日産「新型“カクカク”SUV」まもなく登場! 全長4m級の“5人乗り”「コンパクトモデル」か!? 2025年登場!?な印国の「新型CSUV」とは
2025年3月26日、日産は、日産とインフィニティの両ブランドの新商品と新技術の投入計画を発表しました。なかでも世界で最も急成長しているインド市場で商品ラインナップの強化と輸出の拡大することをアナウンスし、今後2年間で、2つの革新的なモデルを投入すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
日産の新型カクカクSUV?
2025年3月26日、日産は、日産とインフィニティの両ブランドの新商品と新技術の投入計画を発表しました。
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なかでも世界で最も急成長しているインド市場で商品ラインナップの強化と輸出の拡大することをアナウンスし、今後2年間で、2つの革新的なモデルを投入すると発表しました。

その中で2025年度に投入されるひとつのモデルが、5人乗りのコンパクトスポーツユーティリティビークル(CSUV)。これは現地のチェンナイ工場で生産されるとされています。
このCSUVについては詳細なスペックなどの発表はなく、1枚のティザー画像のみが公開されたのみとなっていますが、そのスタイルはクーペスタイルではなく、やや角ばったSUVらしいシルエットとなっています。
またフロントマスクには同じタイミングで発表された次期型EV「リーフ」と同じ”フ“の字型の輪郭を持つヘッドライトが採用されていることが見てとれ、ボンネットは力強さを感じさせる左右が隆起したスタイルとなっているのも特徴です。
そしてルーフレールやオーバーフェンダータイプのフェンダーアーチモールなど、SUVらしい意匠が与えられていることも分かります。
この新型CSUV、2020年からインド仕様向けに投入され、同じくチェンナイ工場で生産されている「マグナイト」の新型モデルという可能性もありそうです。
マグナイトは1リッターエンジンを搭載するBセグメントに属するクロスオーバーSUVモデルとなっており、ボディサイズは全長3994mm×全幅1758mm×全高1572mmと現在日本で販売中の現行型キックスよりもコンパクトなもの。
日本への導入も幾度となくウワサされたモデルでしたが、残念ながら現時点では日本への導入は行われていません。
ただ同じくインドで生産され、近しいボディサイズを持つコンパクトSUVであるホンダ「WR-V」やスズキ「フロンクス」が日本へ導入されスマッシュヒットを記録していることを考えると、この新型CSUVは日本への導入される可能性もありそうです。
実際、今回の発表では現地で進める「One Car, One World」戦略に従い、インド国内の販売を強化し、さらに右ハンドルと左ハンドルの両仕様で世界への輸出を計画しているとしており、左ハンドル圏(インドは右ハンドル圏)への輸出もあるワールドワイドなモデルとなるようです。
現時点では詳細なスペックは明らかとなっていませんが、WR-Vやフロンクスに近しい価格で、日本でリリースされることがあれば、一躍人気車種となる可能性は高いと言えるのではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
ホンダに日産は自動車産業の空洞化を目指してる企業。残念でならないね