パイオニアは2025年10月9日、カロッツェリアブランドから、カスタムフィットスピーカー“Fシリーズ”の新モデルやトヨタ車専用スピーカー、デジタルミラー型ドライブレコーダーなどを10月～12月にかけて発売すると発表しました。

　今回発表されたカスタムフィットスピーカー“Fシリーズ”は、17cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-F1750S」、16cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-F1650S」、10cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-F1050S」、17cmコアキシャル2ウェイスピーカー「TS-F1750」、16cmコアキシャル2ウェイスピーカー「TS-F1650」、10cmコアキシャル2ウェイスピーカー「TS-F1050」の計6ラインナップです。

　車室内で理想の音場を構築するカロッツェリアの「Open&Smooth」コンセプトを踏襲し、低域から超高域まで情報量豊かに表現するハイレゾ音源再生にも対応。臨場感のあるクリアでパワフルな音楽再生を実現するとしています。

　またトゥイーター部には、新開発の「2.9cmマイカ強化型抄紙（しょうし）ダイアフラム」を採用し、中域から超高域まで音像定位に優れた明瞭感のある音を再生するとのことです。

　また、同じく「2.9cmマイカ強化型抄紙ダイアフラム」を採用したチューンアップトゥイーター「TS-T450」も同時に発表されました。

　価格はいずれもオープンで、発売は2025年10月を予定しています。

　同じく10月発売予定のトヨタ車専用の9cm2ウェイスピーカー「TS-H100-TY」は、トヨタ車用の変換コネクターとネットワークを同梱（どうこん）しており、特殊な配線加工をすることなくさまざまなトヨタ車の純正ダッシュボードスピーカー位置へ取り付けられると言います。

　専用設計によるクリアな中高域再生と、音の指向性を調整する「ロータリー機構」、きめ細かな音まで届けるフランジ部のディフューザー形状などの採用により、車種ごとに最適な音場と臨場感のあるサウンドを実現するとのことです。

　なお「TS-H100-TY」は、ハイレゾ音源の再生にも対応。価格はオープンとなっています。