任者は、「Z Kazeコンセプトは、日産の象徴的なオープンモデルを称えるとともに、日産やNISMOの名を世界に広めた90年代のチューニングカルチャーをリスペクトしたモデルです。このプロジェクトには、日産の優れたエンジニアリング、クリエイティビティ、そしてブランドの伝統への敬意が融合しています」とコメントしています。
なお、Z Kazeコンセプトは実験・展示用のコンセプトモデルのため一般販売の予定はありません。今回の初公開を皮切りに、今後は各種自動車イベントなどで披露される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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