239万円から! ホンダ最小・最安級「“5人乗り”SUV」がスゴイ! “全長4.3m級”カクカクボディ&「めちゃ広ッ後席空間」採用! 安全機能も充実の最安モデル「WR-V Z」とは?
2025年3月に一部改良が実施されたホンダのコンパクトSUV「WR-V」は、SUVらしいエクステリアと手に入れやすい価格から、幅広い層のユーザーから高い評価を受けています。WR-Vのなかでも最も安価なグレード「Z」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
WR-Vの最安グレード「Z」の仕様とは?
ホンダは2025年3月6日に、コンパクトSUV「WR-V」のミドルグレード「Z」と上級グレード「Z+」を一部改良するとともに、ZとZ+のグレードに対して特別仕様車「BLACK STYLE」を設定することを発表しました。
なお、Z+とベースグレードの「X」は、2025年夏ごろに遅れて発売される予定です。
そんなWR-Vのなかで、2025年4月時点で最も安価なグレードとして設定されている「WR-V Z」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

WR-Vは2024年3月に登場した、コンパクトながらもクラストップレベルの荷室空間を備えた新型SUVです。
力強さを感じられるエクステリアや手ごろな価格であることが評価され、発売から約1ヶ月経った時点で約1万3000台の受注を獲得し、好調なスタートを切りました。
最近のモデルには珍しく、全てのグレードでハイブリッド車の設定がない点は、WR-Vの特徴の1つと言えるでしょう。
用意されているグレードは、ベースグレードのX、ミドルグレードのZ、上級グレードのZ+の3種類です。
加えて、ZとZ+にはそれぞれのグレードをベースとして、内外装にブラックカラーを取り入れた高級感のある特別仕様車「BLACK STYLE」が新たに設定されました。
なかでも、2025年4月時点で最も安価なグレードとして設定されているのが「WR-V Z」です。
ボディサイズは、全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mm、ホイールベースは2650mmと、上級グレードと変わらないサイズ感で、SUVならではの広々とした空間を確保。
エクステリアは、ユーザーからの高い評価を得られているポイントでもあります。
リアの重心を高くすることでスタイリッシュさを演出。
さらに、ボディ造形に一貫した厚みを持たせることで、SUVらしい力強くたくましいスタイルを実現しました。
そのほか、LEDフォグライトや17インチアルミホイールを標準装備しています。
ボディカラーは、オブシダンブルー・パールやクリスタルブラック・パールなどの全6色から選択が可能です。
インテリアは水平基調とし、座席からの見晴らしをよくすることで、前方車両との距離感をつかみやすい運転視界を実現しました。
本革巻ステアリングホイールや本革巻セレクトレバーを標準装備とすることで、ミドルグレードながらも上品な仕上がりに。
また、コンパクトでありながらも室内空間はゆったり感があり、特に後席では足が組めるほどのゆったり感を確保しています。
一部改良となるのは、インテリアのインパネ下部とリアドアの部分です。
それぞれの個所にソフトパッドを追加することによって、質感を向上させました。
安全装備として、「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」や「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」などの計12種類の運転支援機能を盛り込んだ「Honda SENSING」を全グレードに標準装備しています。
ただし、急アクセル抑制機能をアクティブにする場合は、ディーラーオプションで別途費用が必要となります。
パワートレインとして、1.5リッター直列4気筒DOHC i-VTECエンジンを採用することで、最高出力118PS、最大トルク14.5kgf・mを発揮します。
WLTCモードにおける燃費は、16.2km/Lです。また、駆動方式はFFのみとなっています。
インテリアに一部改良を加えたWR-V Zの価格(消費税込)は、239万8000円です。
特別仕様車「Z BLACK STYLE」や「Z+ BLACK STYLE」と比較すると、8万円から18万円ほど低い価格設定となっています。
209万円〜が売りだったので検討してましたが、実質値上げで他の車種でもよくなりました。残念です。