約217万円から! 「ノア」よりワイド&ローな「“3列7人乗り”MPV」がスゴい! 「6速MTあり」&全長4.5m級ボディに運転支援機能も! 大胆に改名した「スターゲイザー カルテンツ」尼国モデルの実力とは
ヒョンデがインドネシアで手がける3列シートのMPV「スターゲイザー」。2025年に大幅改良を受けて車名まで変わり、現在は約217万円から設定されています。どんなモデルなのでしょうか。
「日本車の牙城」に挑む3列MPV! 改良で名前まで変わった
インドネシアで販売されるヒョンデのコンパクトMPV(多目的車)が「スターゲイザー」です。3列シートを備えるファミリー向けモデルで、2025年7月には大幅改良を受け、車名まで「スターゲイザー カルテンツ」へと変わりました。
インドネシアでは3列シートのMPVが乗用車販売の大きな割合を占め、トヨタ「アバンザ」や三菱「エクスパンダー」といった日本車が長く主役を務めてきました。そこへヒョンデが2022年に投入した対抗馬がスターゲイザーです。
初代の発表は2022年7月。生産はインドネシアの工場が担い、近隣諸国にも輸出されています。2023年8月にはクロスオーバー版「スターゲイザーX」が追加されました。
そして2025年7月23日、インドネシア国際オートショー(GIIAS 2025)で「スターゲイザー カルテンツ」「スターゲイザー カルテンツX」を世界初公開。同日から全国で販売を開始しました。車名はインドネシア・パプアのカルテンツ山にちなみ、ヒョンデは「The Real Indonesian Car」を掲げて現地の道路事情や生活に合わせたモデルだと説明しています。
外観の変化は劇的です。デビュー時の未来的な横一文字デイライトから一転、立体的で押し出しの強い大型グリルを採用。上位SUVを思わせる堂々とした顔つきに生まれ変わりました。
リアはH字を描くLEDテールランプが特徴です。カルテンツは仕様により16インチまたは17インチのアルミホイールを装着し、カルテンツXは17インチのブラックグロスアルミホイールを採用。
さらにブラックのオーバーフェンダーとブリッジタイプのルーフレールを備え、より力強い印象に仕上げられています。
ボディサイズは全長4575mm×全幅1780mm×全高1695mm〜1710mm、ホイールベース2780mm、最低地上高205mm。カルテンツXは全長4610mm×全幅1820mm×全高1740mm、ホイールベース2780mm、最低地上高205mmです。
日本のミドルサイズミニバンに近い感覚のサイズ感といえますが、全長4695mm×全幅1730mm×全高1895〜1925mmのトヨタ「ノア」と比較すると、ワイド&ローなボディである点が特徴です。

インテリアは、それまでのモデルと比べてダッシュボードを刷新。上位仕様には10.25インチのデジタルメーターと10.25インチのタッチディスプレイを設定し、スマートフォン連携にも対応します。ワイヤレス充電も仕様により備わります。
シート配列はベンチシートの7人乗りが基本で、2列目キャプテンシートの6人乗りは追加料金350万ルピア(1ルピア=約0.009円換算で約3万2000円)で選べます。カルテンツXの最上級「プライムパッケージ」には、BOSEの8スピーカーオーディオや運転席のパワーシート、ベンチレーテッドシートが与えられます。
上位仕様には先進運転支援システム「ヒョンデ スマートセンス」を設定します。カルテンツの「スマートHSS」「プライムHSS」には前方衝突回避支援やレーンキープアシスト、後側方衝突回避支援に加え、停止・再発進に対応するスマートクルーズコントロールを備えます。
さらにカルテンツXのプライムパッケージには、死角を映すブラインドスポットビューモニターと、360度のサラウンドビューモニターも加わります。
パワートレインは1.5リッター直列4気筒の「スマートストリームG1.5 MPI」で、最高出力115PS/6300rpm、最大トルク143.8N・m/4500rpmを発生。駆動方式はFFです。
トランスミッションは、カルテンツが6速MTとiVT(インテリジェント・バリアブル・トランスミッション)から選べ、カルテンツXはiVTのみ。サスペンションは前がマクファーソンストラット、後ろがカップルドトーションビームアクスルです。
現在のヒョンデ・インドネシア公式価格では、カルテンツが2億4140万ルピア(1ルピア=約0.009円換算で約217万円。8月中旬時点、以下同)から、カルテンツXが3億5000万ルピア(約315万円)から設定されています。発売当初はカルテンツが2億6990万ルピア(約243万)からでした。
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現在、スターゲイザー カルテンツの日本市場への導入はアナウンスされていません。全長4.5m級のボディに3列シートを備え、6速MTまで選べるうえ、停止・再発進に対応する運転支援も持つ実用一辺倒ではないMPVです。日本のミニバン好きにも刺さる、個性的な一台といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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