ノートが売れ行き好調の陰に、販売現場は「新型車欲しい」 登録車はトヨタに次ぐ2位も国内販売は5位の日産

『2018年上半期、最も売れている登録車』のノートが元気な日産。登録台数は好調でも、販売台数で他メーカーに差を付けられている理由はなんなのでしょうか。また、販売現場からは「新型車が欲しい」という切実な声も上がっています。

「新型車欲しい…」販売現場の悲痛な声

海外で販売されているティーダ(海外名:バーサ)

 日産の販売店は、もはや呆れ返っています。「今の海外で販売されるマイクラやティーダは、3ナンバーサイズのハッチバックです。5ナンバー車に比べると売りにくいですが、国内に導入されればしっかりと販売します。特にティーダやキューブのお客様は、ノートでは物足りないと感じています。その意味でノートe-POWERは満足感が高く、ティーダ、キューブ、5ナンバー車だったブルーバードシルフィからの乗り替えも多いですが、すべてのお客様をフォローできるわけではありません。

 やはり新型車が欲しいです。スカイラインのクーペも、海外仕様(インフィニティQ60)を導入すれば、スグに購入するというお客様がおられます。それなのに放置されていますから、メルセデス・ベンツやBMWに乗り替えられてしまっています」(日産の販売店セールスマン)

 目先の利益を追求すれば、国内市場に多額の投資をするのは効率が悪いでしょう。しかし日本の自動車メーカーが日本を大切にしないのは、海外のユーザーから見た時のイメージも良くないと思われます。

 日産の商品企画担当者からも「今はインターネットが発達しているから、海外のお客様も日本で売られている日産車について詳しいです。日本で買えない日産車を敬遠するお客様もおられます」という声が聞かれます。

 また、海外向けの日産車を開発するのも、日本のエンジニアです。日本で日産が魅力を失うと、社員の人材確保に影響が生じることも考えられるでしょう。自動車は、今後も基幹産業であり続けますから、意欲的な人材を集めることが経済面からも重要になります。今一度、国内に目を向けて日本のための日本車を出してほしいものです。

【了】

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Writer: 渡辺陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、2001年にフリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を得意とする。

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