〈PR〉スポーツカーがスーパーマシンに!「NSX GT3」デビューへ

日本最高峰レースであるスーパーGTが岡山国際サーキットで開幕しました。4月7日(土)の予選を終え、今年から参戦したレーシングチーム「Modulo Drago CORSE」の話を聞いてみました。

道上選手は最高のムードメーカー!

 日本最高峰レースであるスーパーGTが岡山国際サーキットで開幕しました。4月7日(土)の予選を終え、GT300クラスに今年から参戦したレーシングチーム「Modulo Drago CORSE」の話を聞いてみました。

スーパーGT 開幕戦(岡山) 34号車「モデューロ NSX GT3」

 Modulo Drago CORSEは、「NSX GT3」を日本で初めて使いレースを行うレーシングチームです。

 Modulo Drago CORSEの道上選手はまず、今回のコンディションについて説明。フロントタイヤがなかなか暖まらない状況に対して、「自分たちが思っていた以上に、気温が上がらず厳しい状況でした」と話してくれました。

 そして予選のQ1を担当した大津選手は、「ベストを狙った周にタイヤが来なくて(発動しなくて)、ベストが出るタイミングがずれてしまいました。ここが合えばもっと上位に行けたと思いました。自分としても初めてのスーパーGTだったのですが、とても悔しいです」

 エンジンを車体中央にミドシップするNSX GT3は、リアのタイヤがまず先に暖まります。対してフロントタイヤは発熱が遅れる傾向が若干あるのですが、これが顕著だったというのです。

 しかし道上選手は、「大津はいまとても悔しい思いをしているとは思います。(雨が降ったことで)彼には公式練習走行でニュータイヤを経験させることができなかったですし、少し可愛そうだったとも思います。そして彼の走りはこれまでずっと見てきているので、今回Q1に起用したことが間違いだったとは、思っていません」と若手を労いました。

 今回、チームが狙ったのは、大津選手でQ1を突破し、エースである道上選手が上位を狙うという王道パターンでした。そしてチームがもし安全策を取るならば、確実にQ1を突破するために、エースを使うという手もあったのです。

 しかし道上選手は、これをにこやかに否定します。

「チームとしても、若いドライバーを育てたいという目標があるんです。いずれQ1を担当しなければならないのだとしたら、早いほうがいい。レースはこれで終わりではないので、明日挽回してくれれば良いと思っています。ボクも若い時代は、たくさんやらかしましたから」

 そう終始笑顔でインタビューに応じてくれた道上選手。同じNSX GT3を走らせるCARGUY RacingがQ1を突破していることもあり、ドライバーとしてこれが悔しくないはずはありません。

 しかしそれを含めてレースを楽しむ道上選手の姿勢が、チームの明るく前向きな雰囲気を作り上げています。かつてGT500で厳しい環境を戦い抜いたドライバーは、いま最高のムードメーカーになったのだと感じたインタビューでした。

【了】

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Writer: 山田弘樹(モータージャーナリスト)

自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。レース活動の経験を活かし、モータージャーナリストとして執筆中。並行してスーパーGTなどのレースレポートや、ドライビングスクールでの講師も行う。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。

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