新型「エクストレイルAUTECH」は走りの性能が大幅アップ!進化した “価値ある一台”の魅力とは【PR】
“らしさ”を仕立てる。というキャッチフレーズのもと、さまざまな車種を展開している日産のカスタマイズブランド「AUTECH(オーテック)」。今回は、2020年1月に仕様変更をうけたエクストレイルAUTECHに試乗しました。いったいどのような部分が進化したのでしょうか。
AUTECHを選ぶ。それは「自分らしさ」を表現するということ
何ごとも「付加価値」が求められる時代。その思いに応えるクルマをメーカーも積極的にラインアップするようになってきました。
「AUTECH(オーテック)」はまさしくその代表的ブランドのひとつ。ご存知のとおり日産にはNISMOもあり、いずれもスポーティという点では共通しますが、AUTECHではプレミアムという点で趣を異にしており、多くのユーザーから支持されています。
「大人のプレミアム」を装うエクストレイル AUTECH
今回試乗するエクストレイルAUTECHもまぎれもなくその1台。
ベース車となるエクストレイルは、過去に3年連続で国内のSUV販売台数に置いてナンバーワンの座に輝いたこともある人気モデルであることは周知のとおりです。
そのエクストレイルは2020年1月に仕様向上を実施しましたが、デビュー1周年を迎えたエクストレイルAUTECHも同じタイミングで注目すべき進化を遂げたのです。
新型エクストレイル AUTECHにはSACHS社製ショックアブソーバーを採用
ポイントはズバリ足まわりの変更で、従来から採用していたエクストレイルで唯一の19インチタイヤは継続採用しつつ、SACHS社製ショックアブソーバーを含む専用サスペンションを新たに全車に装備したというから興味津々です。
開発にあたっては、海外向けのパーツも含め19インチタイヤとの相性を見つつ最適な組み合わせを探り、AUTECHらしい上質な走りを追求したそうです。
なお、今回試乗したガソリン車の4WDについてはスプリングが基準車から変更がなく、前後のスタビライザーを変更しています。ご参考までに、ハイブリッドモデルではフロントスプリングが変更されていますが、スタビライザーは基準車からの変更はありません。
ノーマルモデルとは一線を画す、しなやかで安定感のある走りを実現
エクストレイルにはたびたび乗る機会があるので、ノーマルモデルの走りはよく覚えているのですが、AUTECHは走り出した瞬間からクルマが軽くなった印象をうけます。
しかし、ただ軽くなっただけではなく、いかにも骨太そうなどっしり感もあります。SACHS社製ダンパーといえば過去に兄弟車にも採用されており非常に好印象でしたが、今回のエクストレイルAUTECHに乗ると、その感覚を思い出させてくれます。
引き締まっていながらもよく動くサスペンションは、コツコツしそうな路面でも巧くいなしてくれます。さらに接地感も増しており、ステアリング操作に対する動きもより正確になりました。
軽く感じたのは操舵に対する反応が良くなった事や、ロールが減って走りの一体感が増したことも効いているから。そして、どっしり感があるのはタイヤのおいしいところをしっかりと使えるようになったため、グリップが増したからです。
「これはなかなかの仕上がりだ!」とつくづく感心してしまいます。
高速巡行時のフラット感や接地感がアップし、長距離の移動がより快適に
スタンダードのエクストレイルには筆者(岡本幸一郎)もこれまで何度も乗って、あまり気になるところもなく快適で良いなと感じていたのですが、強いていえば足まわりの熟成が少し物足りないかなと思っていました。
おそらく、オーテックジャパンの開発陣も同じように感じていたのでしょう。
新しいエクストレイルAUTECHは高速巡行時のフラット感や接地感が非常に高く、過去にドライブしたどのエクストレイルとも別物の仕上がりです。
日産独自のシャシー制御も、より緻密に感じられるようになった
おかげでエクストレイルに搭載される、コーナーで4輪個別にブレーキを制御することでアンダーステアを抑える機能や、積極的にエンジンブレーキを付加してドライバーの操作負荷を軽減する機能、駆動力を緻密に制御して路面の凹凸を乗り越えた際のバネ上の揺れを抑える機能などといった独自のシャシー制御の効果が高まり、より的確に働いているようにも感じられました。
試乗した車両の「カスピアンブルー」はAUTECH専用のボディカラーであり、少々の小キズであれば自己復元するスクラッチシールドにも対応しています。
座った瞬間から上質に包まれる、AUTECH専用のインテリアは健在
エクステリアには専用ブルーのAUTECHエンブレムが、シートにはブルーの刺繍が施されています。湘南をイメージさせるこのブルーにはオーテックジャパンのデザインとクルマづくりへのこだわりが込められています。
さらに、ユーザーの好みに合わせてインテリアコーディネートが選択できるようにしたAUTECH独自の「プレミアム パーソナライゼーション プログラム」も継続設定されています。
「プレミアム パーソナライゼーション プログラム」も継続設定された
同プログラムでは、本革シートカラーをストーンホワイトおよびタンの2色から、ステアリングはさらにブラックを加えた3色から選べるほか、ステアリングステッチの縫製パターンも3種類から選ぶことができますし、オプションの運転席・助手席パワーシートも標準装備となります。
これまで培ってきた長年の経験の蓄積による匠の技を活用し、上質な素材を使って職人の手によりしつらえた、クラフトマンシップあふれるこだわりの1台に仕立てることができるわけです。
プロパイロットなどの先進安全装備も、仕様変更で性能がより向上
今回のエクストレイルの仕様向上では、さらなる先進安全装備の拡充が図られたのも朗報です。たとえば「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、ミリ波レーダーの採用により夜間時の性能が向上するなど、「プロパイロット」の性能も向上しています。
また、前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」が新たに全車標準装備とされました。
エクストレイル AUTECH、それは「付加価値」を実感する特別な一台
持ち前の“タフギア”としての価値にAUTECHならではの特別感が加わり、これまでにも増して走行性能や安全性が向上したエクストレイルAUTECHは、全身から高い「付加価値」を感じさせる、魅力あふれる1台です。
[Text::岡本幸一郎 Photo:和田清志]
>>「エクストレイルAUTECH」を詳しく知る!【AUTECH オフィシャルサイトへ】
日産 エクストレイル AUTECH i Package | |
ステアリング | 右 |
トランスミッション | エクストロニックCVT |
駆動方式 | 前輪駆動(2WD車)、4輪駆動(インテリジェント 4×4、4WD車) |
エンジン | 2リッター DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒 |
エンジン最高出力/最大トルク | 147PS(6000rpm)/207Nm(4400rpm) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
全長×全幅×全高(mm) | 4705×1830×1745(4WDの3列シートモデルは1740) |
ホイールベース(mm) | 2705 |
車両重量(kg) | 1520〜1620(駆動方式やシートの数により異なります) |
乗車定員(名) | 5または7 |
最小回転半径(m) | 5.6 |
タイヤサイズ(前/後) | 225/55R19 |
メーカー希望小売価格(消費税込) | 3,469,400円〜3,775,200円(駆動方式やシートの数により異なります) |