初心者でも楽しめる! 三菱の恒例イベント「スターキャンプ」の老若男女を虜にする魅力とは【PR】
初の試み「パジェロ オーナーミーティング」とは
今回、初の催しとなる「パジェロ オーナーミーティング」は、富士山麓にあるオフロードコースを会場として2019年5月25日から26日に開催。参加資格はパジェロオーナーに限られますが、初代から4代目まで36台のパジェロと104名が参加しました。
会場には、かつてパジェロを駆ってダカール・ラリーで2度の総合優勝を果たしている増岡浩選手が駆け付けたほか、同ラリーで1985年にはじめて総合優勝した車両や2002年に増岡選手の運転で優勝を飾った車両(いずれも実車)を展示。
パジェロをこよなく愛するファンに喜んでもらおうという意気込みが伝わってきました。
「パジェロ オーナーミーティング」は、パジェロの開発責任者を務める鴛海尚弥氏のあいさつをはじめ、ディープなパジェロ秘話まで話が及んだ増岡選手のトークショーがおこなわれたほか、「自走コース」と「同乗コース」にわかれてパジェロの性能を堪能するコンテンツも実施。
一般的にスポーツモデルのイベントならサーキットなど舗装路で限界性能を試すわけですが、オフロードコースを舞台に性能を味わうのがなんともパジェロらしいところです。
「自走コース」は、自分のクルマを運転して悪路走行を体験。誰でも危険なく走破できる一方で、こんな場所も走れるのかと思うほどのセクションも用意された絶妙なコース設定でした。
オフロード初心者がいることにも配慮し、コースイン前には事前にコースを歩きながら運転方法もレクチャー。マニア限定ではなく、オーナーなら気軽に参加できるイベントを作ろうとしている運営側の工夫を感じます。
参加者は、自分でコースを歩いた体験も踏まえて、人間が歩くのも大変な道をパジェロなら楽々と走破することに改めて驚いたことでしょう。
増岡選手のパジェロに同乗する「同乗コース」は、高いオフロード性能を実感できるプログラム。増岡選手は、まるで自分の手足のようにパジェロを操り、激しいオフロード走行を披露。パジェロの悪路走破性の高さを、参加者はあらためて実感したようでした。
「パジェロ オーナーミーティング」の狙いについて三菱自動車の広報部は次のように話します。
「パジェロという三菱を代表するクルマに乗っていただいていることに対する感謝の気持ちです。そして、参加することでパジェロの魅力を再確認していただければと思います」
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現行型パジェロは、2019年8月をもって日本向けの生産が終了します。しかし、深い愛情を持つオーナーは少なくありません。参加したオーナーは、また復活することを楽しみにしたいという気持ちが強まったのではないでしょうか。
2019年シーズンのスターキャンプは、今回の朝霧高原に続き7月27日(土)から28日(日)の滋賀県マキノ高原キャンプ場(募集は6月10日まで)。9月7日(土)から8日(日)の宮城県吹上高原キャンプ場(6月24日から募集開始)の合計3回実施予定です。
三菱車ユーザー以外も参加でき、参加費は会場使用料も含めて1組当たり5000円とリーズナブルなのも「スターキャンプ」の魅力といえます。
【了】
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。