レクサス「LC500」と「LC500 Convertible」で京都-琵琶湖を巡る 京の都に溶け込む美しすぎるLCの魅力とは【PR】
2020年6月18日に一部改良が施されたレクサスの「LC500h/LC500」。さらに、7月15日には新たに「LC500 Convertible」が追加されました。
美しいクーペスタイルを備える「LC500」とルーフを開いても閉じていても美しいシルエットの「LC500 Convertible」の2台で、東京の都心を抜け古都・京都から比叡山、そして琵琶湖をドライブ。
2台の魅力をレーシングドライバー・木下隆之氏と巡る旅に出かけてみました。
美しさと走りの魅力を一致させたLCと開閉の動きも美しくデザインしたLC500 Convertible
デトロイトショーのステージで熱い視線を浴びるLCコンバーチブルを目にしたのが、恋の始まりだったように思う。
そのスタイルには一点の曇りもなく、ターンテーブルで舞う姿は無機質な道具という概念を超えて美しささえ漂っていた。
日本にも、世界を唸らせるコンバーチブルが誕生したという誇りに鼻が高かった。
そして思い描いたのは、日本の道を走る姿を目にしたいという思いだった。
とろけるようなバターの香りがするそのデザインは明らかに洋風であり、アメリカの街に似合っていた。
目の青いデザイナーの筆に描かれたのだろうとも想像した。だが、レクサスは日本のブランドである。
帰国子女だとはいえ、魂は日本にある。日本の街並みにそっと溶け込む姿を思い描いた。
だから今回、東京から京都を目指し、比叡山を駆け巡り、琵琶湖から彦根城を巡る旅にしたのは必然である。自然にそっちに足が向かったと言ったほうが相応しいかもしれない。
LCのデザインは美しい。まるでコンセプトカーがそのまま街を走り出したかのように近未来的であり、人の気持ちにそっと寄り添うのだ。
クーペが描く稜線は、5リッターV型8気筒ユニットを収めるボンネットから始まり、傾斜したフロントガラスで盛り上がり、低いルーフを辿ってリアエンドに導かれる。均整の取れたフォルムであり、どこにも破綻がない。
むしろ個人的に惹かれるのはドライバーの着座点さえも考え抜かれてデザインされたかのように見えることだ。
走らせればまごうかたなきスポーティカーらしく風を切り裂くのに、駐車されればオブジェのように美しい。それでもやはり、ドライバーが座ってこそ生えるデザインだからだ。
そしてさらに、LCコンバーチブルも見事に美しい。コンバーチブルの開発はクーペの開発段階から予定されていた。
つまり、クーペのルーフをカットし、対処療法キャンバストップを納めたのではなく、あらかじめコンバーチブルの姿を想像しながらクーペを開発したという。
だからルーフを収納しても見苦しい隆起や凹みはなく、整ったスタイルとなった。
クーペのCピラーに特徴的な“抜き”があるように、Cピラーを失ったコンバーチブルでさえ、本来そこにあるはずのCピラーの部分に、アイキャッチとなるエッジが盛り上がる。
舌に残る料理のように、深みのある出汁の香りと、ピリリと舌を刺激する個性が馴染む。
京都の古風な街並みを背景にしても埋没することなく映える。それでいて溶け込む。
修行寺がある比叡山には独特の緊張感が漂う。そんな森の中でも凛として佇むのは、やはりLCは日本の車だからだろう。国宝・彦根城の偉容を前にしてもたじろがない力強さがあった。