誰でも楽しめるタイムアタック! もてぎチャレンジグランプリは楽しいぞ! [PR]

2018年6月16日(土)にツインリンクもてぎで開催された第1回もてぎチャレンジグランプリ。このイベントはツインリンクもてぎが主催した初めて開催されるタイムアタックイベントです。

ナンバー付きの自家用車で思う存分楽しめるサーキットタイムアタック

 2018年6月16日(土)にツインリンクもてぎで開催された第1回もてぎチャレンジグランプリ。このイベントはツインリンクもてぎが主催した初めて開催されるタイムアタックイベントです。

第1回もてぎチャレンジグランプリの様子

 タイムアタックイベントといってもハードルが高いものではなく、初心者から上級者まで誰もが楽しめるように工夫されたイベントとして開催されるもので、参加者の運転スキルや参加車両の速さによってクラス分けが行われ、そのクラスの中でラップタイムを計測しようというイベントです。

 グランプリと名づけるだけあって、クラスごとの上位者には商品も用意されますが、それよりも公道では出せないスピードをサーキットで楽しむ、といった意味合いが強いイベントとなっています。

手取り足取り教えてくれるゲスト講師がスゴイ!

 このイベントの面白いところは、講師として現役のSUPER GTドライバーがゲストとしてやってきて、本当に親身に教えてくれるところ。今回のゲストは今年度のSUPER GT開幕戦でポールtoウィンで完全優勝を果たした塚越広大選手です。

第1回もてぎチャレンジグランプリの様子

 座学で攻略ポイントを教えてくれるなどはよくあるドライビングレッスンの内容ですが、このもてぎチャレンジグランプリはさすがサーキット主催と思わせる内容が盛り沢山。その中でも一番すごいのがマイクロバスによるサーキットツアーです。

 これは参加者とゲスト講師が1台のマイクロバスに乗り込み、実際にコースを走りながらコース攻略を解説してくれるのですが、ここはインに寄らずにコースの中央を走るとか、ここの縁石は段差が大きいので踏まないように、などの解説時にその通りにマイクロバスが走ってくれるのです。これは本当にサーキット走行のイメージがつかみやすいです。

 また、時間が限られているので参加者全員は無理なのですが、抽選で6組がゲスト講師の助手席で前回走行を体験できるのもポイント。それも3周! 助手席での走行を体験した方のお話では「目からウロコです。僕らよりもコーナーリングスピードが高いのでストレートの伸びも全然違う。そしてブレーキングからのコーナーリングは進入が全然速いのに全然怖くないんです」と興奮気味に話してくれました。

雰囲気も盛り上がり楽しく走るタイムアタック

 実際にタイムアタックを行うときも、もてぎサーキットエンジェルの方がタイムボードを掲出してくれるなど、雰囲気も盛り上げてくれます。参加車両も国産の4WDターボやロードスター、トヨタ86などのガチ勢もいますが、明確なクラス分けのおかげで初心者や排気量の小さい車のクラスもあるので、VWビートルやアウディなどの外車も目立ちます。そして25分の走行が2回と、本当にたっぷり走ることが出来るのです。

第1回もてぎチャレンジグランプリの様子

 VWビートルで参加された方に話をうかがうと、「20年以上前は筑波とかで走っていたけれど、仕事が忙しくなってやめていたところ、友人に誘われてVWビートルで参加しました。私は定年退職してますが、年齢に関係なくレベルに合わせて走らせてもらえるところが楽しいですね」とのことでした。

 筆者(松永和浩)も、塚越広大選手が体験走行に使用したクルマで走らせてもらうことにしました。とりあえずタイムのことは置いておいて、このもてぎチャレンジグランプリの参加者のマナーのよさにビックリしました。

 筆者より明らかに速いクルマでも無理な追い越しはせずに安全なところで追い抜いてくれます。そのときも変なあおりなど一切せずに、パッシングライト一発だけ。筆者を追い抜いたドライバー全ての方がそうなのです。遅くても安心してタイムアタックを楽しめる理由のひとつです。

 他のサーキットなどで行われる同種のイベントと違って雰囲気が和んでいるのが特徴のもてぎチャレンジグランプリ。第2回は12月に開催予定とのこと。参加するにはツインリンクもてぎのサーキット会員になる必要がありますが、当日入会も出来るので本当の意味で誰でも楽しめるイベントと言えるでしょう。

【了】

これは楽しい♪「第1回もてぎチャレンジグランプリ」の様子を写真で見る(21枚)

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