ホンダ新型「“コンパクト”SUV」発表! 斬新「ツルツル顔」&美麗なクーペボディがイイ! 全長4.4m級のパワフルモデル「e:N1」尼に登場
ホンダのインドネシア法人は2025年2月13日、「インドネシア国際モーターショー2025」で、フル電動の新型コンパクトSUV「e:N1」(イーエヌワン)を正式に発表しました。どのようなモデルなのでしょうか
つるつる顔の「“コンパクト”SUV」
ホンダのインドネシア法人は2025年2月13日、現地で開催された「インドネシア国際モーターショー2025」(IIMS、会期2月13日〜23日)で、フル電動の新型コンパクトSUV「e:N1」(イーエヌワン)を正式に発表しました。

e:N1は、ホンダが中国で2022年に起ち上げたEV(電気自動車)専用サブブランド「e:N」シリーズの第1弾「e:NS1」「e:NP1」のインドネシア仕様です。
ボディサイズは全長4380mm×全幅1790mm×全高1592mm、ホイールベース2610mm。
日本でも販売されているコンパクトSUV「ヴェゼル」(インドネシアでの車名は「HR-V」)のデザインをほぼ踏襲しており、フロントマスクをツルッとしたグリルレスにしているのがe:N1の特徴です。そのグリルレスのパネルを開くと充電口が現れます。ボディカラーはパールホワイトとブルーの2色を設定します。
コックピットは、運転席側に10.25インチディスプレイ、中央部に15.1インチディスプレイをレイアウトするとともに、ブルーのアンビエントライトで近未来的な雰囲気をつくり出しています。
装備は充実しており、先進運転支援システム「ホンダセンシング」やコネクティビティ機能「ホンダコネクト」など先進的な機能も数多く搭載します。
モーターは最高出力150kW(204PS)・最大トルク310Nmを発生。バッテリー容量は68.8kWhで、一充電当たりの航続距離は最大500km。3つの走行モード(スポーツ、ノーマル、エコ)から任意で選択できます。
今回の発表は、インドネシアにおけるEVエコシステム開発に向けた取り組みの一環だといいます。信頼性の高いEVを提供することに加えて、充電インフラやアフターサービスを通して「価値ある体験」を提供することの意志表明です。
同社の代表は発表会でe;N1に対し、次のようにコメントしました。
「ホンダにとって電動化は単なるトレンドではなく、信頼性の高い製品を通じてイノベーションを提供し続けるというコミットメントです」
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。





































