国産・輸入車 売れ筋SUVランキング!おすすめ30車種を紹介
SUV売れ筋車種を国産車、輸入車それぞれランキングで30車種を徹底解説! ランキングから読み取る人気・売れ筋SUVのトレンド、SUVの新車、中古車購入時のポイントについてもご紹介します!
SUVの基本情報 そもそも「SUV」とはどんなクルマ?
近年の世界的なアウトドアブームの高まりに呼応して高い人気を維持し続けるカテゴリー「SUV」には世界各国の自動車メーカーが参入しています。SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略称で、日本語では「スポーツ用多目的車」という意味です。
本来はスポーツ用途に特定の特徴を備えたモデル・車種を指してSUVと呼んでいましたが、近年ではスポーツ用途から街乗りまで使用目的が多岐に渡るモデル・車種を指してSUVと呼んでいます。実はSUVには厳密な決まりは定められていません。今では4WDやオフロード走行性能を備えていないモデルもSUVに分類されています。
そのため、各自動車メーカーからは個性豊かな様々SUVが販売されており、SUVを選択するユーザーは幅広いラインナップから自身のライフスタイルに最適なSUVを選ぶことができます。
また、中古車市場でも往年の人気SUVを中心に流通量が活発です。最新モデルの新車SUVから評価の高い中古SUVまで、選択肢の多さもSUVの魅力のひとつと言えるでしょう。
ここからは、一般社団法人日本自動車販売協会連合会の半期および、日本自動車輸入組合への登録台数のデータを元にしたSUVのランキングをそれぞれの車種の特徴とともにご紹介します。
(※自販連の半期およびJAIA登録台数dataを基準に算出)
国産車 人気SUVランキング!
1位 トヨタ「ヤリスクロス」
2020年8月販売開始から1ヶ月で約3万9千台を受注したトヨタ「ヤリスクロス」は、同社の人気コンパクトカー「ヤリス」をベースに開発されたアグレッシブなボディデザインが目を惹くコンパクトSUVです。小柄なボディサイズならではの取り回しの良さ、高速走行時の快適性、そしてボディサイズからは想像できない悪路走破性能が魅力の、まったく新しいSUVとなっています。
さらに、ガソリン車(2WD)で20.2km/L、ハイブリッド車(2WD)で27.8km/Lという、ヤリス譲りの優れた燃費性能が高い評価を得ており、新車価格はガソリン車が約189万円~、ハイブリッド車が約258万円~となっています。ヤリスクロスで最も人気のグレードはガソリン車の上位グレード「1.5 Z」となり、それに続くかたちで「1.5 ハイブリッドZ」が人気です。
まだ新しいモデルのヤリスクロスですが、少しずつ中古車市場にも物件が出てきており、リセールバリューの面でも上記の2グレードが期待できそうです。参考に現在のヤリスクロスの中古車平均価格は240万円となっています。
車両スペック | ヤリスクロス |
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全長 | 4180mm |
全幅 | 1765mm |
全高 | 1590mm |
最小回転半径 | 5.3m |
車両重量 | 1160~1270kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1500cc/ガソリン |
最高出力 | 91ps、120ps |
最大トルク | 120N・m(12.2kg・m)/4800rpm、145N・m(14.8kg・m)/5200rpm |
2位 トヨタ「ライズ」
トヨタのラインナップでは最小のSUVとなる「ライズ」は、2019年の販売開始以来「丁度いいサイズ感の5ナンバーコンパクトSUV」として高いセールスを記録しています。またライズはトヨタとダイハツの協力によって開発されたモデルで、ダイハツ側では姉妹車「ロッキー」として販売されていますが両車の基本設計は共通です。
ライズはその小さなボディサイズによる都市部での使い勝手はもちろんのこと、アウトドアでのオフロード走行も可能で、どのような環境でも幅広く活躍できるコンパクトSUVと言えるモデルです。とくに人気のグレードは安全装備を充実させながら価格を抑えた「X“S”」で、価格は約174万円~となります。燃費は2WDが18.6km/L、4WDが17.4km/Lと同クラスのSUVの中でも優れた燃費のクルマと言えます。
販売開始から約1年が経過するライズは中古車市場でも物件数が増えつつありますが、買取査定額はいずれのグレードでも高値を推移しておりライズの人気の高さをうかがえます。参考に現在のライズの中古車平均価格は約200万円となっています。
車両スペック | ライズ |
---|---|
全長 | 3995mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1620mm |
最小回転半径 | 4.9~5.0m |
車両重量 | 970~980kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1000cc/ガソリン |
最高出力 | 98ps |
最大トルク | 140N・m(14.3kg・m)/4000rpm |
3位 スズキ「ジムニー」
2018年にフルモデルチェンジを実施した4代目「ジムニー」は小型・軽量が魅力的な本格派のクロスカントリーモデルです。ジムニー伝統の「ラダーフレーム構造」を採用した強固なボディを持ち、ハードな乗り心地を味わいながら道なき道を突き進むという、まさに流行りのシティ派SUVとは一線を画すマニア向けの車種と言えます。しかし現行の4代目モデルではそのレトロ感あふれる角ばったエクステリアデザインが大きく話題となり、この外観に惹かれて購入を決めたジムニーを普段使いするオーナーも少なくありません。
人気のグレードは充実した装備を備えた「XC」で、新車価格は約177万円~となります。燃費はWLTCモードで4ATモデルが13.2km/L、5MTモデルが16.2km/Lとなります。
マニアックなクルマとなるジムニーは、現行モデルこそ中古車市場は高値で推移していますが、旧型モデルであれば数万円から手にすることも可能です。参考に中古車平均価格は230万円となっています。
車両スペック | ジムニー |
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全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1725mm |
最小回転半径 | 4.8m |
車両重量 | 1030~1040kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 64ps |
最大トルク | 96N・m(9.8kg・m)/3500rpm |
4位 トヨタ「ハリアー」
4代目新型「ハリアー」は2020年6月にフルモデルチェンジしたばかりの、高い人気を誇るミドルサイズSUVです。初代ハリアーはプレミアムSUVというジャンルを世界に先駆けて確立した存在で、この4代目モデルも歴代ハリアーから変わらぬ洗練されたデザインを身にまといます。加えて国産車の都市型SUVの弱点とされている「高級感」も、現行モデルのハリアーはしっかりと備えています。
ハリアーの人気グレードはハイブリッド「Gレザーパッケージ」です。このグレードは本革を用いた質感の高いインテリアと充実した装備を持ち、どのシートに乗ったとしても満足度が高く高級感を堪能することができます。気になる燃費はWLTCモードで22.3km/Lとボディサイズからは想像できない低燃費を発揮します。新車価格は約430万円~となります。
現行モデルで4代目に到達したハリアーは中古車市場でも人気が高く、旧モデルも含めると複数の物件が見つかります。旧モデルはリーズナブルな価格ですが、現行モデルの中古車平均価格は370万円となっています。
車両スペック | ハリアー |
---|---|
全長 | 4740mm |
全幅 | 1855mm |
全高 | 1660mm |
最小回転半径 | 5.5~5.7m |
車両重量 | 1530~1690kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン、2500cc/ガソリン |
最高出力 | 171ps、178ps |
最大トルク | 207N・m(21.1kg・m)/4800rpm、221N・m(22.5kg・m)/5200rpm |
5位 トヨタ「RAV4」
5代目となる現行「RAV4」は、車高のリフトアップ感が強調されたアグレッシブなデザインが特徴的なミドルサイズSUVです。
オフロードでも安心してガンガン走れる高い走行性能がアクティブ志向のユーザーに選ばれるポイントで、発売以来高い人気を維持しています。発売当初はガソリンモデルとハイブリッドモデルの2タイプが用意されていましたが、2020年6月にはさらに電気自動車としての使用も可能な「PHVモデル」が新たに設定され、ますます選択肢が充実しました。このRAV4 PHVは高出力なSUVでありながら非常に低燃費と多くの魅力に溢れており、またこのように多くの選択肢から自分の希望に合ったモデルを選べることもRAV4が人気SUVとなった一因です。
RAV4は5代目までモデルがあるため中古車市場では複数の物件が存在します。旧モデルでも見極めれば程度の良い物件に出会うことができますが、やはり現行モデルが良いという方も多いでしょう。そんな現行RAV4の中古車平均価格は340万円~となっています。
車両スペック | RAV4 |
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全長 | 4610~4610mm |
全幅 | 1855~1865mm |
全高 | 1685~1690mm |
最小回転半径 | 5.5~5.7m |
車両重量 | 1570~1690kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン、2500cc/ガソリン |
最高出力 | 171ps、178ps |
最大トルク | 207N・m(21.1kg・m)/4800rpm、221N・m(22.5kg・m)/5200rpm |
6位 ダイハツ「ロッキー」
ダイハツ「ロッキー」はコンパクトなボディが自慢のSUVモデルで、ダイハツとトヨタの協力によって誕生したクルマです。そのためトヨタ「ライズ」とは基本設計の共通する姉妹車にあたります。
小さな車体からは想像できない広々としたラゲッジルーム容量を確保しながら、狭い都市部でも軽快に移動できる使い勝手の良さがライズが人気SUVとなるポイントです。グレードは4タイプ展開され、装備の充実するグレード「1.0 プレミアム」に高い評価が集まっています。また、ロッキーは燃費性能にも優れており、WLTCモードで18.6km/LとコンパクトSUVモデルとしては上位となる低燃費性を実現しています。
現行ロッキーは2代目となりますが初代ロッキーは1997年に販売を終了しており、中古車市場で初代ロッキーにお目にかかることは、なかなかのレアケースとなるでしょう。現在のロッキーの中古車平均価格は190万円となっています。
車両スペック | ロッキー |
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全長 | 3995mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1620mm |
最小回転半径 | 4.9~5.0m |
車両重量 | 970~1050kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1000cc/ガソリン |
最高出力 | 98ps |
最大トルク | 140N・m(14.3kg・m)/4000rpm |
7位 ホンダ「ヴェゼル」
ホンダ「ヴェゼル」は初代モデルが2013年のデビュー、2021年には2代目にフルモデルチェンジを実施したコンパクトSUVです。エクステリアデザインはフルモデルチェンジで大きく変わり、初代モデルのスポーティ感から、かなりスタイリッシュなで街乗り感が強くなったデザインが採用されています。
またインテリアデザインも大幅に変更され、先代より上質な仕上がりで同クラスの中でもトップクラスな品質となっています。
ボディサイズには変化なく基本的には先代とほぼ同サイズ。しかしながら室内空間としては、居住性が改善され後部座席も驚くほどの爽快感が味わえます。
さらに専用開発のプレミアムオーディオにより、クルマの中とは思えないほどの臨場感があふれるサウンドスケープをお楽しむことができます。
初代モデルとしては登場から7年が経過するヴェゼル。2代目の登場では中古車市場の物件数が豊富です。お手頃な価格のモデルも多々登場はしていますが、価格によっては程度の良し悪しに大きく影響が出ています。先代か2代目かの見極めとともに、良い物件が見つかるまで根気よく探すことが大切です。現在ヴェゼルの中古車平均価格は180万円となっています。
車両スペック | ヴェゼル |
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全長 | 4330mm |
全幅 | 1790mm |
全高 | 1580~1590mm |
最小回転半径 | 5.3~5.5m |
車両重量 | 1250~1450kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1500cc/ガソリン |
最高出力 | 106ps、118ps |
最大トルク | 127N・m(13.0kg・m)/4500-5000rpm、142N・m(14.5kg・m)/4300rpm |
8位 トヨタ「C-HR」
2016年に登場したトヨタ「CH-R」は、SUVらしからぬスポーティーでアグレッシブなデザインと安定感のある走りを高次元で両立したコンパクトSUVです。また2019年のマイナーチェンジでは、よりワイド感のあるデザインのバンパーやシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)も装備され、ガソリンエンジンの仕様などにも細かな変更が施されたことで益々商品力が向上。加えて1.2リッターのターボエンジンに6速MTを組みあわせたグレードの追加も大きく話題を呼びました。
CH-Rはガソリンエンジンで15.4km/L、ハイブリッドエンジンで30.2km/Lとガソリン・ハイブリッドともに良好な低燃費性能を実現しています。新車価格は約220万円~です。
登場から4年が経過するC-HRですが、まだ年数が浅くまた人気モデルであるが故に中古車市場ではまだまだ高値水準を維持しています。参考にC-HRの中古車平均価格は210万円となっています。
車両スペック | C-HR |
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全長 | 4385~4390mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1550~1565mm |
最小回転半径 | 5.2m |
車両重量 | 1390~1480kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1200cc/ガソリン、1800cc/ガソリン |
最高出力 | 98ps、116ps |
最大トルク | 142N・m(14.5kg・m)/3600rpm、185N・m(18.9kg・m)/4000rpm |
9位 マツダ「CX-30」
2019年に販売の開始したマツダ「CX-30」は、若年層からファミリー層まで問わず高い人気のSUVで、同車の「マツダ3」と基本コンポーネンツを共有しながら開発されたモデルです。世界的に評価が高いマツダのデザインや19.2km/Lの低燃費を持つディーゼルエンジン、トランスミッションにMTも選択できるグレード構成などが人気のポイントです。
さらに、大きすぎないボディサイズが日本の道路環境で優れた使い勝手と走行性を発揮します。CX-30の人気グレードはガソリンエンジン搭載のベースグレード「20S」で、新車価格は約239万円~。続いて好調となるのがディーゼルエンジンを搭載した「XD PROACTIV」で新車価格は約288万円~となっています。
登場から約2年となるCX-30は、中古車市場にはまだ物件数も少ない状態です。さらにSUV人気にもけん引され中古車価格も高値になっています。現在のCX-30の中古車平均価格は290万円となっています。
車両スペック | CX-30 |
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全長 | 4395mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1550mm |
最小回転半径 | 5.3m |
車両重量 | 1460~1520kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン |
最高出力 | 156ps |
最大トルク | 199N・m(20.3kg・m)/4000rpm |
10位 スバル「フォレスター」
2018年に販売開始した5代目スバル「フォレスター」は、北米を中心として世界的に高い評価を集めるミドルサイズSUVです。スバル車の魅力である水平対向エンジンが搭載された個性的なモデルで、悪路走破性も重視して開発されているために競合の多いミドルサイズSUVの中でもトップクラスの走行性能を誇ります。
燃費はガソリンエンジンが16.5km/L、ハイブリッドモデルのe-BOXERが18.6km/Lとなります。またe-BOXERの特徴として、エンジンとモーターの掛け合わせによって高い走行性能を発揮する点が挙げられます。人気のグレードは燃費・走行性能に優れた「アドバンス」で、新車価格は約315万円~となります。
現行モデルとしては3年目を迎えたフォレスターですが、モデルレンジとしては5代目となるので旧モデルはリーズナブルな価格で手に入れることも可能です。全モデルを総合してのフォレスターの中古車平均価格は300万円となっています。
車両スペック | フォレスター |
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全長 | 4625mm |
全幅 | 1815mm |
全高 | 1715~1730mm |
最小回転半径 | 5.4m |
車両重量 | 1570~1640kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 1800cc/ガソリン、2000cc/ガソリン |
最高出力 | 145ps、177ps |
最大トルク | 188N・m(19.2kg・m)/4000rpm、300N・m(30.6kg・m)/3600rpm |
11位 トヨタ「ランドクルーザー」
トヨタ「ランドクルーザー」は全長4950mm、全幅1980mmもの巨体を誇る、現在の国産SUVのラインナップでは珍しい存在となったラージサイズのSUVです。現行モデルとなる200系のランドクルーザーでは、過去の歴代モデルでも脈々と受け継がれた本格的なオフロード走行性能をより向上させながら、ラグジュアリーカーとしても使用可能なほど快適な車内環境を両立しています。加えて普遍的かつタフなスタイリングも世界的に人気が続く理由です。
この大柄な車体サイズゆえに燃費は6.7~6.9km/Lと昨今の都市型SUVには及びませんが、大排気量4.6リッターV型8気筒のパワフルなエンジンは他のコンパクトSUVには無いランドクルーザーならではの魅力と言えるでしょう。人気のグレードは装備を満載した最上位グレード「ZX」で、新車価格は約697万円~となります。本体価格はかなりの高額と言えるランドクルーザーですが、数あるクルマの中でもトップクラスにリセールバリューの高い車種であるため、新車購入~売却までを含めたカーライフ全体のコストは案外と抑えることも可能です。
ランドクルーザーは新旧モデル問わず人気の高い車種であるため、中古車市場でもそれなりに高値が付いています。中古車を購入する場合は前オーナーの使い方などにも注意し、納得のいく一台を見つけましょう。ランドクルーザー全体での中古車平均価格は200万円となっています。
車両スペック | ランドクルーザー |
---|---|
全長 | 4950mm |
全幅 | 1980mm |
全高 | 1870~1880mm |
最小回転半径 | 5.9m |
車両重量 | 2430~2690kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 4700cc/ガソリン |
最高出力 | 318ps |
最大トルク | 460N・m(46.9kg・m)/3400rpm |
12位 マツダ「CX-5」
マツダ「CX-5」は今やマツダのSUVラインナップの中心的存在となるミドルサイズSUVです。2代目にあたる現行モデルは、各社のミドルサイズSUVの中でも低めの車高とボンネットの長いロングノーズスタイルが特徴的となっており、SUVでありながらまるでスポーツカーのように躍動感ある魅力的なデザインが自慢です。
またCX-5にはガソリン仕様からディーゼル仕様など4タイプのエンジンが搭載され、トランスミッションもATとMTが用意されるなど、その豊富なラインナップから自分に合った好みのグレードを選択することができます。
新車価格帯は約261~408万円と広い幅がありますが、おすすめのグレードはマツダならではのクリーンディーゼルエンジンを搭載した「XD」です。このパワーと環境性能を両立したエンジンをもつ「XD」の燃費はWLTCモードで19.4km/Lとなり、大きめの車体からは想像のつかない低燃費のモデルとなっています。
中古車市場での物件数も多くなってきたCX-5は、物件数が多いだけに価格もこなれておりSUV人気の中は比較的購入しやすいモデルです。参考にCX-5の中古車平均価格は250万円となっています。
車両スペック | CX-5 |
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全長 | 4545mm |
全幅 | 1840mm |
全高 | 1690mm |
最小回転半径 | 5.5m |
車両重量 | 1520~1670kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン、2500cc/ガソリン、2200cc/軽油 |
最高出力 | 156ps、188ps、190ps、230ps |
最大トルク | 190N・m(20.3kg・m)/4000rpm、225N・m(25.7kg・m)/4000rpm、250N・m(25.5kg・m)/4000rpm、420N・m(42.8kg・m)/2000rpm、450N・m(45.9kg・m)/2000rpm |
13位 日産「エクストレイル」
日産「エクストレイル」はアクティブな印象と使い勝手の良いインテリアによって、歴代を通して国内のSUVブームを牽引してきたクルマです。3代目となる現行モデルもオフロード走行を難なくこなす余裕の走行性能を備えており、それでいながら都市の風景にもマッチする洗練されたエクステリアデザインを両立する、人気のミドルサイズSUVです。
そんなエクストレイルでおすすめしたいグレードは、7人乗りが可能になる3列シートモデルの「20Xi」です。いざという時に大活躍する3列目シートを持つ「20Xi」の新車価格は約323万円となっています。エクストレイルの燃費はWLTCモードでガソリンエンジンが12.8km/L~、ハイブリッドエンジンが15.0km/Lとなっています。
歴代含めたエクストレイルのは中古車物件数はそれなりにありますが、新旧モデルで大きくデザインテイストや使い勝手が違うので、中古車を購入する際はそのあたりに気を付けて探すと良いでしょう。エクストレイルの中古車平均価格は180万円となっています。
車両スペック | エクストレイル |
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全長 | 4690~4710mm |
全幅 | 1820~1830mm |
全高 | 1730~1745mm |
最小回転半径 | 5.6m |
車両重量 | 1510~1680kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン |
最高出力 | 147ps |
最大トルク | 207N・m(21.1kg・m)/4400rpm |
14位 日産「キックス」
日産の都市型コンパクトSUV「キックス」は、2020年にニューモデルとして登場したまだ新しいSUVです。ボディサイズとしてはコンパクトSUVに分類されますが、全長が4290mmと長めの設計となるため快適な居住空間を実現しています。特に後部座席及びラゲッジルームの広さには定評があります。
そしてキックスの最大の特徴が日産自慢の動力機構「e-POWER」です。エンジンは発電のみ担当し車輪の駆動は全てモーターが行うe-POWERは、電気自動車の持つ滑らかで力強い加速とガソリンエンジン車の使い勝手を両立した、日産が現在推奨しているハイブリッドシステムです。これによりWLTCモードで21.6km/Lの低燃費と優れた動力性能を備え、快適なドライビングが可能となっています。そんなキックスの新車価格は約275万円~です。
キックスは登場したばかりなので、中古車市場にはまだ物件数は多くありません。また過去に日産が販売していたSUVタイプの軽自動車にも同名の「キックス」が存在するので、中古車を探す際はクルマを間違えないようにしましょう。キックスの中古車平均価格は290万円となっています。
車両スペック | キックス |
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全長 | 4290mm |
全幅 | 1760mm |
全高 | 1610mm |
最小回転半径 | 5.1m |
車両重量 | 1350kg |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1200cc/ガソリン |
最高出力 | 95ps |
最大トルク | 103N・m(10.5kg・m)/5200rpm |
15位 スズキ「クロスビー」
スズキ「クロスビー」は、こだわりのデザインを持ちながらコストパフォーマンスに優れたコンパクトSUVです。また、クロスビーはスズキで人気のSUVタイプの軽自動車「ハスラー」のデザインテイストをコンパクトカーの車格で再現した意欲的なモデルで、それゆえ直接的な競合と言えるライバルの少ない個性派のクルマです。
そんなクロスビーは取り回しに非常に優れた小さな車体でありながら、全高を高めに設計することで外観からは想像できない広い室内とラゲッジルームを確保しました。
クロスビーには高トルク・高出力な1.5リッター直噴ターボ「ブースタージェット」エンジンが搭載され、SUVらしいスポーティーな走りを堪能できます。さらに軽量なボディもあいまって燃費にも優れ、2WD車で18.2km/L、4WD車で17.0km/Lを発揮します。そんなクロスビーの新車価格は約206万円~となっています。
登場から3年が経過するクロスビー。中古車市場も4桁台まで物件数が出てきました。その愛らしいデザインから男女を問わず人気が高いクロスビーなので、良い物件に出会ったら購入をおすすめします。クロスビーの中古車平均価格は170万円となっています。
車両スペック | クロスビー |
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全長 | 3760mm |
全幅 | 1670mm |
全高 | 1705mm |
最小回転半径 | 4.7m |
車両重量 | 960~1000kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1000cc/ガソリン |
最高出力 | 99ps |
最大トルク | 150N・m(15.3kg・m)/4000rpm |
輸入車SUVランキング!
1位 フォルクスワーゲン「Tクロス」
フォルクスワーゲンのSUVラインナップ中、もっともコンパクトなSUVが2020年に登場した「Tクロス」です。Tクロスは日本環境にマッチしているサイズ感のSUVのひとつです。
エンジンは1リッター、ダウンサイジングターボエンジン。優れた燃費とパワフルさを両立させています。新車価格は約303万円~、人気グレードのTSI 1st Plus デザインパッケージとなっています。
登場から1年が経過するTクロス。輸入車モデルの中古車市場は、登場1年ほどでは物件数が充実していません。となると、中古車価格もまだ高価なモデルです。Tクロスの中古車平均価格は290万円となっています。
車両スペック | Tクロス |
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全長 | 4115mm |
全幅 | 1760mm |
全高 | 1580mm |
最小回転半径 | 5.1m |
車両重量 | 1270㎏ |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1000cc/ガソリン |
最高出力 | 116ps |
最大トルク | 200N・m(20.4kg・m)/3500rpm |
2位 ボルボ「XC60」
2017年に登場した2代目「XC60」は、ロングノーズ・ショートオーバーハングの伸びやかなデザインが特徴のミドルサイズSUVです。
全グレードに4WDシステムを搭載、さらに3つのハイブリッドシステムから選択が可能で、新車価格は約639万円~となります。燃費は「Recharge Plug-in hybrid T8 AWD」で12.6km/L、パワフルな走りと高い環境性能を実現しています。
現行モデルは登場から約3年が経過するXC60。中古車モデルでも、まだまだ新車価格に近い物件も多数あります。XC60の中古車平均価格は530万円となっています。
車両スペック | XC60 |
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全長 | 4690mm |
全幅 | 1900~1915mm |
全高 | 1660mm |
最小回転半径 | 5.7m |
車両重量 | 1890~2160kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン |
最高出力 | 250ps、300ps、318ps |
最大トルク | 350N・m(35.7kg・m)/4800rpm、420N・m(42.8kg・m)/4800rpm、400N・m(40.8kg・m)/5400rpm |
3位 ボルボ「XC40」
2018年に販売開始されたのが、ボルボのSUVラインナップ中で最小モデルとなる「XC40」です。ボルボSUV最小とはいえ、そのボディサイズは国内ではミドルサイズSUVに該当します。
内・外装はスポーティーな配色とデザインで若者層向けの造りと言えます。燃費は2リッターエンジンで12.7km/L、プラグイン・ハイブリッドで14.0km/Lです。人気グレードは「T5 AWD インスクリプション」。高品質な豪華装備が魅力的です。
登場から約2年が経過するXC40。SUV人気もけん引して中古車市場には、まだまだ物件数が少ない状態です。XC40の中古車平均価格は480万円となっています。
車両スペック | XC40 |
---|---|
全長 | 4425mm |
全幅 | 1875mm |
全高 | 1660mm |
最小回転半径 | 5.7m |
車両重量 | 1670~1810kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1500cc/ガソリン、2000cc/ガソリン |
最高出力 | 180ps、197ps、250ps |
最大トルク | 265N・m(27.0kg・m)/3000rpm、300N・m(30.6kg・m)/4200rpm、350N・m(35.7kg・m)/4800rpm |
4位 フォルクスワーゲン「Tロック」
「Tロック」は2020年にリリースされた新型コンパクトSUVです。Tクロスよりも少し大きめのボディサイズ感と、クーペスタイルが印象的なモデルです。
日本仕様車は2リッターディーゼルエンジンのみですが、使い勝手の良いパワースペックに加えて、WLTCモードで18.6km/Lの優れた燃費を発揮します。
Tロックには4グレードがラインナップ。パワートレインに差はなく、オプションの違いのみ。新車価格は約384万円~です。
今年登場ばかりのTロック。中古市場の物件数はごく少数です。そのため中古車であっても高値での購入になります。Tロックの中古車平均価格は390万円となっています。
車両スペック | Tロック |
---|---|
全長 | 4240~4250mm |
全幅 | 1825mm |
全高 | 1590mm |
最小回転半径 | 5.0m |
車両重量 | 1430kg |
駆動方式 | FF |
排気量 | 2000cc/軽油 |
最高出力 | 150ps |
最大トルク | 340N・m(34.7kg・m)/3000rpm |
5位 メルセデス・ベンツ「GLBクラス」
メルセデス・ベンツ「GLBクラス」は新たなSUVのトレンドとなる「7人乗り・3列シート」を備えていることが特徴です。国産ミドルサイズSUVに並ぶサイズ感は、日本の道路環境にもストレス無くフィットします。
新車価格はガソリンエンジンモデル「GLB 250 4MATIC Sports」が約696万円~、ディーゼルエンジンエンジンモデル「200d」が約512万円~です。燃費はガソリンエンジンが12.0km/L、ディーゼルエンジンが17.5km/Lと優れた環境性能を発揮します。
登場から4ヶ月となるGLBクラス。もちろん中古市場の物件数はほんのわずかです。物件によっては新車購入価格とほぼ変わらないモデルもあります。GLBクラスの中古車平均価格は660万円となっています。
車両スペック | GLBクラス |
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全長 | 4640~4650mm |
全幅 | 1835~1845mm |
全高 | 1700mm |
最小回転半径 | 5.5m |
車両重量 | 1740~1760kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 2000cc/軽油、2000cc/ガソリン |
最高出力 | 150ps、224ps |
最大トルク | 320N・m(32.6kg・m)/3200rpm、350N・m(35.7kg・m)/4000rpm |
6位 メルセデス・ベンツ「GLCクラス」
ステーションワゴンのような使いやすさが備わったスタイリングが「GLCクラス」の特徴です。メルセデス・ベンツ「Cクラス」に通じるミドルサイズSUVで、新車価格約700万円~です。
2016年に販売開始、2019年にはマイナーチェンジが実施され、ディーゼルエンジンエンジン仕様「220d」が追加されています。燃費は「220d」は15.1km/L、最上位グレード「Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+」が7.7km/Lとなっています。
メルセデス・ベンツSUVモデルの中でも人気の高いGLCクラス。SUVモデルとクーペモデルが存在しています。旧モデルも存在するので、中古車価格は手頃なモデルも存在します。GLCクラスの中古車平均価格は450万円となっています。
車両スペック | GLCクラス |
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全長 | 4665~4675mm |
全幅 | 1890~1930mm |
全高 | 1625~16445mm |
最小回転半径 | 5.6~5.9m |
車両重量 | 1830~2080kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン、2000cc/軽油、3000cc/ガソリン、4000cc/ガソリン |
最高出力 | 194ps、258ps、390ps、476ps、510ps |
最大トルク | 370N・m(37.7kg・m)/4000rpm、400N・m(40.8kg・m)/2800rpm、520N・m(53.0kg・m)/5000rpm、650N・m(66.3kg・m)/4500rpm、700N・m(71.4kg・m)/4500rpm |
7位 ミニ「ミニクロスオーバー」
2011年にデビューしたミニ「ミニクロスオーバー」。2代目の現行モデルは2020年に大幅なマイナーチェンジを実施し、エクステリアデザインや前後ランプのLED化などの変更が施されました。
新車価格はディーゼルエンジンの「COOPER D」が約430万円~、プラグイン・ハイブリッドの「COOPER S E ALL4」が約510万円~です。燃費は「COOPER D」が最も優秀でWLTCモードで16.9km/Lとなっています。
本格派クロスカントリーモデルのラングラー。新旧を問わず高い人気を誇っているモデルなので、中古車価格も高値となります。ラングラーの中古車平均価格は580万円となっています。
車両スペック | ミニクロスオーバー |
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全長 | 4315mm |
全幅 | 1820mm |
全高 | 1595mm |
最小回転半径 | 5.4m |
車両重量 | 1600~1770kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1500cc/ガソリン、2000cc/軽油 |
最高出力 | 136ps、150ps、190ps |
最大トルク | 220N・m/4300rpm、350N・m/2500rpm、400N・m/2500rpm |
8位 ジープ「レネゲード」
コンパクトなボディにJeep伝統の7スロットグリルを配した本格SUVスタイルとなる「レネゲード」は、男性ユーザーのみならず女性ユーザーからも支持を集めています。
全幅1800mmのワイドボディですが、ボディ全体で見ると非常にコンパクトなサイズ感で取り回しは非常に良好です。人気グレードは「Longitude」。15.5km/Lの低燃費となります。新車価格は約305万円~と優れたコストパフォーマンスモデルです。
街乗りにも適したサイズのミニクロスオーバー。中古車市場の部件数も4桁に近づいてきました。とは言えミニというブランド人気にけん引され価格は高めとなります。ミニクロスオーバーの中古車平均価格は360万円となっています。
車両スペック | レネゲード |
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全長 | 4255mm |
全幅 | 1805mm |
全高 | 1695~1724mm |
最小回転半径 | 5.5m |
車両重量 | 1410~1860kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1400cc/ガソリン |
最高出力 | 131ps、151ps、179ps |
最大トルク | 270N・m(27.5kg・m)/1850rpm |
9位 メルセデス・ベンツ「GLAクラス」
メルセデス・ベンツ「GLAクラス」は、2014年に登場、2020年にフルモデルチェンジを実施したメルセデス・ベンツのクーペスタイルSUVです。
サイズ感はトヨタ RAV4よりも全体的に小さく、輸入車ミドルサイズSUVのなかでも小型で取り回しに優れたモデルです。ベースグレードの「GLA 200 d 4MATIC」は新車価格が約502万円~、燃費が16.5km/Lとなっています。
新型モデルが登場したGLAクラス。旧モデルも存在するので、物件数はそれなりにありますが、新旧ではモデルのテイストが違っています。使い方など用途によって合ったモデルを見つけましょう。GLAクラスの中古車平均価格は630万円となっています。
車両スペック | GLAクラス |
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全長 | 4415mm |
全幅 | 1835mm |
全高 | 1620mm |
最小回転半径 | 5.3m |
車両重量 | 1710kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 2000cc/軽油 |
最高出力 | 150ps |
最大トルク | 320N・m(32.6kg・m)/3200rpm |
10位 ジープ「ラングラー」
ジープ「ラングラー」は1987年販売開始され、現行モデルで4代目となる本格クロスカントリータイプのSUVとなります。都市型・クロスオーバーSUVとは一線を画した正統派クロスカントリーモデルであり、本格アウトドア志向の高いユーザーの評価を集めています。
グレードは限定車含めると選択肢が多く、実質ベースモデルの「UNLIMITED SPORT」で新車価格は約520万円~からラインナップされています。燃費は2リッターエンジンが11.5km/L、3.6リッターエンジンが9.2km/Lとなります。
本格派クロスカントリーモデルのラングラー。新旧を問わず高い人気を誇っているモデルなので、中古車価格も高値となります。ラングラーの中古車平均価格は580万円となっています。
車両スペック | ラングラー |
---|---|
全長 | 4320~4870mm |
全幅 | 1895mm |
全高 | 1825~1850mm |
最小回転半径 | 5.3~6.2m |
車両重量 | 1830~2050kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン、3600cc/ガソリン |
最高出力 | 272ps、284ps |
最大トルク | 347N・m(35.4kg・m)/4100rpm、400N・m(40.8kg・m)/3000rpm |
11位 メルセデス・ベンツ「Gクラス」
世界中でも、特に日本での人気が高いメルセデス・ベンツ「Gクラス」。堅牢なスタイルと高級感が人気の秘訣と言われています。モデルチェンジのたびに最新技術が投入され究極のオフローダーとして進化続けています。
2018年のフルモデルチェンジでは、オン・オフロード問わず最高のパフォーマンスを発揮する高性能SUVとして正統進化を遂げました。燃費はディーゼルエンジン「G 350 d」が9.9km/L、ガソリンエンジン「G 550」が7.4km/Lで、新車価格は約1,237万円~となります。
新車購入でも納車まで2年待ちなどがあるGクラス。中古車モデルだからと言って、人気が低下するわけではないので高額での販売となっています。Gクラスの中古車平均価格は1600万円となっています。
車両スペック | Gクラス |
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全長 | 4660mm |
全幅 | 1930mm |
全高 | 1975mm |
最小回転半径 | 6.3m |
車両重量 | 2450~2460kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 3000cc/軽油、4000cc/ガソリン |
最高出力 | 286ps、422ps |
最大トルク | 600N・m(61.2kg・m)/3200rpm、610N・m(62.2kg・m)/4750rpm |
12位 アウディ「Q2」
アウディ「Q2」はアウディのラインナップの中でもコストパフォーマンスに優れたコンパクトSUVです。若いユーザーをメインターゲットとしながらも、アウディの伝統と高級感が漂うモデルに仕上がっています。
全モデルで環境に配慮したダウンサイジングターボエンジンが採用され、燃費は1リッターモデルで19.8km/L、1.4リッターモデルで17.9km/Lです。新車価格はベースグレードの「3.0 TFSI」で約312万円~ラインナップされています。
スタイリッシュSUVのQ2。新型モデルとあって、中古車市場にもまだ出回っている数は少なめです。その分価格も高い値付けになっています。Q2の中古車平均価格は300万円となっています。
車両スペック | Q2 |
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全長 | 4200mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1500~1530mm |
最小回転半径 | 5.1m |
車両重量 | 1310~1460kg |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1000cc/ガソリン、1400cc/ガソリン、2000cc/軽油 |
最高出力 | 116ps、150ps |
最大トルク | 200N・m(20.4kg・m)/3500rpm、250N・m(25.5kg・m)/3500rpm、340N・m(34.7kg・m)/3000rpm |
13位 BMW「X1」
BMW「X1」は現行が2代目モデルとなります。都市型SUVとして日本の道路環境に最適なボディサイズで人気が高いクルマです。さらにモデルチェンジした2代目はFRからFFへと駆動方式を変更し、これにより室内空間がさらに広くなり、BMWラインナップ中でも使いやすさを特に意識したモデルへと進化しました。
X1には豊富にグレードがラインナップされており、ベースグレード「sDrive 18i」は新車価格が約440万円~、燃費はWLTCモードで13.0km/Lとなります。
モデルとしては2代目となるX1。見た目の大きな違いはありませんが、新型モデルで駆動方式が違います。使い勝手なども変わってくるので中古車購入時は注意しましょう。X1の中古車平均価格は330万円となっています。
車両スペック | X1 |
---|---|
全長 | 4455mm |
全幅 | 1820mm |
全高 | 1600~1610mm |
最小回転半径 | 5.4m |
車両重量 | 1520~1680kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1500cc/ガソリン、2000cc/軽油、2000cc/ガソリン |
最高出力 | 140ps、150ps、192ps |
最大トルク | 220N・m(22.4kg・m)/4200rpm、280N・m(28.6kg・m)/4600rpm、350N・m(35.7kg・m)/2500rpm |
14位 フォルクスワーゲン「ティグアン」
2008年に販売開始、2016年にフルモデルチェンジを実施して2代目となるフォルクスワーゲン「ティグアン」は、「ロー&ワイドボディ」が前面に押し出されたデザインが特徴的です。フォルクスワーゲンらしい質実剛健な造り込み&高級感、そして広々として使いやすい室内空間がポイントの1台です。
ベースグレードの「TDI 4MOTION Comfortline」は新車価格が約456万円~、燃費はJC08モードで17.2km/Lとなります。
いまだに根強い人気のティグアン。旧モデルであれば数十万で手に入れることも可能です。中古車市場もそれなりの物件数となってきました。ティグアンの中古車平均価格は340万円となっています。
車両スペック | ティグアン |
---|---|
全長 | 4500mm |
全幅 | 1840~1860mm |
全高 | 1675mm |
最小回転半径 | 5.4m |
車両重量 | 1540~1730kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1400cc/ガソリン、2000cc/軽油 |
最高出力 | 150ps |
最大トルク | 250N・m(25.5kg・m)/3500rpm、340N・m(34.7kg・m)/3000rpm |
15位 BMW「X3」
2004年に販売開始、2020年にフルモデルチェンジして3代目となった現行のBMW「X3」は、4WD優れた走行性能が高い評価を得ているモデルです。先にご紹介した「X1」とは異なりBMW伝統とも言えるFRレイアウトを採用、クルマと一体感を味わうドライビングが可能です。
ベースグレード「xDrive 20i」は2リッター、ガソリンエンジンを搭載して燃費がWLTCモードで11.5km/L、新車価格は約675万円となります。
SUV人気を気付き上げたX3。見た目の違いがそれほどないので、中古車市場でも高い人気を保持しています。X3の中古車平均価格は540万円となっています。
車両スペック | X3 |
---|---|
全長 | 4720~4725mm |
全幅 | 1890~1895mm |
全高 | 1675mm |
最小回転半径 | 5.7m |
車両重量 | 1830~2060kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 2000cc/ガソリン、2000cc/軽油、3000cc/ガソリン、3000cc/軽油 |
最高出力 | 184ps、190ps、387ps、326ps |
最大トルク | 300N・m(30.6kg・m)/4000rpm、400N・m(40.8kg・m)/2500rpm、300N・m(30.6kg・m)/4000rpm、500N・m(50.9kg・m)/5000rpm、680N・m(69.3kg・m)/4400rpm |
国産自動車メーカーごとの人気SUV車種ランキング!
SUV人気ランキングの中から、国産自動車メーカーごとの人気車種をまとめてご紹介します。
トヨタ自動車
【1位】ヤリスクロス
【2位】ライズ
【3位】ハリアー
【4位】RAV4
【5位】C-HR
【6位】ランドクルーザー
レクサス
【1位】UX
【2位】NX
【3位】RX
【4位】LX
日産自動車
【1位】エクストレイル
【2位】キックス
本田技研工業株式会社(ホンダ)
【1位】ヴェゼル
【2位】CR-V
マツダ株式会社
【1位】CX-30
【2位】CX-5
【3位】CX-8
【4位】CX-3
【5位】MX-30
株式会社SUBARU(スバル)
【1位】フォレスター
【2位】SUBARU XV
三菱自動車
【1位】エクリプスクロス
【2位】アウトランダー
スズキ株式会社
【1位】ジムニー/ジムニーシエラ
【2位】クロスビー
ダイハツ工業株式会社
【1位】ロッキー
ランキング総括!売れてるSUVから読み取るSUVのトレンドと購入ポイント!
2020年最新SUVトレンドとは?
ランキングの上位に「ヤリスクロス」や「Tクロス」などが位置することから、現在のSUV主流・売れ筋が「コンパクトSUV」であることが分かります。SUVは走破性が良いとは言え、全幅1950mm以上のフルサイズSUVは日本の都市圏におけるライフスタイルや道路事情において最適なサイズ感とは言い切れません。
そのため「使い勝手が良い」「燃費が良い」「小回りが利く」といった日本のカーライフスタイルや道路事情に適したコンパクトSUVが、現在の人気の主流となっているのです。
さらに、上位にランクインした「ジムニー」「RAV4」「XC60」といったモデルには、使いやすいサイズ感に加え、本格的なオフロード走行性能をにも適しているといった共通点があります。
これらのモデルはアウトドアブームの昨今、オフロード走行に対する信頼感もさることながら、アクティブなライフスタイルの相棒としての役割を果たしています。
ファミリカーに代わる選択肢として都市型SUVの需要が続く一方で、アウトドアブームに後押しされる形で本格的SUVは年々その存在感を増しています。
SUV購入のポイント
SUVモデルを購入する際「使用用途」を明確化させ、用途に適した「サイズ」の車選びをすることがポイントになります。街乗りがメインであれば「取り回しの良さ」や「乗り心地」を重視したコンパクトSUVとなり、アウトドア・レジャーにも使う場合は「ラゲッジルーム容量」や「走行性能」に優れたミドルサイズSUVが最適な選択になると言えるでしょう。
そして、候補のSUVが定まってきたら販売店で必ず試乗を行うようにしましょう。当然ですが足回りの硬さやシートポジションなどの「乗り心地」の要素は、実際に実車を試乗しなければ判別できません。さらに一般的には普通車よりもボディサイズが大きい、とりわけ車高が高いSUVにおいては乗り降りのしやすさや運転席からの死角を確認するためにも念入りな試乗が必要です。
そして都市部で購入する方は、駐車場事情なども考慮しなければいけません。ミドルサイズ以上のSUVモデルとなると車幅や車高などが既存の駐車場にマッチするかなども確認が必要です。人気が高いが故に購入を急ぎたくなる気持ちもありますが、自身の使用用途や駐車場事情などしっかりと把握しておくことを忘れないようにしましょう。
使用用途に限定されず、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応してくれるSUVは幅広いユーザーに支持されています。今回ご紹介したランキングに登場したモデルだけ見ても様々な個性を持ったSUVばかりです。もちろんランキング外にも優れた性能のSUVが数多く存在しています。数多くの選択肢があるSUV、ぜひ自身のライフスタイルに最適な一台を探してみてください。